goo blog サービス終了のお知らせ 

野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

マリナーズ、黒田の代わりにシルバ獲得!(20日・シアトル)

2007-12-22 19:57:29 | Seattle Mairners
 黒田博樹(ロサンジェルス・ドジャース)獲得の大命題を果たせなかった、シアトル・マリナーズは方針転換して、FAのカルロス・シルヴァ(ミネソタ・ツインズ)獲得に成功! 次善の策としては「ベスト」の選択だったと思う。メジャーリーグでの実績という意味でなら、シルヴァの方が上なのだから、それほど悲観する必要はない。ひょっとしたら、シルバの方が化けて、黒田が苦しむ場合もある。

 これでルーキーのブランデン・モロウを回すのなら、5人の先発(スターター)は固まったことになる。モロウの後のセットアッパー(中継ぎ)を補充する必要はあるが。3年目のマーク・ロウの≪復活≫に期待したいところだが……
 後は22歳になる≪怪物≫フェリックス・ヘルナンデスの≪目覚め≫に期待するしかない、だろう。≪怪物≫さえ目覚めれば、シアトルは≪ペナント≫を獲れる。イチロー城島健司の活躍をポストシーズンの≪戦場≫で見られる。

「本拠地が大好き」 黒田逃したマリナーズ入団の右腕 (MAJOR.jp)

CMプレート『シアトルマリナーズ』アルミ製!お部屋やクルマのインテリアに・・・

マリナーズ、黒田獲りに失敗?(11日)

2007-12-12 19:15:50 | Seattle Mairners
 縁がなかった、と思うしかない。シアトル・マリナーズが、日本人FAの黒田博樹(広島東洋カープ)獲得に失敗! ロサンジェルス・ドジャースに攫われた。あの「LA」ブランド、「ドジャース」ブランドに勝てなかった、ということか? シアトルはこれで苦しい立場に追い込まれた。
 セス・グライシンガー(読売ジャイアンツ)を逃した、日本の阪神タイガースのケースに似ている。タイガース同様、来シーズンの投手陣の戦力補強は「nothing」で臨まなければならないかもしれない。

 ドジャースは昨シーズンオフ、FAで「ライヴァル」チーム=サンフランシスコ・ジャイアンツの「エース」ジェイソン・シュミットを≪強奪≫しながら、今シーズンは右肩を痛めて、1勝に終わった。その誤算が≪優勝≫を逃す決定的な要因となった。
 黒田はその≪穴埋め≫のための補強だろう。シュミットが額面通り働いていれば、ドジャースは黒田「獲得」戦線に名乗りを挙げることも無かっただろう。シュミット恨めし、シアトル……しかし昨シーズンオフ、シアトルもシュミット獲得に動いた。ことごとく、シアトルの戦略を阻むのは、ドジャース。

黒田ドジャース入り確定? マリナーズに欠けていたものとは (MAJOR.jp)

ドジャースと結婚した男―夫・アイク生原の生涯

イチロー「銀」スラッガー受賞!(9日)

2007-11-12 12:23:56 | Seattle Mairners
『シルヴァー・スラッガー』賞は、日本(プロ野球)の「ベストナイン」に該当するのだろうが、それにしても「あの」イチロー(シアトル・マリナーズ)が6年ぶり2度目の受賞とは! メジャーリーグのレヴェルの高さを感じさせられる。特にアメリカン・リーグの外野手(OF)部門は激戦区なのだろう。

イチロー、2度目のシルバースラッガー賞! (MAJOR.jp)

 特に2004年に「強打者」ヴラジミール・ゲレーロ(ロサンジェルス・エンジェルス)が、ナショナル・リーグ(モントリオール・エクスポズ)から移籍してきたことで、より激戦区になった。今シーズンは偶々、マニー・ラミレス(ボストン・レッドソックス)が若干、数字を落としたことが、イチローに幸いしたのだろう。これで(守備の)『ゴールド・グローヴ』賞(7年連続!)と合わせて「金」「銀」二冠!! 

イチロー7年連続ゴールドグラブ賞獲得! 城島選出ならず (MAJOR.jp)


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

黒田、カブスかマリナーズかロイヤルズか?

2007-11-09 21:58:24 | Seattle Mairners
 黒田博樹(広島東洋カープ)には是非、シアトル・マリナーズに来てもらって、手薄なスターター(先発陣)の穴埋めに協力してもらいたいが、しかし日本人選手「未踏の地(チーム)」のシカゴ・カブスやトレイ・ヒルマン「新」監督のカンザスシティー・ロイヤルズにも挑戦してもらいたい気持ちはある。

 ボストン・レッドソックスは、FAのベテラン(40歳)カート・シリングと“ナックル・ボーラー”(41歳)ティム・ウェイクフィールドの再契約が決まって、スターターの人数(5~6人)が決まったから、ボストンの可能性は(ほぼ完全に)無くなった。
 争奪戦に参戦すると見られるロサンジェルス・ドジャースという選択は、当たり前すぎて(正直)面白味に欠けるし、「あの」桑田真澄のピッツバーグ・パイレーツ復帰の「二の次」の選択肢として、ドジャース入りの≪夢≫がある。
 かつての野茂英雄(現カラカス・ライオンズ)や現クローザーの斎藤隆のイメージも強いだけに、ドジャースは避けてもらいたい(個人的希望)。黒田~斎藤隆の日本人リレーは「LA」の新たな名物になるかもしれないが……

 今シーズンもポストシーズンに進めなかったイチロー城島健司のシアトル。来シーズンこそは、ポストシーズンで彼等の活躍を見たいから、黒田に「力」を貸して欲しい。

 ジェフ・ウィーヴァー 7勝13敗、防御率(ERA)6.20
 ホラシオ・ラミレス 8勝7敗、防御率(ERA)7.16

 この二人が優勝を逃した≪元凶≫(のようなもの)。この二人の不調(乱調)に苦しめられてきた。ウィーヴァーの勝ち星と負け星が逆転し、ラミレスの防御率が「せめて」5点台だったなら、シアトルは優勝できていた。その僅かの「差」で敗れたから、その僅かに黒田の「力」が欲しい。あのシュートボールは、メジャーリーグで投げるピッチャーが少ないから、きっと成功するだろう。

黒田に2年越しラブコール? 「カブスが興味」と地元紙 (MAJOR.jp)


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

マリナーズ、最後の戦い(27日・セーフコ・フィールド)

2007-09-29 22:00:53 | Seattle Mairners
 シアトル・マリナーズ、最後の戦い……27日のクリーヴランド・インディアンス戦(セーフコ・フィールド)。2007年のレギュラーシーズンは残り3試合を残しているが、日本におけるテレビ中継は、これが最後(hi-visionは除く)。本来なら28日のテキサス・レンジャーズ戦が最後になるハズだったが、松坂大輔(ボストン・レッドソックス)先発試合と重なり、≪幻≫に……プレイオフ(ポストシーズン)進出への道も絶たれ、これが最後の試合。 

 初回にイチローが倒れたものの(見逃し三振)、3番ラウル・イバニェスが1,2塁間を割り、4番に座るホゼ・ギーエンが「東京マーケット情報」のL字の小さい画面の中で、右中間スタンドに(第23号)2ランホームランを放り込んで、先制! 
 来シーズンはオプション契約のギーエンだが、再契約は確実だろう。来シーズンこそ≪怨敵≫マイク・ソーシア(ロサンジェルス・エンジェルス監督)打倒! を果してもらいたい。できれば、4番ではなく、ギーエンが6番辺りに座るのが理想(の打線)なのだが。 

【2回表】に先発(スターター)の韓国人右腕・白嗟承が1点を失うが、【4回裏】2-OUTから、7番のルーキー(プロスペクト=有望株)ジェフ・クレメント(2005年ドラフト1巡目)がバットを折りながら、1,2塁間を破り、8番「意外性の男」ホゼ・ロペスがレフトスタンドにアーチを架けて(第10号)「4対1」突き放す! 

 クレメントの背番号は「9」。チームの期待の「大きさ」が窺える。元々はキャッチャーで2005年のオフに日本(福岡ソフトバンクホークス)から城島健司を獲得した際、何故クレメントを獲得したのに、城島を獲った? と地元メディアに批判された。城島はクレメントが成長するまでの「繋ぎ」とまで見られているが、果たして来シーズンはどういう起用になるか? 
 若い投手ばかりが育っていたシアトルだが、ようやくここにきて、背番号「10アダム・ジョーンズ(2003年ドラフト1巡目)に続いて、打者にも逸材が顕現しだした。2008年シーズンの切り札、鍵を握る男と言える。 

 先発の白は【6回表】まで投げ切って、1失点の好投。毎年、先発ローテーションに定着しそうになりながら、今シーズンもDL(故障者リスト)入りでチャンスをフイにしてしまった。白が先発に定着できていれば、シアトルのここまでの≪失速≫はなかっただろう。韓国人投手の運命が、その後のシアトルの命運も決した、と言える。
 シアトルはどうしても「あと一人」先発投手が欲しい。白が来シーズンこそチャンスをモノにするか、それとも……川上憲伸(中日ドラゴンズ)、黒田博樹(広島東洋カープ)? 

イチロー1安打、残り3試合で重い9厘差 城島は音なし (MAJOR.jp)


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

城島が打ち、イチローが還して、連勝!(13日・セーフコ・フィールド)

2007-09-14 21:44:02 | Seattle Mairners
 今日(現地13日)も先発(スターター)のジェフ・ウィーヴァー(防御率6.34)が試合を壊して、序盤で「0対5」。今日もシアトル・マリナーズ「いつもの」敗戦パターンだと思ったし、【5回裏】に1点を返しても、【6回表】に2点を追加され、「1対7」。せっかく前日(12日)「6対5」で(オークランド・アスレティックスに)サヨナラ(ウォークオフ)勝ちして、連敗を脱出したのに……しかし対戦相手は、タンパベイ・デヴィルレイズ、だった。 

 ピッチャーが弱いタンパベイ、ブルペン(リリーフ陣)が弱いタンパベイ。【7回裏】先頭のホゼ・ヴィドロが歩き、1-OUT後、8番ウィリー・ブルームクイストも歩いて、1-OUT_1,2塁。ここで前日<ウォークオフ>ヒットの9番ユニエスキー・ベタンコートがライト線にゆらりと落として、1点を返し、尚も1-OUT_2,3塁で【5回表】にレフト前タイムリーヒットを放っている1番イチローが三遊間をキレイに図った(測った)ように抜いて、「3対7」! さすがイチロー!! 

 そして【8回裏】3番ラウル・イバニェス、4番ホゼ・ギーエンが歩いて、これがタンパベイの投手(ブルペン)陣。5番ベン・ブロサードが(ピッチャーの足元!)センター前に弾き返して、0-OUT満塁! 6番ヴィドロの(セカンドゴロ)併殺の間に1点が入るが、2-OUT_3塁。ここで7番・城島健司が1,2塁間をゴロで抜いて、勝負強さを発揮! 「7対5」2点差! 
 代打の背番号「7」かつての<プロスペクト>(有望株)ジェレミ・リードがライト前に弾き返して繋いで、9番「HERO」ベタンコートがレフトフェンス直撃のダブル(2塁打)を放って、2者が還って「7対7」! 遂に同点!! そして“千両役者”イチローの登場だが、ここは定石通り敬遠されて、2番エイドリアン・ベルトレのバットに全てが懸けられたが、低目の難しい球を掬い上げて、レフト前に運んで「8対7」勝ち越し! 

【9回表】は≪守護神≫J.J.プッツが3人で締め括って、気合のプッツはキャッチャー(途中出場)ジェイミー・バークに思いっきり左のボディーブロー一発! バークは痛いはずだが、笑顔で「痛くない」。シアトルが連日の逆転勝ちで連勝! これで再び息を吹き返して、最後の追撃が始まるかもしれない。<ワイルドカード>争い、ニューヨーク・ヤンキースとの差は「5.5」。(依然として)困難な数字であることに変わりはないが…… 

イチロー「猛打賞」に城島2安打、マリナーズ逆転で久々連勝 (MAJOR.jp)


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

イチローの怒り!(5日・ヤンキースタジアム)

2007-09-07 21:14:12 | Seattle Mairners
 イチロー(シアトル・マリナーズ)の≪怒り≫も分かるが、しかし【3回表】ライトフェンス直撃のシングルヒットで出塁して、モーションの大きいニューヨーク・ヤンキースの先発(スターター)フィリップ・ヒューズを見越して、盗塁を試みたが、「強肩」(キャッチャー)ホゼ・モリーナの“餌食”になって、完全にOUTのタイミングだった。
 しかし、ここでイチローの“離れ業”。滑り込みながら、一旦STOPして、ショートストップのデレック・ジーターのタッチを寸前でかわしてみせた。だが、塁審の判定は「OUT」。単なる“悪足掻き”にしか見えなかったのだろう。だが、VTRで見れば、明らかにジーターのタッチは「空振り」していた。 

 アメリカのメディアは(そろそろ)審判を教育しなければならない。イチローがいかに凄いか、いかに他の選手と違うか、“離れ業”をやって見せる選手か、そういう認識が著しく足りない。
 審判団を別室に集めて、イチローの“離れ業”特集のVTRを見せて、叩き込まなければならない。イチローは特別な選手、“フェノミナン”な存在であることを認識させる必要がある。 

 しかし、そんなことは実行される筈はないから、イチローのその後の発言「ああいう人たちと一緒にフィールドに立っていることを凄く恥ずかしく思う」を逆恨みして、益々イチローへの敵意を増幅させて、今後はさらにイチロー個人に的を絞った「不利」な判定が続発するかもしれない。イチロー、7年連続200本安打の蔭には、こういう暗闘がある。 

【5回裏】には平凡なショートゴロ。しかし、こういう平凡な何の変哲もない内野ゴロを際どいタイミングで1塁へ駆け抜けてしまうのが、イチロー。メジャーリーグ7年目のシーズンで、審判団にもそういう認識は広まっている筈なのに、ヤンキースタジアムの観衆(52,538人)から不名誉なブーイングを浴びたくないから、「OUT!」 

 試合も「2対10」で大敗して、ワイルドカードを争うヤンキースに(この3連戦)「1勝2敗」の負け越し! 「3」GAME差を付けられた。先発の左腕ジャロッド・ウォッシュバーンは【7回裏】途中まで2失点に堪えて好投したが、中継ぎ(ブルペン陣)が崩壊……
 唯でさえ先発投手陣に不安があったのに、今までチームを支えていた中継ぎ陣までもが崩壊して、マリナーズには(これから)ジリ貧の予感が漂う。 

 7月31日が<デッドライン>の<フラッグ・ディール・トレード>で手(策)を打っておくべきだった。またしても、動けなかったGM(ビル・バヴェシ)。シーズンオフに責任論が再燃するか? 
 このままでは新監督ジョン・マクラーレンのクビも危ない。イチローの良き理解者という理由で(?)監督に選出された人。いざ監督に就任してみると、監督としての経験不足を露呈して、首を傾げたくなるような采配が目立つ。特に投手の継投。これが監督として一番難しい作業なのだろうが…… 

「恥ずかしい」とイチロー マリナーズ大敗でがけっぷちに (MAJOR.jp)

セクソン、必要、サヨナラ弾!(13日・セーフコ・フィールド)

2007-08-15 13:40:55 | Seattle Mairners
 地元セーフコ・フィールドでボストン・レッドソックスに痛い連敗(4日、5日)を喫した後、遠征を「5勝1敗」で乗り切ったシアトル・マリナーズ。昨日(13日)から地元に帰って、ミネソタ・ツインズ、シカゴ・ホワイトソックスを迎えての6連戦。さらに移動日なしで<リヴァースカード>で敵地ミネソタで3連戦した後、いよいよ同じアメリカン・リーグ<ウェスト>(西地区)同士の≪星≫の潰し合いが始まる。

 ミネソタのスターター(先発)は『サイ・ヤング賞』(2度獲得)左腕ヨハン・サンタナ。シアトルの苦戦は免れなかったが、初回に2点を先取! 5番「203cmの巨人」リッチー・セクソンがレフトフェンス直撃のダブル(2塁打)!! 
【5回表】に1点を返されたが、【5回裏】に2番ホゼ・ヴィドロのタイムリーヒットで「3対1」! しかし【7回表】移籍してきたばかりの(初登板)左腕ジョン・パリッシュ投入(奇策)が裏目に出て、「3対3」同点に追いつかれて、スターターの気難しい「エース」フェリックス・ヘルナンデスの勝ち星を消して、最悪の展開……

 そんなチームを救ったのは、またしてもセクソンだった。【9回裏】先頭打者で登場して、2球目を左中間スタンドへ(第19号)ウォーク・オフ(サヨナラ)ホームラン! 
 大型契約を交わしながら、クリンナップ(主砲)の働きができずに、6番~7番の下位や「左」のベン・ブロサードとの併用(ツープラトン)に甘んじてきた今シーズンのセクソン。
 CSスカパーの解説者、神尾義弘氏は「放出すべきだ」「環境を変えてあげるべき」と批判していたが、しかし(私は)そうは思わなかった。優勝争いの佳境に入ってくると(必ず)こういう選手は必要になってくる。イチローも「“あの人”が打てば勝つ可能性は高くなる。ラッキーパンチ期待してました」とコメント。チームリーダーの言が的を射ている。

「最終兵器」となり得るか? セクソンにこっそり期待 (MAJOR.jp)


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売

カモメが飛ぶ中、「8対7」で4連勝!(11日・ジェイコブスフィールド)

2007-06-14 13:07:21 | Seattle Mairners
 ニューヨーク・ヤンキースが(相手チームの)移動日で試合の無い、この日(日本時間12日)【NHK-BS】では「シアトル・マリナーズ@クリーヴランド・インディアンス」の試合が放送された。そもそも、この試合、4月の降雪の為、中止になった試合の代替試合。移動日が潰され、3連戦の間に組まれた、このクリーヴランド戦。

 シアトルは3連勝中。敵地<インターリーグ>のサンディエゴ・パドレス戦(現地8日~10日)を<スウィープ>(3タテ)。その前の「HOME」セーフコ・フィールドでのボルティモア・オリオールズ戦(4日~6日)も「2勝1敗」で勝ち越し。その前の(同じくHOME)テキサス・レンジャーズとの4連戦(31日~2日)も「3勝1敗」で勝ち越して、6月は「8勝2敗」と好調のシアトル。

 テキサス戦の1敗も、1日の「8対9」1点差で惜しくも敗れた試合。【7回裏】1-OUT_1塁「8対8」同点の場面で、6番エイドリアン・ベルトレが放った左中間フェンスを越える打球を、センターの「ベテラン」ケニー・ロフトンがスーパーキャッチして、勝ち越しの2ランホームランを阻止された。この「」が無ければ、シアトルの4試合<スウィープ>だった。

 11日のクリーヴランド戦も初回、先頭のイチローがセンター前ヒットで出塁して、3番ホゼ・ギーエンが左中間を割って、先制点! 【3回表】にも先頭のギーエンがセンター前ヒットで出塁して、4番ラウル・イバニェスが左中間スタンドに流し打って、(第3号)2ランホームランで「3対0」! 
 さらに2-OUT後、7番に下がったベルトレがライト前ヒットで出塁。このとき、外野の芝生にカモメの大群が翼を休めていた。ベルトレの打球に驚いて、一斉に飛び立ったが、1羽だけ逃げ遅れて、翼に掠って、グラリ。しかし、それでもカモメ達は飛び立つことなく、この試合を見守っている!? 
 カモメが横切る(カット・インする)中、8番ホゼ・ロペスが初球をレフトスタンドに叩き込んで(第7号)2ランホームランで「5対0」!

【4回表】にも1-OUT後、2番ホゼ・ヴィドロがレフト前に流し打って、2-OUT後、4番イバニェスが2打席連続、今度はライトスタンドに弾丸ライナーで叩き込んで、「7対0」! ≪強い≫シアトル!!
 打線は好調、今シーズンのシアトル。しかし投手陣、特にスターター(先発)には≪弱さ≫を抱えていて、この試合も先発の韓国人=白嗟承が【4回裏】まで無失点に抑えてきたが、【5回裏】に3失点を喫して、【6回裏】にも2失点で「7対5」2点差に……

 アメリカン・リーグ中(セントラル)地区の首位を走るクリーヴランドの≪地力≫を見せ付けられて、【8回裏】には遂に同点に追いつかれるが、【9回表】先頭のヴィドロがセンター前ヒットで出塁して、4番イバニェスが右中間を割って、勝負を決めるダブル(2塁打)!! 「8対7」で勝ち越して、【9回裏】は3連投のJ.J.プッツを休ませて、「代役」ルーキーのブランドン・モローが【8回裏】からの続投で最後を締めて、4連勝! 

イチローと城島、共にマルチで連続試合安打伸ばす (MAJOR.jp)

“母の日”にピンクのバットで辛勝!(13日・セーフコ・フィールド)

2007-05-15 21:42:51 | Seattle Mairners
 よくホラシオ・ラミレスで勝てたな、と思う。シアトル・マリナーズが、地元セーフコ・フィールドに≪帝国≫ニューヨーク・ヤンキースを迎えた3連戦(11日~13日)。ここまで1勝1敗。16勝16敗と17勝18敗の両チームらしい拮抗した争いだが、昨シーズンまでなら、3戦目で健闘空しくシアトルが敗れて、地元で1勝2敗の負け越し。悔しい思いをするパターンだった。

 先制したのは、シアトル。【3回裏】1-OUT後、1番イチローがセンター前ヒットで出塁! 2番「この打順が順当だろう」ホゼ・ヴィドロのサードゴロをA-RODが1塁に悪送球して、1-OUT_2,3塁。ここで3番「勝負強い」ラウル・イバニェスが(何故か)ピンクのバット(“母の日”)でセンター前ヒットを放って、イチローが還って「1対0」!

【4回裏】先頭の「もう一人のホゼ」ホゼ・ギーエンがセンターオーヴァー! ダブル(2塁打)を放って出塁! 7番に下がったエイドリアン・ベルトレが歩いて(ウォーク)、8番ユニエスキー・ベタンコートが(同じく)ピンクのバットでサクリファイス(犠牲)バントを決めて、これが内野安打になって、0-OUT満塁……
 ここで1点しか入らなかったのは納得いかないが、8番「3人目のホゼ」ホゼ・ロペスがレフトにサクリファイス(犠牲)フライを打ち上げて、「2対0」。これが決勝点になったのだが……
 9番「城島健司の代役」(ジェイミー・バーク)がピッチャーゴロに倒れ、1番イチローに期待が懸かって、途中から「イチ、ロ~!」コールも沸き起こったが、ヤンキースの先発(スターター)左腕アンディー・ペティットのカーヴを引っ掛けて、敢え無くセカンドゴロ。チャンスに打てないイチロー、だ。打率3割に達することが出来ないイチロー、だ。

【6回表】1-OUT後、1番ジョニー・デーモンがレフト前ヒットで出塁して盗塁後、3番デレック・ジーターが三遊間を抜いて、「2対1」。しかし、これ以上は攻め切れなかったヤンキース打線。シアトルはその後、3人の中継ぎ投手を投入して、【9回表】はクローザーのJ.J.プッツが3三振を奪って、最後を締めて辛勝! 地元でヤンキースに勝ち越したシアトル。

 明日(15日)からは(同じく)地元セーフコ・フィールドに「目の上の敵」ロサンジェルス・エンジェルスを迎えての3連戦(14日~16日)。その初戦に「若きエース」“王様”フェリックス・ヘルナンデスが帰ってくるらしい。楽しみだが、TV中継は無し(ハイビジョンのみ)。【NHK】(BS-1)では明日からヤンキース@シカゴ・ホワイトソックスの3連戦を中継するらしい。相変わらずの松井秀喜≪重視≫。相手のWソックスには井口資仁がいるから、日本人対決が実現するが、誰が見たいのか、この3連戦? 

 MLBでは松井よりもイチローの方が価値は≪上≫なのに、日本では相変わらず≪逆≫。読売ジャイアンツにいた松井の方が、オリックス(ブルーウェーヴ)にいたイチローよりも商品価値は≪上≫らしい。しかし昨年の『WBC』での活躍で、国内における両者の商品価値も逆転しているか知れないのだが……そんなことは無視して、ひたすら毎日(執拗に)ヤンキース戦を中継する【NHK】。これも読売グループに(東京ドームの)ジャイアンツ戦の中継権を譲ってもらった恩義である(?)。

イチローと松井秀がマルチ、マリナーズは3連戦勝ち越し (MAJOR.jp)