ピネダを放出して、モンテロ（13日）

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　何を考えているんだ？　シアトル・マリナーズは！　昨シーズン、デビューした≪怪腕≫マイケル・ピネダ（9勝10敗／防御率3.74）を放出して、ニューヨーク・ヤンキースからヘスス・モンテロ捕手を獲得。
　シアトルは、2010年シーズン途中の左腕クリフ・リー（現フィラデルフィア・フィリーズ）放出の際にも、このモンテロは獲得候補に挙がっていた＝ヤンキースと商談する意思があったが、ヤンキースではなく、テキサス・レンジャーズと商談を纏め、将来の大砲候補＝ジャスティン・スモーク内野手を“せしめた”。

　モンテロの獲得は、レギュラー捕手を固定できる目算が付いたから、歓迎すべき事象だが、ピネダの放出は≪痛い≫。将来のエース候補。“KING”（現エース）が抜けるようなことがあったら、彼が「エース」になると目されていたのに、あっさり放出するメジャーリーグ。……ジャック・ズレンシックGMは≪有能≫なのだと思い込みたい。

全米が注目！　マリナーズの新人右腕、マイケル・ピネダとは？ （スポーツナビ）

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ツヨシ君の余波…（11日）

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　川崎宗則（福岡ソフトバンクホークスFA）がマイナーリーグ契約（シアトル・マリナーズ）か……青木宣親（東京ヤクルトスワローズ）はポスティング・システム（入札制度）でミルウォーキー・ブリュワーズに落札されたにも拘らず、アメリカに呼びつけられ、入団テストを受けさせられるし、中島裕之（埼玉西武ライオンズ）は（同じくポスティングで）ニューヨーク・ヤンキースに落札されたものの、あまりの“低評価”に交渉が決裂！　

　どうして、こんなに日本のプロ野球で実績のある選手が、メジャーリーグに（不当に）低い評価を受けなければならないのか？　全ては“あの男”に行き着く。特に内野手はメジャーの（二塁塁上での）“（殺人）スライディング”を避けられないという評価が定着してしまったのだろう。日本の野球界に元々こういうスライディングの文化がなかったのだから……
　川崎も恐らくセカンド（二塁手）やショート・ストップ（遊撃手）で起用されることは少ないだろう。多分（手薄な）サード（三塁手）の「控え」を見込まれてのマイナー契約だろう。これからメジャーリーグを目指す（夢見る）日本の野球少年たちは、自分のポジションがセカンドやショートなら、メジャーは諦めた方が良い。……それとも、日本の野球文化を根底から覆すか？　

中島とヤ軍の決裂、背景に「西岡の不振」？ （SANSPO.COM）

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背番号18を継ぐ者（5日）

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　背番号「18」か……2010年シーズンまで左腕ライアン・ローランド-スミス（現ヒューストン・アストロズ）が背負っていた番号だが、そのローランド-スミスは（ヒューストンで）昨シーズンは（メジャーリーグでの）登板が無かったようだ。“その後”を（個人的に）気にしているピッチャーなのだが……
　
　シアトル・マリナーズのエースは≪王様≫フェリックス・ヘルナンデス（14勝14敗）。二番手が“技巧派”左腕のジェーソン・バルガス（10勝13敗）で、3番手が≪怪腕≫マイケル・ピネダ（9勝10敗）で、4番手が二年目の右腕ブレーク・ビーバン（5勝6敗）で、5番手が3年目の左腕チャーリー・ファーブッシュ（4勝10敗）と、一応、スターター（先発ローテーション）5人は決まっている。
　岩隈久志（東北楽天ゴールデンイーグルスFA）は、この若いスターター4番手と5番手の≪保険≫的な意味合いで獲得したのだろう。だから、340万ドル（約2億6000万円）の出来高（オプション）が付くとはいえ、年俸＝150万ドル（約1億2000万円）に抑えられたのだろう。……オプションを掴めるか？　

岩隈がマリナーズと契約、背番号は「１８」 （SANSPO.COM）

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左打ちの捕手、シアトルへ（28日）

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　シアトル・マリナーズが“左打ちの捕手”ジョン・ジェイソ（28歳）を獲得。昨シーズンからレギュラーに定着して、今シーズンも開幕からタンパベイ・レイズの「正捕手」だったが、途中から堅守のベテラン（31歳）ケリー・ショパックに「その座」を追われ、来シーズンも二人の併用（ツープラトン）なのかと思ったら、シアトルへトレード。
　本人も（その急展開に）「驚き」だろうが、2004年から2005年までシアトルに在籍していた（？）らしい。……それは知らなかった。シアトルには今シーズンまで“左打ちの捕手”ジョシュ・バードが在籍していて、「正捕手」ミゲル・オリボの“バックアップ”を務めていたが、来シーズンは、このジェイソが「その任」に当たることになる。

　それにしても、タンパベイは（交換相手で）ジョシュ・ルーク投手（26歳）を“よく”引き取ってくれた。通称（？）“ルーキーのルーキー”。中継ぎで25試合に登板したが、出てくる度に打たれて、防御率は6.06。“よく”こんなピッチャーをタンパベイは引き取ってくれた。アンドルー・フリードマンGMは（彼に）“伸びしろ”が「ある」と見ているのだろうか？　来シーズンの彼の活躍（動向）に（密かに）注目したい。

マリナーズが左打ち捕手を獲得　打線に厚み （スポニチ）

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モローの“恩返し”（17日・セーフコ・フィールド）

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　≪古巣≫シアトル・マリナーズ戦に先発した、ブランドン・モロー（トロント・ブルージェイズ）。【6回裏】まで投げて（3安打）12三振を奪う快投！　古巣に“恩を返した”。
　2006年のドラフトでシアトルから1巡目（全体5位）指名されたが、先発（スターター）か中継ぎ（ブルペン）か、どっちつかずの起用が続き、本人も伸び悩み、2009年のオフにトロントへ放出。
　トロントでは先発に固定され、昨シーズンは10勝（7敗）を挙げ、今シーズンは早くも「9勝7敗」（防御率4.41）。交換（トレード）相手が（同じブランドンの）≪守護神≫（クローザー）リーグだから、強ち失敗（のトレード）とは言い切れないが……

　シアトルは【4回裏】3番≪新星≫ダスティン・アックリーが（モローの）97MPHの快速球で（2打席連続）空振り三振に倒れた後、4番マイク・カープがライト前ヒットを放って、この試合チーム初ヒット！　
　カープは≪好調≫だが、トロントに（ホームで）「1勝2敗」負け越して、次のタンパベイ・レイズ戦には（敵地で）≪スウィープ≫（同一カード3連敗）を喰らったシアトル。……モロー（のような投手）がいればなあ～。モローを（カープのように）育て上げれば良かったのに。

イチロー３戦ぶり安打も目立った働きはなし （SANSPO.COM）

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カープの放った打球！（12日・セーフコ・フィールド）

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　名前が「鯉」のマイク・カープ。実在する選手である。シアトル・マリナーズ生え抜きの内野手で、2年前からマイナーリーグから“コールアップ”されて、メジャーリーグで打席に立たせてもらうチャンスを与えられていたが、結果が残せず、マイナーとの間を“行ったり来たり”。
　このまま埋もれてしまうのか？　よくあるパターンで、他チームにトレードに出されて、そこで≪芽≫を出すのか？　日本の広島東洋カープに行ったら、人気が出るだろうなっ、などと思っていたら、今シーズン、遂に大≪ブレイク≫！　4番に座って、打率.320、4本塁打（24打点）の活躍。

　12日のボストン・レッドソックス戦では、初回に（0-OUT満塁で）先制の2点タイムリーヒットを放ち、【4回裏】には（2-OUT二塁で）左中間を深々と破る追加点のダブル（二塁打）を放ち、3安打3打点の活躍！　（「4対6」試合には敗れたが……）
　翌13日にも初回に（0-OUT二、三塁で）右中間に2点タイムリーヒットを放ち、ボストン≪撃破≫の勝利（「5対4」）に貢献！　今日14日も打点1を挙げて、勝利に貢献したらしい。（「5対3」）

　アメリカン・リーグ東地区「首位」のボストンに「2勝1敗」で勝ち越し！　≪魔≫の17連敗をしたチームとは思えない。8月は「7勝6敗」で勝ち越し中。カープが4番に座ってから、打線が機能するようになった。……「鯉」が日本に来る可能性はなくなった。

イチロー初球先頭弾！守ってはレーザー！ （SANSPO.COM）

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モースとの再会（21日・ナショナルズ・パーク）

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　インター・リーグ、ワシントン・ナショナルズ戦の【1回表】イチロー（シアトル・マリナーズ）がレフト前ヒットで出塁して、一塁ベース上で一塁手と随分和やかに会話しているので、リーグも違うのにどうして？　と思ったら、一塁手は前シアトル・マリナーズのマイク・モース内野手。
　シアトルでも「将来の（右の）大砲」として期待されていたのに、その彼に見切りを着け、獲ったのが、エイドリアン・ベルトレ（現テキサス・レンジャーズ）内野手とリッチー・セクソン（前ニューヨーク・ヤンキース）内野手。こんな二人を獲らずに、モースの将来性に懸けていたら……現在（4月24日）打率.306、13本塁打（43打点）。ワシントンの「4番」に座るモースだ。

イチローマルチ＆二盗！マ軍はサヨナラ負け （SANSPO.COM）

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アクリーかアックリーか？（17日・セーフコ・フィールド）

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　ダスティン・アックリー内野手（23歳）。シアトル・マリナーズの“スーパー・ルーキー”（トップ・プロスペクト）。2009年のドラフトで1巡目（全体2位）指名されて、シアトル市民は「その日」が来るのを「いつか」と楽しみにしていただろうが、遂に「その日」が来た。
　6月17日のフィラデルフィア・フィリーズ戦（インター・リーグ）の第1打席にメジャー初ヒット！　翌18日のフィラデルフィア戦では（ライトスタンドへ）初ホームランを放ち、期待に「違わぬ」活躍。「待たされた」分、シアトル市民の≪喜び≫も大きかっただろう。……それにしても、アックリーかアクリーか？　それが問題だ（？）。

マ軍は好機ものにできず…イチローも凡退 （SANSPO.COM）

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シアトルに帰ってくる、オリボ（9日）

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　そうか、久しぶりにミゲル・オリヴォ捕手が帰ってくるか、シアトル・マリナーズ。2005年シーズンの途中までシアトルに在籍。2006年から城島健司（阪神タイガース）が来たから、入れ替わるように放出されたが、肩が強くて、バッティングも意外にパワフルで良い捕手（正捕手）だった。

　城島の4年間が過ぎ去り、5年目の今シーズンは「正捕手」不在に泣いた。オリヴォが確実に「穴」を埋めてくれるだろう（2年契約＝700万ドル）。今シーズンの打率.269、14本塁打、58打点（＠コロラド・ロッキーズ）。“城島級”のバッティング成績。あとは、このチームの≪KING≫（王様）＝（フェリックス・ヘルナンデス）に気に入られることだけだ。

オリボ、マリナーズと２年契約で基本合意 （SANSPO.COM）

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13勝12敗で最優秀投手！（18日）

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　昨シーズンは「19勝5敗」（防御率2.49）の好成績を挙げながら、次点に泣いたフェリックス・ヘルナンデス（シアトル・マリナーズ）。今シーズンは防御率2.27ながら、13勝12敗に終わり、悲願の『サイ・ヤング賞』（最優秀投手賞）。絶望的だと思われていたが……蓋を開けてみれば、初選出！　本人（24歳）は涙を流したらしい。（アメリカン・リーグ）

　メジャーリーグはどうもピッチングの質、防御率を重視するらしい。昨シーズンも「16勝8敗」ながら、防御率（脅威の！）1.07のザック・グレインキー（カンザスシティー・ロイヤルズ）が受賞している。
　日本のプロ野球の場合、『サイ・ヤング賞』に相当する『沢村賞』が（セントラルリーグとパシフィック・リーグから）一人しか選出されず、最多勝投手（と最優秀防御率）ベストナインのタイトル（表彰）で補っている。……日本も『沢村賞』の定義を変えるべきだと思うが。

マ軍のヘルナンデス初選出　サイ・ヤング賞 （SANSPO.COM）

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