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アジアにおける軋轢の神社

2014年10月20日 14時17分00秒 | 保管記事

 

 

 


 

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アジアにおける軋轢の神社

     2014年 10月 20日   14:17

   韓国と中国の両政府は、日本の閣僚が靖国神社を参拝したことを強く批判した。アジア諸国では、靖国神社が、日本の軍国主義を連想させるものとして捉えられている。安倍首相は、靖国神社に供え物を奉納した。

    

 

   日本のこのような行動は、第二次世界大戦で日本の侵略を受けたアジア諸国で、侵略を正当化するものとみなされている。靖国神社には、A級戦犯14人が合祀 されている。そのため、中国人や韓国人の目には、2001年に再開された日本の政府高官らの参拝が、第二次世界大戦時における戦争犯罪に対する反省の欠如 を証明するものと映っている。また、日本の軍国主義の復活とも捉えられている。

   安倍首相は、隣国との終わりなき領有権問題がある中で、なぜ、中国や韓国との複雑な関係を悪化させるような行動をとるのだろうか?ロシア科学アカデミー極東研究所日本研究センターのワレリー・キスタノフ所長は、次のように語っている。

    「近い将来の日本の議題に選挙は含まれないが、安倍首相は、首相を支持する保守勢力や有権者たちに気を配らなければならない状態に置かれている。安倍首相は、自分を支持する有権者たちに対して、日本の利益のために強化した外交政策を常にアピールしなければならない。」

    一方で安倍首相は、自らの行動が、中国や韓国との関係を悪化させる恐れがあることを理解している。また歴史認識の違いの他に、領有権問題も、日本と中国、日本と韓国との関係を悪化させた。

    しかし安倍首相は、中国と韓国との関係正常化に関心を持たずにはいられない。安倍首相の優先目的の中には、11月に中国で開催されるAPEC首脳会議の場における中国の習国家主席との会談が含まれている。安倍首相は一度ならず、習国家主席と会談を行いたい意向を表しており、今年の初めから日本の要人が何度も中国を訪れている。

    だが、安倍首相が靖国神社に供え物を奉納したことで、日本と中国、日本と韓国との対話が、再び難しくなる可能性がある。キスタノフ所長は、次のように語っている。

    「安倍首相は最近行った声明でも、ポジティブなシグナルを送った。互恵的な経済協力を呼びかけたほか、声明の中では、日本と中国の安定した、友好的な政治関係の可能性に関する発言もなされた。日本は、11月のAPECサミットにおける日中首脳会談に大きな期待を寄せている。しかし安倍首相は、靖国神社に供え物を奉納して、中国の首脳と会談するために建設した、もろい橋を自ら燃やしてしまった。」

    専門家たちは、安倍首相は中国に関して常に非常に矛盾した政策を取ってきたと指摘している。安倍首相は、あらゆる努力にもかかわらず、近いうちに隣国との関係が改善されることはないため、「強い軍隊」という構想と、日本の防衛費増加に重点を置いた方がよいと考えたのかもしれない。
http://japanese.ruvr.ru/2014_10_20/278933605/

 

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