あじ(鯵)の旬は5月から7月。産地としては、瀬戸内、千葉、四国、九州など。
築地のプロたちはこう言うらしいが、夏場に売りたい魚は鯵なので、このようにいうのでは。
この魚はいつ喰っても美味い。
「養殖なんて言語道断!あじ(鯵)だけは天然ものに限る!」
そうは言っても、料理店のイケスで泳いでいるあじ(鯵)や
店頭に並んでいるあじ(鯵)は養殖ものが多いですね。
(ありゃ見せ物で、食い物じゃあ無いような気がするが)
あじ(鯵)はゼイゴという独特の部分を取り除く必要があって、めんどくさい。
ウチには大型の出刃しかないので、捌くのは厄介だ。
あじ(鯵)は刺身が美味い。海で獲ったときは「たたき」にして喰った。アサツキ、ショウガそれと紫蘇の葉を薬味として大量に混ぜ込む。
刺身はいつまでも食っていると、臭いが鼻につくようになる。
なので大量に獲れたときは、やはり塩焼きが定番メニューとなる。
あじ(鯵)の選び方
・鮮度落ちしたものは魚体が白いが、脂のノリの良いものも白く見える。
・新しいものは目玉が盛り上がっている。
・新鮮さが失われてくると、エラブタが赤くなってくる。
・手に持ったときに魚体がだれるものはダメ。
・天然ものは、背ビレ、尾ビレがすれていなく、きれい。
■儂は贅沢は言わない。刺身に向かないのは、塩焼きとかフライそしてムニエルにする。
売れ残りは、安いので学生時代には、よくムニエルにして喰った。
(参考・引用:築地のプロが教える魚のさばき方と料理―旬魚全58種 (タツミムック))
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マアジ Trachurus japonicus
- 〔標準和名〕 マアジ
- 〔英名〕 Japanese jack mackerel, Japanese scad
- 〔分類〕 アジ科
- 〔学名〕 Trachurus japonicus
- 〔体長〕 約25cm
- 〔分布〕 西部太平洋
- 〔生息域〕 温帯海域 (水深 ~200m)
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