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日日火水木土土

「月月火水木金金」ではない
怠け者の絵日記、photo日記。

2 in 1

2008-02-22 | ゴミ箱鑑賞

かなり古そうにみえる物件ではあるが、
意外とそうでもなかったりする。
錆が物体を覆ったりすると、
実際の年数以上に経年劣化をしているようにみえる。

この物件、無造作に2つのゴミ箱を重ねているようだ。
それとも、最初から2つを重ね合わせたデザインだったのだろうか。
別の物件だったものが、経年劣化により十分に機能し得なくなって、
ただ無闇に、2つを重ねて補強を図ったように思えてならない。
はたして、真相やいかに。
採取地:松戸地区

中華蕎麦とみ田の列前

2008-02-20 | ゴミ箱鑑賞

棚の材料を使った、いたって誠実な作りのゴミ箱だ。
柱の黒と前板の銀色が、おしゃれな感じだ。
とは言え、まあこれまたいたって凡庸な物件ではある。
では、何が凡庸でないかというと、ロケーションにある。
なんとこのゴミ箱、ラーメンランキング千葉県1番
チョー有名、列のできるラーメン屋中華蕎麦とみ田の、
毎日できる10人、20人の長蛇の列の前にあるのだ。
いやはや、いったい何人のラーメン人の目に触れているのだろう。

ゴミ箱管理者の方、すこしお化粧、デコレーショをしてあげてはどうでしょうか。
千葉県の物件に多く見られる「車でお金」の看板を、
高い広告費をふんだくって、取り付ける交渉をしてみてはいかがだろうか。

竹やぶ ごみ箱

2007-12-16 | ゴミ箱鑑賞

このゴミ箱、構成としては、木枠のみの素朴な箱型。
しかし、このゴミ箱はやはり、ロケーションとの調和の勝利だろう。
こげ茶色の木枠と、竹やぶが微妙なる調和をかもし出している。

採取場所は、わたしの愛好する散歩コース、
柏の葉公園の通常のルートをちょっと変えた、
田舎道といった感じの通り。
車も通らないし、散歩する人も多いのだろう。
そのせいか、すこし手前に下記の看板があった。

あまりの直截な表現が興醒めではあるのだが、
赤の文字と毛筆の書体が、なかなか無粋を超えて、
苦笑を誘い、和やかなきぶんにさせてくれる。

白く長いゴミ箱

2007-11-19 | ゴミ箱鑑賞

集合住宅もの。
なんといっても、この細長い形状がこの物件の魅力だろう。
蓋の大きさが違うのが、分別の種類によるのであろうが、
詳しくレポートしてこなかったので、詳細は不明だ。

えてして、細かな観察を忘れがちだ。
ゴミ箱なんぞにカメラを向けていると、
どうも奇異な目で見られてしまう。
どちらかというと、シャイなわたしは、
そのような視線に晒されるのに耐えられず、
ついつい人がいないのを見計らって、
シャッターを切ることが多い。
しかるに、細やかなる鑑賞が現場ではできないのだ。
ほとんどの場合、写真を見ながら細かな点に気づかされる。

先日、昔住んでいた武蔵小金井を散歩したときに採取した。


にじり口

2007-11-17 | ゴミ箱鑑賞

よく見かける集合住宅ものの変種ではあるのだが、
屋根とドアをつけることにより、個性が出ている。
形状の台形は、敷地の立地条件に規制されているのであろうが、
それもまた特異性の要件となっている。
この木製のさりげないドアが、かなり低いのが気になる。
奥の方が広くなっており、ゴミ出し、収集に支障をきたすのではと、
要らぬ心配をしてしまうのであった。
また、茶室の低くて小さな入口「にじり口」のことが思い浮かんだ。
通常ゴミに対して横柄なわれわれが、ゴミに対する感謝の気持ちを表すため、
頭を低くして接することをうながして……。いるわけはない。


逆方向から見るといたって凡庸なる形状となる。

レイゴミ箱

2007-04-19 | ゴミ箱鑑賞

なんということもないごみ収集場。
でも、レイで飾られたものは、
これまで幾多のゴミ箱を見てきたが、
これがはじめてだ。
なかなかありそうでない。
レイの華やかさが、
いや増しに物悲しさを感じさせる。

陸橋の下

2006-09-30 | ゴミ箱鑑賞

この物件は、木製のスノコ状で天板はトタン張り、
それだけでも魅力的ではあるが、
その設置場所がそれ以上に、
この物件の存在を際立たせている。
線路を跨ぐ陸橋の下に、ひっそそりと置かれている。
物質文明の象徴でもある排出される多量のゴミを、
しっかりと処理しているというけなげな姿勢が窺える。

黄色の防御網

2006-09-13 | ゴミ箱鑑賞

ゴミ箱のカラス防止のためのネットといえば、
青か、緑色かと思っていたら、
最近ときどき黄色のものを見かけるようになった。

この写真のその記録のために撮っておいたものだ。
黄色の網に注意がいって、細かく鑑賞していなかったのだが、
ブロックで囲まれた集合住宅によく見かけるタイプかと思ったら、
よく見ると、表札から判断するに個人の家に所属したもののようだ。
個人の家の塀の一部として、ゴミの収集場が組み込まれている。
一個人が使用しているゴミ箱ではなく、
あくまでも共同のごみ収集場として機能しているようだ。
なんとも公共性の意識の高い人の住宅なのだろう。
真意のほどを知りたくなってしまう。

きたないゴミ箱

2006-04-19 | ゴミ箱鑑賞

なんだか、汚いのだ。
ゴミ箱だからと、冷たく見放さないでいただきたい。
美しいゴミ箱は、数多く紹介してきたのだから。
このゴミ箱は、やはりなんだか汚い。
周りを囲んだ、錆びたとトタン板、
錆びものは、それなりに美いものはおおい。
それなのに、これはなんだか汚い。
内側に小さく囲ってあるところもなんだか美しくない。
手前は、細い鉄の棒をビニールの紐できれいに縛ってある。
その側面は、樹脂製の波板が張られている。
これは、さほど古いものではなくて、ぼろぼろではない。
しかし、取り付け方や、地面との垂直さ加減など何か違うのだ。
極めつけは、蓋として置かれているのだろが、丸めるタイプの風呂の蓋だ。
これは、材料がかなり汚い。
水を吸って変形しているようだし、
いかにも黒いカビがいっぱいといった雰囲気を出している。
なんだか魅力を感じない物件ではあるのだが、
この魅力のなさが、なんだか興味を引いた。

3月末のとある休日の妻と散歩中に採取した。
なんども通ったことのあるところなのだが、
その日に限って気になってしまった。