幸村の備忘録(情報は訪問当日の内容です)

じいさんとなりヨロイ兜を脱ぎ捨て温泉三昧。

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吾妻峡温泉/天狗の湯(群馬県吾妻郡東吾妻町)

2012年09月26日 | 群馬県の温泉
公共の日帰り入浴施設、400円(3時間)、別な場所にあった八ツ場(やんば)ダム関連の「旧:天狗の湯」が、2010年4月に日帰り温泉施設として新しくオープンした、 第2火曜日定休、
広い広い駐車場と新しくりっぱな建物、水源地域対策の資金提供を受け建設されたとのこと
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休憩室ではお茶のサービスはあるが食堂はない
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内湯、無色透明の塩化物系の湯で源泉42℃、加温しているが浴槽は温めに設定されていた
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露天には石積みの浴槽と2人分の寝湯
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周囲は和風の塀で、外は芝生の公園で 足湯の屋根が見える
画像  露天の床はビー玉を埋めた足裏マッサージ
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露天に置かれた大きい石「貫通石」 ⇒八ツ場ダム建設のため国道をバイパスし茂四郎トンネルを掘った時出た石らしい
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明治の頃、茂四郎さんと言う方が私財を投じて吾妻峡谷を開削して国道の基を築いたとのことです
その 吾妻渓谷
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秋は紅葉の名所となる、これだけ峡谷になっているのでダムは造りやすいのだろう
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しかし 水量は少ない、ダム湖に水が溜まるのだろうかと 余計な心配
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ここから数キロ 上流はダム湖の底となる
「やんば館」平成11年に八ツ場ダムの広報センターとして開館した
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その頃 入館したことがあるが来場者はほとんどいなかったのか親切に説明してくれた、それからダム建設 「する」、「しない」と注目を浴び 来場者が急増 今日も観光バスが次々と入り駐車場では農産物の直売テントも
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一方 寂しい事もある、歴史ある温泉が無くなってしまう(移転予定)  
川原湯温泉
まだ数軒営業はされているが、旅館があっただろう場所は石垣だけが残り草が生えている
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無くなってしまうのだろうか 見おさめに「聖天様露天風呂」
画像男性2人が入っていた、側らでは源泉で玉子を茹でていた
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 一言二言 お話して入浴はしないで温泉街を後にした

温泉街を出るアーチの「ありがとうございました」の文字に歴史を閉じる寂しさを感じた
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  ダム工事によって移転となる村々の代替え地は、高台に整地した広々したロケーション
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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (achisi)
2012-09-26 23:17:39
こんばんは。
天狗の湯、最近良く行きます。比較的観光客が少なくて(地元の人は多いようですが)のんびりと入れるからお気に入りです。ちょっと風情は薄いですけど。
昔はもっと奥に小さな建物であって、地元だって窓口で言うと割り引いてもらえたのですが・・・。
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Unknown (sattoru)
2012-09-27 01:14:21
川原湯温泉の件、とても寂しいですね・・・。草の茂った跡地や、味わい深いアーチ看板。何が正解かは、よく分かりませんが寂しいことは確かですねぇ。
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Unknown (ONKEN21)
2012-09-27 18:11:47
天狗の湯というと2年前まであった少し上流にあった仮浴場が懐かしいですね。
http://9118.teacup.com/onken21/bbs/2656
町外利用お断りの表示がありながら、管理人にことわれば、歓迎して下された共同浴場です。
お湯の鮮度も良く硫黄サビ臭が鼻を突いたのも印象に残っています。
同じかけ流しでも、仮浴場は源泉直結、現浴場は露天が付いたものの、湯自体はパイプ引湯、タンク貯湯・加熱・消毒ありとかなり落ちているようです。
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Unknown (幸村)
2012-09-27 21:28:12
 achisi さんへ
よくおいででしたか、旧施設も未湯で今回初めて行きました、立派な建物なのになぜか食堂はなく、3時間の制限(延長制度)というせいなのか、お客さんが少なかったです。400円と言う数字は、たった百円でも500円とずいぶんイメージが違いますよね。
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Unknown (幸村)
2012-09-27 21:39:05
 sattoruさんへ
昔からの温泉場は坂道、狭い道の立地が多い、ここ「川原湯温泉」も谷間の山肌にくっ付いているような温泉街でした。こんど別な広々した場所に移転されてきれいになるようですが、なんか 寂しいような・・・たまたま前からあった歓迎アーチの裏の「ありがとう・・」の文字が歴史を閉じる感謝の言葉のように思えました
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Unknown (幸村)
2012-09-27 21:53:28
 ONKEN21さんへ
旧施設の最後に入られたんですね。存在は知っていたのですが「町外お断り」だと思っていて未湯でした。上流の「林温泉」は7年前に、やっと見つけて入りました。
今度の施設しか解りませんが、どなたかのHPの写真を拝見したら、湯は薄茶色していたのですが、昨日は無色透明であまり成分も感じませんでした、いくらか例の匂いが?  オープン時からまた変わってしまったのでしょうね
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Unknown (白色槍騎兵)
2012-09-28 07:28:47
天狗の湯は、以前の仮設浴場(と言いつつ普通の建物でしたが…)は入湯済みですが、移設後は未湯です。
岩蔭の湯、横壁温泉(移転前?)、林温泉の「八ッ場三兄弟」入湯済みです。林温泉は、発見するのが一番苦労しました。吾妻線の踏切を渡り、坂を登り、林地区に入り、奥まった非常に分かりにくい場所でしたね。その上、熱くて中々入浴出来ませんでしたが、良い湯でした。
川原湯温泉は10年程前に一泊しましたが、その当時でも既に廃業した宿が数件あり、人影も殆どありませんでした…
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Unknown (幸村)
2012-09-28 12:55:55
白色槍騎兵さんへ
残念ながら「岩蔭の湯」も「横壁温泉」も未湯です。林温泉はポリ浴槽でいい湯だったように記憶しています。川原温泉の「聖天様露天風呂」今回も手だけ入れて未湯のまま帰って来ました(妻が混浴難易度高)。登る道に小さな栗が落ちていて5個程で夕飯に栗ごはん作ったので「よし」としました
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Unknown (go)
2012-09-28 21:14:40
ダムが出来る事で悲喜こもごもですね、別な場所に新しい施設を作った温泉や、高齢化や将来の業績を見越して新しい場所に移転することをあきらめてこの際廃業をと決めてこの地を去ってゆく人、祖先から築きあげたこの地を去って長い歴史の幕引きをする、時の流れと片付けられない寂しさがありますね。
特に八ツ場ダムの場合、散々振り回されて住民の思いは複雑だと思います。
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Unknown (幸村)
2012-09-29 21:48:55
 goさんへ
昭和20年代に計画され昭和40年代には反対運動、この「やんば館」はジオラマと写真それに、その反対運動の様子のビデオが流れていました、今だから堂々と流せる映像なのかも知れないと思いました。ジオラマで吾妻峡が残る位置にダム建設が予定されている事を初めて知りました、やはり景勝地が水没しないよう600m上流に計画変更したそうです。半世紀以上前の計画が今も進行形のダム計画、賛否は別として、住民でなくても複雑な思いがするのに、あの反対運動のビデオを見ていると、はるかに住民は複雑な思いだったんだろうと思いました
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