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ザウルスのにっき

ザウルスが思ったことをかきます。

うたの住む家37回ワークショップ

2008-12-14 23:01:41 | うたの住む家
久しぶりの参加者も来て、また新しい俳優さんの参加者も来て、
楽しく練習。
練習、練習、練習。
今年のうたの住む家は練習します。
しかし、コンサートの曲数が多い!!
全員が全部の曲に出るのではなくて、
これからは、分担すればいいなあと思った。

たけぶん5 日目。

2008-12-09 12:42:02 | うたの住む家
最終日。
たけちゃんとがっつりセッションをしたい、これが最終日の目標。で、たけちゃんが好きなものばかり集めて、演奏することに。
まずはジャス木ちゃんと、たけちゃんが好きな石を集めにいく。
たくさんの石を洗って乾かして、たけちゃんスペースに置いた。
そして、たけちゃんが好きなログドラムと石で、たけちゃんが好きなビート系の即興をかなり長い時間しまくった。
途中壊れたウクレレで、ジャカジャカ弾いたらそれが気に入ったみたいで、演奏をやめると要求してくる。そのうち、たけちゃんはかなりでかい音が鳴っている中で、私の膝枕で寝てしまった。
たけちゃんのハーレム作り成功か?
最後にたけちゃんがにこにこで良かった。

といった感じで、最終日終了。
毎日いろんなことが起こって、主催者が真剣にぶつかって話し合ってくださって、すごい濃い一週間でした。
たけぶんに行って良かった。
2日目に、「たけしからしか生まれない何かを作ってほしい」と言われたけど、レッツやたけぶんはたけしと久保田さんがいなければできなかったもので、その場で、街の人やアーティストや障害のある人が七転八倒しながら、ぶつかりあっている。この場自体が、かなり貴重で特別な場だと思う。
そんな場に関わることができて、本当に良かったです。ありがとうございました。

たけぶん4 日目

2008-12-08 15:51:53 | うたの住む家
うたの住む家inたけぶんコンサート当日です。
やりたいこといっぱい。

まずはたけしとセッション。
それから、ジャス木ちゃんと二人で、3日目に作った微分帖を歌詞にしてメロディーをつける。

一個目は微分帖のシステムと同じシステムで、一枚ずつ、一人ずつ交代でメロディーと和音をつくった。なかなかよい。でも作る人の能力がかなり問われて、結構大変。でもいいメロディー。


♪たけぶんちょう2

いつ帰ってくるのかな
いつまでたっても来ないんだ
でもめがねのおじさん ウロウロして
外をみたらしい
でも窓の外の 街宣車が かなり やかましいので
携帯電話がなる音は聞こえなくて しずか
若いブラジル人が三人で笑ってて しずか
こないんだね たけし



2つ目の微分帖は普通にメロディーをつけた。
10分で作ると決めたら、8分でできた。


♪たけぶんちょう3

ポッケにペン ペットにピョン
ピョンピョコピョーンと うさぎのダンス
右へ左へ 右へ左へ 追いかけて×2
ポッケのペンでザックの中から
スケッチブックを取り出して
書こうとはりきって疲れた
疲れたらストーブに座ってはいけません
ザックにギュ こんにちは

それから、コンサートの曲順決めたり打ち合わせしたり歌詞カードかいたり。

そして、たけちゃんと久保田さんとガムテープ人形と宮田さんとスタッフさんとお客さんとゆりの木通りを路上演奏。
なんだかいい感じ。
ガムテープくんはみんなに見られていた。たけちゃんよりガムテープくんのほうが目立つらしい。
布団屋さんの前でミニコンサート。
針金アートとかをやられている奥中さんも音につられてたけぶんから出てきた。
イベントはみんなをワクワクさせる気がした。


そしてすぐコンサート準備。
場所を作ったり、打ち合わせしたり。
いざ始めようとしたら、たけちゃんにてんかん発作がでる。2週間もたけぶんに詰めていて、疲れてるみたい。
たけちゃんを刺激しないように、予定していたもののうち、いくつかの強烈なパフォーマンスはやらないことにする。
少し待ってコンサート開始。
最初に鍵ハモデュオをやって、いよいよたけぶんで作ったうたを発表しようとしたら、今度は出演者の片岡ゆきちゃんが赤ちゃんに授乳中。
プログラムは、こんな感じ。

メトロノーム自己紹介
ハッピークリスマス
たけぶんちょう2
たけぶんちょう1
たかし(ガムテープくんのうた)
たけぶんのテーマ


いろんなことが起こってすごかった。
さすがたけぶん。
コンサートのあとに、うたを口ずさんでくれてる人がいて嬉かった。

その後のトーキングラウンジはよくわからないうちに終わりました。
うたのいえのこと、たけぶんのこと、話したかったなあ。

たけぶん3 日目。

2008-12-07 09:51:29 | うたの住む家
朝から雨。
たけぶんについたら、私たちのやり方について、久保田さんに意見をもらう。
作品が早くできすぎることへの疑問。
たけしという存在を通して、これまでに見たことないもの、気持ち悪いものを作ってほしいということなど。

どうも私が整理していたたけぶんの認識とは違うようだった。
たけしがいて、スタッフさんがいて、お客さんもいる、そんな公共施設という場で、そこにいるいろんな人たちとそこでしかできない音楽をつくるつもりだったのだけど、どうもそうではないらしい。他の人は関係なく、たけしだけを見て、たけしから何か特別なアートを生むということらしい。それなら公共施設の必要はないのでは?

でも、とにかく、たけちゃんを特別視した気持ち悪い作品を作ってみようと、たけちゃんの後をついていって行動を真似してみたりいろいろしてみた。
でもなんだかむなしくなった。
私は彼とそのようにいたいわけではない。
どうしたらいいのだろう?

午後は新聞とガムテで、等身大たけし人形を作ろうとしてみた。
たけちゃん左足に新聞とガムテをきつきつに巻いて、型をとろうとしたら、たけちゃんが大暴れ。
全身の型をとるのは断念。他のパーツはスタッフさんやお客さんに型をとらせてもらって、人形を作った。
それからお客さんたちみんなに人形の感想を聞いた。その感想をどうやってうたの歌詞にしようか考えていたら、男の子が全部うまい具合に即席うたを歌ってくれたので、それで決定。そのうたの前奏と後奏には、たけちゃんが好きな電子ピアノのデモソングの一部をくっつけた。バッハの曲かなんかで、すごい不穏。

♪(タイトル未定)
わたしはくるしそう
服を着てくださいと言われる
わたしはこわい
わたしは天才だ
茶色いですねといわれる
気持ち悪いねと言われる
鼻がどしたのかな?
なんか女の子みたい
考えちゃったよ
えっ、この中にいるのと言われる


はかったわけでもないし、いつもと同じスタンスでやったのに、これまでになく、やばいうた。

それから遊びにきてくれていた宮田篤さんと宮田さんが考案した微分帖をやった。ことばバージョンと階名バージョンをつくる。
階名のほうはミニマルになった。


一日中、曲を作っている間もずっと腑に落ちず、もやっとしていた。

夕方から、また久保田さんと片岡さんと正木ザウルスでたけぶんと私たちのスタンスについて話し合う。
たけぶんの意味とかアートの存在とか、即興からめーる団がなぜよばれたのかとか、もてなしについてとか、障害者を家族にもつこととか、やりたくないことについてとかいろいろ。
こんなに思っていることをはっきり言ってしまったのは本当に珍しい。
深刻なやりとりを経て、なんだかすっきりした。

壮絶な1日だった。
たけぶんはすごいとこかもしれない。

たけぶん2 日目。

2008-12-06 08:44:20 | うたの住む家
劇的でした。いろんな意味で。

お昼すぎにたけぶんに行って、鍵ハモ練習したり、
たけちゃんと即興したり、養護学校からのお客さんと即興したり。
ハンドベルを投げる子がいて、「なげるならあげない。」と言うと、
しゃべれないのだけど、ドラマの中のサラリーマンのように「お願い、お願い」みたいにするので、「投げないなら渡してあげてもいいよ」と交渉。
指切りをしたら、本当に投げなかった。

それから、主催者の久保田さんとスタッフさんとお客さんでうたづくり。久保田さんにうたのテーマを決めてもらう。
テーマは「たけぶん」。
たけぶんにいたみなさんに1~2行歌詞を書いてもらい、あみだくじで歌詞を並び替えた。
メロディーはスタッフの赤堀さんが即興で弾いたフレーズをとって、出だし7拍子で途中から4拍子の曲に。
残り3行は、久保田さんに始めの音を決めてもらい、
最後の1ワードはたけちゃんに決めてもらった。
たけちゃんには、ランダムに階名を書いた紙を使って、彼が叩いた音を一音ずつつなげたら、変でいけてるメロディーになった。



素直に感情を出せる
品物売ってる
お母さん大好き
透明な海底で

でもデモが好き
貧血の時の憩いの場
キャスターがついてます
床暖あったかい ここだけ石からピアノまで
毛布がいっぱいよ
たけぶんはたけしです


夜はたけぶんや自分たちのスタンスについて、たけぶんスタッフさんと話し合う。
たけぶんという場所は物事をはっきり言える場でになっているようです。