「見慣れぬ遊戯」亭

ゲームが趣味のテキトー人間が綴る備忘録+駄文。
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紹介/カードゲーム/「ボブジテン」「ボブジテンその2」

2018年05月25日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 ウチはツイートを夕方から夜にかけてしか見てないことが多いんですよね…思わず変な声出たわ。
 「ボブジテン」と「ボブジテンその2」を買えたのでいっぺんに紹介。


 原題: ボブジテン
 日本語タイトル: 同上
 デザイナー: カズナ
 発売: 2017(日)
 可能人数: 3~8人
 プレイ時間: 30分程度
 ボックスサイズ: 100×70×24(mm)
 カードサイズ: 88×63(mm)

 「コミュニケート」「発想」「楽しければ勝ち」


 5月も中旬に差し掛かろうかといった頃、スマホでツイートを流し読みしていたら潜水艦のツイートにこんなものが。

 人気ゲーム「ボブジテン」「ボブジテン2」(3-8人/30分)入荷いたしました。

 なん……だと……?
 自宅で良かった。「はぁ?」って変な声出てたし。
 夕食とってから買いに行きました。えぇ、夜に。

 

 というわけで「ボブジテン」そして続編の「ボブジテンその2」です。「その3」はなかったです。チェッ。
 日本語にはカタカナ語が氾濫しております。外国語をそのまま読んで聞いている方で意訳しろという感じで使われていまして、現東京都知事なんかがそのあたりを定例会見で使いすぎてわけ解らん事態になっているのも見たことがあると思います。
 このゲームの主人公(ストーリー的に意味で)ボブさんは日本が大好き。でもカタカナ語とし英語他のげな語がそのまま使われているという現状が気になっているご様子。そしてとうとう「カタカナ語をちゃんと日本語で説明する辞典を作る」ことになり、プレイヤー達は有事゜んとしてそれに協力するというお話です。

 

 コンポーネントはカードのみ。フェイス側には「お題」が6個書かれていて、バック側は1~6の数字とたまーに変な外人(笑)
 このゲームは8人まで出来るというかなりのプレイヤー吸収力を持っているのでゲーム会では重宝しますな。
 で、セットアップは…上の写真だけです。カードをしゃっふるして山札どーん。以上(笑)
 何人プレイでも同じ。簡単ですね。
 ゲームを端的にいえば…早い者勝ちの類推ゲーム(笑)

 

 出題者はまず山札の一番上を1枚捲って自分だけで確認です。なぜならそこに「お題」が書かれているから(笑)
 カードには見ての通り6つのお題が書かれていますが、どれが「お題」になるのかは「1枚捲った後の山札」を見ましょう。その数字がお題となる番号です。
 上の写真だと6番の「ジャンクフード」がお題です。

 で、この「お題」を出題者が説明するわけですね。カタカナ語抜きで(笑)

 「マックやバーガーキング…」
 →カタカナ語は使えません。「マック」「バーガー」キング」全てカタカナ語ですね。
 「手軽に食べられる軽食でカロリーが高くて…」
 「カロリー」がアウト(笑)

 …とまぁ、ある程度のカタカナ語は本当に日常生活に浸透してしまっているので結構説明が面倒です。もとから説明するお題がカタカナ語ですからねぇ…。

 「日本において主に都市部で手軽に食べられる軽食のうち、肥満の原因のひとつとされる定食形式や持ち帰りが主流となっている食べ物の健康的側面からの通称。ただし否定的な意味が強い」

 ……こんなんとっさには出てこないでしょうけど、まぁこんな説明ならば大丈夫です。たぶん、きっと、おそらく、めいびー、ぱーはーぷす。

 

 このような説明を受けて他のプレイヤーは回答者となり1人につき1問につき1回のチャンスを以てお題を上げるというのがルール。
 正解したならばお題のカードは正解者が、山札の一番上(お題を決めた数字のカード)を出題者が受け取り正解者が次の出題者となって次の問題に進めます。
 …つまりこのゲーム、1問につきカードを最大2枚使います。なので結構早く山札は尽きます…残り1枚以下になったらゲーム終了で最も多くのカードを獲得したプレイヤーが勝者となります。

 ただ、回答者達にはもう1つ役目があります。
 さっきの説明での悪い例のようにうっかり出題者がカタカナ語を使ってしまうのを監視するという役目です。

 カタカナ語を使っていると思ったらいち早く回答者はそれを指摘しましょう。その指摘が正当な物であれば出題者のお題カードをもらって次の出題者となります。出題者?カタカナ語を使う者に褒美はないですよ(笑)

 ……と、基本的なルールはこんなものです。「カタカナ語にはどんなものが含まれるのか」とか「どこまでがカタカナ語なのか」はマニュアルに書かれているのでご一読ください。
 例の1つとしては「カラオケ」はカタカナ語です → 空オーケストラの略語として生まれたからですね。 

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 紹介しているのはウチが持っている「ボブジテン」のノーマル版とその2で共通しているルールになります。これにそれぞれの版で1つ追加ルールが存在しています。

 

 ノーマル版でのルールはこちら「トニー」です。
 ボブの友人であるトニーもボブジテンの編纂に協力してくれるようなのですが…日本語をカタコトでしか話せません(笑)
 カードにトニーの絵が入っている時、出題者は「助詞」を使えません。ルールとしては単語のみで説明すること
となっているので「副詞」もアウトかもしれません。何処まで制限するかは話し合ってください。
 
 ボブジテンその2にはベイブというキャラクターがトニーの代わりに登場します…
 彼の特殊ルールはマニュアル見てください(笑)



 あと、カードバックの柄が違うのですが…別に混ぜて遊んでも大丈夫っぽい(笑)人数が10人とかだったら混ぜちゃっても良いかもしれません。分離も容易ですし。








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