1995年発売のタイトルのリメイクで長らく見かけなかったのを2022年になって日本語版が発売となりました。
過去に1回プレイスペースで遊んだことがありボコられたのはいい思い出(笑)。
「1号線で行こう!」の御紹介です。
原題: Line 1
日本語タイトル: 1号線で行こう(日本語版:リゴレ)
デザイナー: Stefan Dorra
発売: 1995(独)
可能人数: 2~5人
プレイ時間: 60分程度
ボックスサイズ: 259×259×51(mm)
カードサイズ: 90×60(mm)
「ライン構築」「双六」「タイル配置」

作者のStefan Dorra氏の名前を初めて見たのは…えっと…Land Unter(日本語名:ぶくぶく)だったかな。次いでAlles im Eimer (日本語名:バケツ崩し)と…まぁ面白いシステム作るデザイナーさんだなぁと(笑)あとはGum Gum Machineの作者でもあったなぁ…これも変わったパズル系のゲームですな。
で、その方が1995年に発売したのがこちらのLine 1。発売当時は全く名前を知らずにいましてボドゲを遊んだのはほんの5年前ですからねぇ…
ゲームの目的…というか勝利条件は「自分の担当駅の片方から双六方式でもう片方の駅まで進む」こと。その為にまずはボードに線路が描かれたタイルを置いていきます。妨害要素はあるっちゃあるんですがそこまで酷いものでは…あるな(笑)
正体隠匿要素もあり、「自分の担当駅」がバレるとメッチャ邪魔されます。
「あー、そっち行きたいんならこのタイルあげるよー」(クッソ邪魔なタイルを置きつつ、いい笑顔)
えぇ、遊んだ時にやられました(笑)

セットアップとして各プレイヤーに「自分の担当車両(駅も含む)」と「途中で通らなければならない停留所」のカードがランダム出配られます。

確認するのは列車カードの番号と、その番号によって決まる途中経由の停留所2~3個。
ゲーム開始の時点ではこれらのカードは自分だけが確認し、他のプレイヤーには見せないようにしましょう。列車コマも自分の所には置かずメインボードの脇に置いておけば良いです。

駅はボードの外周に1~6の番号で2つずつあります。この2つの駅をボード内側のマスへ線路を繋いでいきます。

停留所を置く場所の目印である建物マスは各地アルファベットで決まっています。

初期タイルとして「直線1本」のレールが書かれたタイル3枚と「90°カーブ」のレール1本のタイル2枚を受けとります。これらのタイルは初期タイルとしてタイル裏にアイコンが入ってます。
アイコンのないタイルは袋の中にざらざらと放り込みましょう。
あとはボードの周囲に「停留所コマ」「列車コマ」等を置いておけば準備OKです。
で、このゲームですが手番制です…それは良いんですが、ちょっと特殊な流れになってます。
まず前半戦として「タイルを配置してい線路のルートを構築していく」ことになります。線路は全てのプレイヤーが共通して使用することが出来るので誰かの繋げている線路を利用して自分のルートを構築していっても構いません。もちろん逆に自分の配置したレールが利用されることもあります。というかそれが普通です(笑)
手番が来たらプレイヤーはまず3つのアクションから1つを選択し実行します。
A-1:手元のタイルを2枚までボードに配置する。
A-2:既に配置されているタイルを手元のタイルと交換する。
B:タイル配置をパスし手札を引き直す。
C:手元のタイルが5枚になるように袋から補充する。(Aを選んだ場合のみ)
1手番に「A」の選択肢を2回、もしくは「B」を選択します。さらに「A-1」「A-2」はどちらかを2回行う、もしくは双方を1回ずつ行うというのは自由です。
「A-1」を行う場合は手元のタイル1枚を選んでボードのマスに配置します。
、配置に関していくつかのルールが存在します。

・タイルを配置するときに「元から配置されているタイルに辺隣接させる必要はない」。
→間に空間を置いて2つタイルを置いても大丈夫です。そもそも最初の手番プレイヤーは配置されているタイルがないです(笑)

・配置する時に「隣マスにタイルがあり辺隣接させる場合、全ての辺でレールが適切に繋がっていなければならない」。
→途中でどこかのレールが途切れてはダメということ。

・「建物があるマスにタイルを置くことは出来ない。また、建物のマスに向かってレールを繫げるような配置は出来ない」。
→建物を取り壊してレールは引けませんし建物に激突させてはいけません(笑)
ただし、外周部に存在する「駅」にはレールが予め敷かれている為にひとつ上の「全ての辺でレールが適切に繋がっていなければならない」の対象になります。

・建物マスに初めて辺隣接するタイルが出た時、そのタイルに建物マスに対応した(同じ文字の)停留所コマを置く。残り3辺の隣接マスにタイルが置かれても停留所コマは移動しない。
→停留所コマはすごろくパートで「目的地に止まった」と判定する為のものです。停留所のあるマス以外の建物に隣接したタイルを通っても「停留所に止まった」とはならないので気を付けましょう。
「A-2」を行う場合は手元のタイル1枚を既にボード配置されているタイル1枚と交換します。交換した「ボードに配置していたタイル」は手元に置きます。その後のアクションでボードの別の場所に配置したりすることは自由です。
ただし、ルールとしては「A」での配置ルールが全て適用される上に、「交換後にレールが減るような交換は出来ない」というルールが追加されます。
→ 
例を挙げると上の写真のような交換は出来ますが…
→ 
こういう交換は出来ません。
「B」を選ぶ場合は「A」と「C」を行うことは出来ません。また、「A」のアクションを1回行った場合、残り1アクションで「B」を行うことは出来ません。
このアクションは手元のタイルを任意の枚数をまず脇に除けてから同数のタイルを袋から引いて手札とします。
やることはこれだけです。
最後のCは袋から手札が5枚になるように新しく1枚、もしくは2枚を引くだけです。このアクションは「A」を選択した場合のみ行います。「B」を行っている場合は既に1回手札の交換を行っている為このアクションは行いません。
これで手番の動きは終了で、次の手番者に地涌ん版が回ります。同じ事をやっていきましょう。
さて、線路パートの目的は少し触れた通り「タイルを配置してい線路のルートを構築していく」のが目的となります。
担当駅2つを線路で繋げることが出来たならばそのプレイヤーは無事に線路パートをクリアとなります。
ここでの「クリア」は正確に言うと
・片方の担当駅からもう一方の担当駅まで一筆書きの容量で線路が途切れることなく繋がっていること。
・途中で停留所カードに示された建物に示された停留所のタイルを通ること。
この2つになります。
繋がったならば全員に対して列車カードは停留所カードを公開し、皆で担当駅2つがちゃんとつなげられているかを確認しましょう。
注意する点としてはカーブの扱い。マニュアルをちゃんと確認し正しく繋がっているか確認しましょう。

全員が確認し間違いがなかったらこのプレイヤーは線路パートを終了し、自分の列車カードに対応する列車コマを担当駅の片方に置きまして、以降は双六パートに移ります。これ以降は線路パートに戻ることはなく双六パートを手番が来たら行うことになります。この時点で線路パートが終わっていないプレイヤーは手番で線路パートを続けます。一刻も早く線路を繫げましょう。
→ 
双六パートに入ったプレイヤーは手番が来たらダイスを振り、出目によって列車コマを動かしていきます。
目的地はもう片方の駅で、線路パート、双六パートを通して最も早く目的地に列車コマを到達させたプレイヤーへが勝者となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ダイスは旧版(木目調の1つだけを使用するタイプ)と新版(白をベースにした3つのダイスを使用するタイプ)の2種類の動き方がありますのでゲーム開始前に全員で話あってどちらの進み方を選ぶのか選択しましょう。
以前にプレイした時は旧版の進み方でしたねぇ…新版ではなかったとも言いますが。
新版のダイスは3つ使いまして、とりあえず3つ全部振った後にどれか1つを選択しその出目の処理を行う、その後は手番を終了するか、処理を行ったダイスを除いてもう1度残ったダイスを振り1つを選択する…となります。ダイスを振った後は必ず1つを選んで実行しなければならないという動かし方です。
過去に1回プレイスペースで遊んだことがありボコられたのはいい思い出(笑)。
「1号線で行こう!」の御紹介です。
原題: Line 1
日本語タイトル: 1号線で行こう(日本語版:リゴレ)
デザイナー: Stefan Dorra
発売: 1995(独)
可能人数: 2~5人
プレイ時間: 60分程度
ボックスサイズ: 259×259×51(mm)
カードサイズ: 90×60(mm)
「ライン構築」「双六」「タイル配置」

作者のStefan Dorra氏の名前を初めて見たのは…えっと…Land Unter(日本語名:ぶくぶく)だったかな。次いでAlles im Eimer (日本語名:バケツ崩し)と…まぁ面白いシステム作るデザイナーさんだなぁと(笑)あとはGum Gum Machineの作者でもあったなぁ…これも変わったパズル系のゲームですな。
で、その方が1995年に発売したのがこちらのLine 1。発売当時は全く名前を知らずにいましてボドゲを遊んだのはほんの5年前ですからねぇ…
ゲームの目的…というか勝利条件は「自分の担当駅の片方から双六方式でもう片方の駅まで進む」こと。その為にまずはボードに線路が描かれたタイルを置いていきます。妨害要素はあるっちゃあるんですがそこまで酷いものでは…あるな(笑)
正体隠匿要素もあり、「自分の担当駅」がバレるとメッチャ邪魔されます。
「あー、そっち行きたいんならこのタイルあげるよー」(クッソ邪魔なタイルを置きつつ、いい笑顔)
えぇ、遊んだ時にやられました(笑)

セットアップとして各プレイヤーに「自分の担当車両(駅も含む)」と「途中で通らなければならない停留所」のカードがランダム出配られます。

確認するのは列車カードの番号と、その番号によって決まる途中経由の停留所2~3個。
ゲーム開始の時点ではこれらのカードは自分だけが確認し、他のプレイヤーには見せないようにしましょう。列車コマも自分の所には置かずメインボードの脇に置いておけば良いです。

駅はボードの外周に1~6の番号で2つずつあります。この2つの駅をボード内側のマスへ線路を繋いでいきます。

停留所を置く場所の目印である建物マスは各地アルファベットで決まっています。

初期タイルとして「直線1本」のレールが書かれたタイル3枚と「90°カーブ」のレール1本のタイル2枚を受けとります。これらのタイルは初期タイルとしてタイル裏にアイコンが入ってます。
アイコンのないタイルは袋の中にざらざらと放り込みましょう。
あとはボードの周囲に「停留所コマ」「列車コマ」等を置いておけば準備OKです。
で、このゲームですが手番制です…それは良いんですが、ちょっと特殊な流れになってます。
まず前半戦として「タイルを配置してい線路のルートを構築していく」ことになります。線路は全てのプレイヤーが共通して使用することが出来るので誰かの繋げている線路を利用して自分のルートを構築していっても構いません。もちろん逆に自分の配置したレールが利用されることもあります。というかそれが普通です(笑)
手番が来たらプレイヤーはまず3つのアクションから1つを選択し実行します。
A-1:手元のタイルを2枚までボードに配置する。
A-2:既に配置されているタイルを手元のタイルと交換する。
B:タイル配置をパスし手札を引き直す。
C:手元のタイルが5枚になるように袋から補充する。(Aを選んだ場合のみ)
1手番に「A」の選択肢を2回、もしくは「B」を選択します。さらに「A-1」「A-2」はどちらかを2回行う、もしくは双方を1回ずつ行うというのは自由です。
「A-1」を行う場合は手元のタイル1枚を選んでボードのマスに配置します。
、配置に関していくつかのルールが存在します。

・タイルを配置するときに「元から配置されているタイルに辺隣接させる必要はない」。
→間に空間を置いて2つタイルを置いても大丈夫です。そもそも最初の手番プレイヤーは配置されているタイルがないです(笑)

・配置する時に「隣マスにタイルがあり辺隣接させる場合、全ての辺でレールが適切に繋がっていなければならない」。
→途中でどこかのレールが途切れてはダメということ。

・「建物があるマスにタイルを置くことは出来ない。また、建物のマスに向かってレールを繫げるような配置は出来ない」。
→建物を取り壊してレールは引けませんし建物に激突させてはいけません(笑)
ただし、外周部に存在する「駅」にはレールが予め敷かれている為にひとつ上の「全ての辺でレールが適切に繋がっていなければならない」の対象になります。

・建物マスに初めて辺隣接するタイルが出た時、そのタイルに建物マスに対応した(同じ文字の)停留所コマを置く。残り3辺の隣接マスにタイルが置かれても停留所コマは移動しない。
→停留所コマはすごろくパートで「目的地に止まった」と判定する為のものです。停留所のあるマス以外の建物に隣接したタイルを通っても「停留所に止まった」とはならないので気を付けましょう。
「A-2」を行う場合は手元のタイル1枚を既にボード配置されているタイル1枚と交換します。交換した「ボードに配置していたタイル」は手元に置きます。その後のアクションでボードの別の場所に配置したりすることは自由です。
ただし、ルールとしては「A」での配置ルールが全て適用される上に、「交換後にレールが減るような交換は出来ない」というルールが追加されます。


例を挙げると上の写真のような交換は出来ますが…


こういう交換は出来ません。
「B」を選ぶ場合は「A」と「C」を行うことは出来ません。また、「A」のアクションを1回行った場合、残り1アクションで「B」を行うことは出来ません。
このアクションは手元のタイルを任意の枚数をまず脇に除けてから同数のタイルを袋から引いて手札とします。
やることはこれだけです。
最後のCは袋から手札が5枚になるように新しく1枚、もしくは2枚を引くだけです。このアクションは「A」を選択した場合のみ行います。「B」を行っている場合は既に1回手札の交換を行っている為このアクションは行いません。
これで手番の動きは終了で、次の手番者に地涌ん版が回ります。同じ事をやっていきましょう。
さて、線路パートの目的は少し触れた通り「タイルを配置してい線路のルートを構築していく」のが目的となります。
担当駅2つを線路で繋げることが出来たならばそのプレイヤーは無事に線路パートをクリアとなります。
ここでの「クリア」は正確に言うと
・片方の担当駅からもう一方の担当駅まで一筆書きの容量で線路が途切れることなく繋がっていること。
・途中で停留所カードに示された建物に示された停留所のタイルを通ること。
この2つになります。
繋がったならば全員に対して列車カードは停留所カードを公開し、皆で担当駅2つがちゃんとつなげられているかを確認しましょう。
注意する点としてはカーブの扱い。マニュアルをちゃんと確認し正しく繋がっているか確認しましょう。

全員が確認し間違いがなかったらこのプレイヤーは線路パートを終了し、自分の列車カードに対応する列車コマを担当駅の片方に置きまして、以降は双六パートに移ります。これ以降は線路パートに戻ることはなく双六パートを手番が来たら行うことになります。この時点で線路パートが終わっていないプレイヤーは手番で線路パートを続けます。一刻も早く線路を繫げましょう。


双六パートに入ったプレイヤーは手番が来たらダイスを振り、出目によって列車コマを動かしていきます。
目的地はもう片方の駅で、線路パート、双六パートを通して最も早く目的地に列車コマを到達させたプレイヤーへが勝者となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ダイスは旧版(木目調の1つだけを使用するタイプ)と新版(白をベースにした3つのダイスを使用するタイプ)の2種類の動き方がありますのでゲーム開始前に全員で話あってどちらの進み方を選ぶのか選択しましょう。
以前にプレイした時は旧版の進み方でしたねぇ…新版ではなかったとも言いますが。
新版のダイスは3つ使いまして、とりあえず3つ全部振った後にどれか1つを選択しその出目の処理を行う、その後は手番を終了するか、処理を行ったダイスを除いてもう1度残ったダイスを振り1つを選択する…となります。ダイスを振った後は必ず1つを選んで実行しなければならないという動かし方です。
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