地上波でやっていた当時は切れ切れにしか視聴できませんでしたし、今やってるのはdTvとかBSフジなので見ることは出来ません(笑)
いろんな名前で同じシステムのこれがある、システムは歴史あるゲーム「Numeron」のご紹介です。
原題: Numeron(オリジナル:master Mind)
日本語タイトル: 同上
デザイナー: -
発売: 2011(日)
可能人数: 2人
プレイ時間: 10分程度
ボックスサイズ: 92×124×17(mm)
カードサイズ: 90×59(mm)
「マスターマインド」「TV番組派生商品」「推理」

元は「Master Mind」だと言われているこのシステムは世界各地に無数にあります。
システムだけを取って「イート・バイト」「ヒット&ブロー」と呼んでいるところもあるし、女神転生シリーズのいくつかではカジノに「コードブレイカー」という名前でこのゲームが入っており遊ぶことが出来ます。システムが単純ですし、それだけ人気が高いともいえます。
で、この「Numeron」は2010年代にフジテレビの深夜枠でやってたゲーム番組。いつの間にか地上波から消えてたんですが、2019年にdTv等で復活していたのを最近知りましたので引っ張り出してみました(笑)
基本的にカードだけで遊ぶことも出来ますが、正直メモ帳が無いと勝てません(笑)


プレイヤーに配られるのはカード。あとさっきも触れましたが紙ペンはほぼ必須。
カードは数字が0~9のどれかが書かれているだけの数字カードとアイテムカードという特殊効果のカードを使います。
…まずは基本的な「Master Mind」のルールを「Numeron」の呼び方に即して紹介。…タイトルによって呼び方変わるんですよ。

まず、数字カードを使って3桁の番号を設定します。これが「設定ナンバー」となり、プレイヤー双方が1つずつ設定します。連戦するときの為のルールがあるので5~9は2枚ずつありますが、同じ数字は使えません。
ゲームとしては先手から交互に手番を行い、先に相手の設定ナンバーを並び順含めて全て当てた方のプレリイヤーが勝者となります。

手番にやることは「相手の設定ナンバーを推理に宣言する」だけです。
…ちなみに数字の組み合わせは10×9×8で720通り。「0」を100の位に出しても構いません。あたるわけねー(笑)
というわけで最初は気楽に宣言しましょう。むしろここからが重要。
自分が宣言した数字「765」に対して「0イート2バイト」という返事が返ってきました。
これが相手の設定ナンバーを確定させるためのヒントになります。

基本的に手番はこれの繰り返しなので次は相手が数字を宣言する版です。相手の宣言は「854」。自分の設定ナンバーは「436」とします。ではさっき相手がやったように判定をしてあげましょう。
まず、相手の宣言と自分の設定ナンバーに共通する数字があるかを見ましょう。①
「854」と「436」なので「4」が両方に入っています。
さらに、共通する数字が桁まで同じかを確認します。②「1桁目」と「3桁目」なので違います。

①と②の両方に当てはまる数字の個数を「イート」、①のみだったならば「バイト」として判定を行います。
なので「0イート1バイト」と判定します。ちなみにこの「0イート1バイト」は最も手がかりの少ない判定として嫌がられます(笑)

あとは両者が「3イート」を目指すだけ。
これが基本となる「Master Mind」の流れです。バージョンによっては桁数が4桁~5桁の場合もありますがやり方の基本は同じです。
で。ここからが「ヌメロン」独自のルール。
双方のプレイヤーにはアイテムカードが7種1枚ずつ渡されます。
対戦開始の前に7種のアイテムカードからこのゲームで使うアイテムを3つ選び自分の前に出しておく必要があります…まぁ、1回で勝負を決める戦いなら好きに選んでいいんですが、連戦するラウンド制の場合はゲーム中にラウンドが進んだとしても以前に使ったアイテムは使用できません。
…となってるわけですが、「前のラウンドで選択したけど使ってなかったアイテム」は多分後のラウンドでも選択することは出来ると思います。
アイテムはさっきも触れたけど7種。攻撃型5種と防御型2種となります。あと、TV版では効果が初期と後期で違ってるのとか、途中から追加されたアイテムもあるのですがこのマニュアルに載っている効果で最も解りにくいヤツをご紹介。

〇Slash
一瞬どういう効果か解りにくいんだけど使いこなせれば強いともっぱらの噂だったこのアイテム。効果は相手にスラッシュナンバーを答えさせるというものです。
スラッシュナンバーって何かというと、自分の設定ナンバーの【最大値】から【最小値】を減算した数です。
---
この「734」という設定ナンバーでは【最大値:7】-【最小値:3】=【スラッシュナンバー:4】となりますので、そのまま4を答えましょう。
これが何の役に立つのかというと…使われている数字の2つ組をある程度絞り込めるということ。
【スラッシュナンバー:4】は
【最大値:9】-【最小値:5】/【最大値:8】-【最小値:4】/【最大値:7】-【最小値:3】
【最大値:6】-【最小値:2】/【最大値:5】-【最小値:1】/【最大値:4】-【最小値:0】
という6つの組み合わせで作られるナンバーですので、片方が解るともう片方も自然と解ります…というか大抵はこのセットで宣言を行うことになります。
理解出来れば大きな武器になるこのアイテムですがTV放送では何回か曲解、誤解をしたプレイヤーが迷走しているそうなので気を付けましょう。
なお、【スラッシュナンバー:9】となる組み合わせは
【最大値:9】-【最小値:0】
しか存在しないため、一発で数字2つが判明します…あとは桁を合わせるだけ(笑)
「386」の3をChangeの対象とした場合、同じ100の位しか入れ替えるカードを置くことは出来ず、また「0~4」のどれか(元カードである3は除く)からしか選ぶことは出来ません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
当時はウチもまだフジのバラエティ枠に期待をしていたんですよねぇ…このゲームとか次にやってた「カルコロン」とかもウチにあるはずです…勝田覚えはあるので発掘したら紹介したいですね(笑)
これはもう昔からあるパズルゲームなのでウチがぐだぐだ言うこともないんです。
で、これはボドゲの沼に嵌る初期に買ってたはずなので2人プレイのゲームでも違和感なく買ってましたね…いまだとかなり長考しそう。悩んだ末にやっぱり買いそうだけど(笑)
あと、 「ちなみに数字の組み合わせは10×9×8で720通り。「0」を100の位に出しても構いません。あたるわけねー(笑)」
と書いてますが…偶然初回の宣言で当てた方は地上波時代に2人いるはずです…確かそんな事を言ってた記憶があったんでぐぐったら眞鍋かをりさんとあと1人でした。当たる時には当たるモノですねぇ…
いろんな名前で同じシステムのこれがある、システムは歴史あるゲーム「Numeron」のご紹介です。
原題: Numeron(オリジナル:master Mind)
日本語タイトル: 同上
デザイナー: -
発売: 2011(日)
可能人数: 2人
プレイ時間: 10分程度
ボックスサイズ: 92×124×17(mm)
カードサイズ: 90×59(mm)
「マスターマインド」「TV番組派生商品」「推理」

元は「Master Mind」だと言われているこのシステムは世界各地に無数にあります。
システムだけを取って「イート・バイト」「ヒット&ブロー」と呼んでいるところもあるし、女神転生シリーズのいくつかではカジノに「コードブレイカー」という名前でこのゲームが入っており遊ぶことが出来ます。システムが単純ですし、それだけ人気が高いともいえます。
で、この「Numeron」は2010年代にフジテレビの深夜枠でやってたゲーム番組。いつの間にか地上波から消えてたんですが、2019年にdTv等で復活していたのを最近知りましたので引っ張り出してみました(笑)
基本的にカードだけで遊ぶことも出来ますが、正直メモ帳が無いと勝てません(笑)


プレイヤーに配られるのはカード。あとさっきも触れましたが紙ペンはほぼ必須。
カードは数字が0~9のどれかが書かれているだけの数字カードとアイテムカードという特殊効果のカードを使います。
…まずは基本的な「Master Mind」のルールを「Numeron」の呼び方に即して紹介。…タイトルによって呼び方変わるんですよ。

まず、数字カードを使って3桁の番号を設定します。これが「設定ナンバー」となり、プレイヤー双方が1つずつ設定します。連戦するときの為のルールがあるので5~9は2枚ずつありますが、同じ数字は使えません。
ゲームとしては先手から交互に手番を行い、先に相手の設定ナンバーを並び順含めて全て当てた方のプレリイヤーが勝者となります。

手番にやることは「相手の設定ナンバーを推理に宣言する」だけです。
…ちなみに数字の組み合わせは10×9×8で720通り。「0」を100の位に出しても構いません。あたるわけねー(笑)
というわけで最初は気楽に宣言しましょう。むしろここからが重要。
自分が宣言した数字「765」に対して「0イート2バイト」という返事が返ってきました。
これが相手の設定ナンバーを確定させるためのヒントになります。

基本的に手番はこれの繰り返しなので次は相手が数字を宣言する版です。相手の宣言は「854」。自分の設定ナンバーは「436」とします。ではさっき相手がやったように判定をしてあげましょう。
まず、相手の宣言と自分の設定ナンバーに共通する数字があるかを見ましょう。①
「854」と「436」なので「4」が両方に入っています。
さらに、共通する数字が桁まで同じかを確認します。②「1桁目」と「3桁目」なので違います。

①と②の両方に当てはまる数字の個数を「イート」、①のみだったならば「バイト」として判定を行います。
なので「0イート1バイト」と判定します。ちなみにこの「0イート1バイト」は最も手がかりの少ない判定として嫌がられます(笑)

あとは両者が「3イート」を目指すだけ。
これが基本となる「Master Mind」の流れです。バージョンによっては桁数が4桁~5桁の場合もありますがやり方の基本は同じです。
で。ここからが「ヌメロン」独自のルール。
双方のプレイヤーにはアイテムカードが7種1枚ずつ渡されます。
対戦開始の前に7種のアイテムカードからこのゲームで使うアイテムを3つ選び自分の前に出しておく必要があります…まぁ、1回で勝負を決める戦いなら好きに選んでいいんですが、連戦するラウンド制の場合はゲーム中にラウンドが進んだとしても以前に使ったアイテムは使用できません。
…となってるわけですが、「前のラウンドで選択したけど使ってなかったアイテム」は多分後のラウンドでも選択することは出来ると思います。
アイテムはさっきも触れたけど7種。攻撃型5種と防御型2種となります。あと、TV版では効果が初期と後期で違ってるのとか、途中から追加されたアイテムもあるのですがこのマニュアルに載っている効果で最も解りにくいヤツをご紹介。

〇Slash
一瞬どういう効果か解りにくいんだけど使いこなせれば強いともっぱらの噂だったこのアイテム。効果は相手にスラッシュナンバーを答えさせるというものです。
スラッシュナンバーって何かというと、自分の設定ナンバーの【最大値】から【最小値】を減算した数です。
---
この「734」という設定ナンバーでは【最大値:7】-【最小値:3】=【スラッシュナンバー:4】となりますので、そのまま4を答えましょう。
これが何の役に立つのかというと…使われている数字の2つ組をある程度絞り込めるということ。
【スラッシュナンバー:4】は
【最大値:9】-【最小値:5】/【最大値:8】-【最小値:4】/【最大値:7】-【最小値:3】
【最大値:6】-【最小値:2】/【最大値:5】-【最小値:1】/【最大値:4】-【最小値:0】
という6つの組み合わせで作られるナンバーですので、片方が解るともう片方も自然と解ります…というか大抵はこのセットで宣言を行うことになります。
理解出来れば大きな武器になるこのアイテムですがTV放送では何回か曲解、誤解をしたプレイヤーが迷走しているそうなので気を付けましょう。
なお、【スラッシュナンバー:9】となる組み合わせは
【最大値:9】-【最小値:0】
しか存在しないため、一発で数字2つが判明します…あとは桁を合わせるだけ(笑)
「386」の3をChangeの対象とした場合、同じ100の位しか入れ替えるカードを置くことは出来ず、また「0~4」のどれか(元カードである3は除く)からしか選ぶことは出来ません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
当時はウチもまだフジのバラエティ枠に期待をしていたんですよねぇ…このゲームとか次にやってた「カルコロン」とかもウチにあるはずです…勝田覚えはあるので発掘したら紹介したいですね(笑)
これはもう昔からあるパズルゲームなのでウチがぐだぐだ言うこともないんです。
で、これはボドゲの沼に嵌る初期に買ってたはずなので2人プレイのゲームでも違和感なく買ってましたね…いまだとかなり長考しそう。悩んだ末にやっぱり買いそうだけど(笑)
あと、 「ちなみに数字の組み合わせは10×9×8で720通り。「0」を100の位に出しても構いません。あたるわけねー(笑)」
と書いてますが…偶然初回の宣言で当てた方は地上波時代に2人いるはずです…確かそんな事を言ってた記憶があったんでぐぐったら眞鍋かをりさんとあと1人でした。当たる時には当たるモノですねぇ…
オリラジ中田さんの「負けたかと思いましたよ」は今でも思い出す名台詞ですね。
皆藤愛子さんですねぇ…結構長く番組やってたはずなのに2人だけですから当たらないんでしょう。
オリラジ中田さんはスラッシュ事件をリアル視聴してて「あー↓」ってため息ついた記憶があります(笑)
番組内で印象に残ってるのは…「テレビなので喋る」ですね(笑)