…最近って2000年辺りのリメイクが出ることがいくつもありますなぁ…アニバーサリーとかの数字が多いんですよねぇ…ついでに記念版とかはともかく、日本語版とか輸入とかで数年遅れて入ってくることがあるので新版系統はまとめて動く感じがあります…
「ベガス ロイヤル」のご紹介です。
原題: Las Vegas Royale
日本語タイトル: ベガスロイヤル
デザイナー: Rüdiger Dorn
発売: 2019(独)
可能人数: 2~5人
プレイ時間: 60分程度
ボックスサイズ: 310×220×68(mm)
カードサイズ: 43×63(mm)
「ダイスロール」「マジョリティ」「バッティング」

aleaブランドってどんなのがあるんだろう…と軽く調べてみたんですが、持っているのだけでも「ラー」とか「プエルトリコ」「ルイ14世」(ウチが持ってるのはリメイクの「マフィオズー」)「サンファン(二版)」「ロイヤルターフ(グループSNE版)」とかかなぁ…で、今回紹介する「ベガス」。
カードゲーム版とかそういうのも含めるとaleaブランドって40近くあると聞いた覚えがあるんですよ…その後にブランドのリメイク(?)を行うということで最初に出たナンバー【1】がこちらの「ベガス ロイヤル」となります。なお、ブランドリメイク後には【2】「ブルゴーニュ プラス」【3】「トスカーナの城」【4】「プエルトリコ21」等があります。【2】【3】は売ってるのを見たことあるけどとりあえず保留…という名の放置です。
さて、買いたいモノを買う金がない愚痴は置いといて、買ったタイトルのご紹介ですよっと。今回ご紹介するのは基本ゲームの流れとルールの追加方法です。
ゲームとしてはラスベガスの6つの大手カジノを舞台に最も稼いだプレイヤーが勝ちというシンプルなもの。

セットアップ(中央)。
プレイヤー達の中央辺りにカジノタイルとダイスステージを組み合わせます。あとはチップをまとめて置いたり、マネーカードをシャッフルして山札にしたりする程度。

セットアップ(プレイヤー)
ダイスを1色全て(小7+大1)受け取ります。マニュアルではここでチップも渡しているけどそちらは「ラウンド前処理」に行います。
ゲームは全3ラウンドで行われます。そして1ラウンドは「ラウンド開始時処理」「メイン」「払い戻し」の3つのフェイズでい進んでいきます。
〇「ラウンド開始時処理」

ラウンドの最初にセットアップで飛ばした「チップ」の支給があります。
マニュアルではセットアップで2枚配っておいて、2ラウンドと3ラウンドの頭に追加で2枚ずつ追加支給となっていますが「わざわざ別扱いにする必要ってあんのかなー」ということでラウンド開始時に毎ラウンド支給という形にしました。まぁあまり変わりませんし。
次に行うのはマネーカードの設定。
→
→ 
マネーカードの山札から2枚ずつ6組を公開します。そしてこれらの「金額の合計値」の最も高い組を「6」のカジノの前に置きます。次に高い組を「5」のカジノに置き…以下3番目に高い組を「4」に、続けて「3」「2」「1」にどんどん配置していきましょう。金額の合計値が同じ場合は「個々のカードで最も高いカードがある方」が数字の高いカジノに配置されます。
ラウンド開始時に行うのはこの2つ。これらが終わったらメインのダイスロールに入ります。
〇メイン
メインは手番制でスタートプレイヤーから順に時計回りで手番を順繰りに行います。

手番者はまず自分の持つダイスを全てダイスアリーナに振り入れます。
…ちょっと解り辛いので整理します。

と、こんな出目になりました。
手番者はこのダイスロールで出た出目の1つを選び、該当かる出目が出た全てのダイスを家事のボードに配置します。

こんな感じです。出目【3】を選択したので3のカジノボードに【3】ノダイス目のダイス3つを配置します。

選択しなかった出目はアリーナから回収して手元に置きます。
これで手番は終了です。次のプレイヤーに手番を渡しましょう。
で、出目の選択ですが…

出目の選択は自由です。1個しか出てないとしてもそれを選ぶことを躊躇する必要はありません(笑)

それに2周目以降に他のプレイヤー、もしくは自分が以前にダイスを配置したカジノに配置(というか追加になります)しても構いません。
このゲーム、ラウンド毎に各カジノへ最も多くのダイス(大ダイスは小ダイス2個分)を置いたプレイヤーが有利なわけですが…ふまーにこんな場面があります。

タイスアリーナに振り入れたダイスロールの結果が【4】3つ分(大1個があるから)なんですが、既に4のカジノボードには青プレイヤーが4つ分(小2と大1)あります。
この場合、選択する場合はアリーナにある【4】のダイス全てを4のカジノへ配置しますが、それで全てのダイスを使ってしまいますのでこのラウンドではダイスの追加が出来ません。その上4のカジノにアリーナにダイスを配置してもダイスの数が少ないので少し不利になります。下手するとマネーカードが獲得出来ないこともあります。
つまり、簡単に言えば配置したくない場合(笑)

この時に使えるのがチップ。
1枚使うことで子の手番でアリーナに振り入れたダイスを全て回収して手元に戻すことが出来ます。
さて、手番を繰り返すとダイスアリーナに振り入れるダイスがなくなるプレイヤーが出ますが、その場合は手番を飛ばしまして、全てのプレイヤーのダイスがどこかのカジノに配置されるまで続けます。

3人プレイ分でこんな感じになります。こうなったら最後のフェイズ「払い戻し」に移りましょう。
○払い戻し
払い戻しで行うことは各カジノでの勝者を決め、マネーカードを配布するというものです。
処理はカジノの数字が小さい順に行いますもっと言えば1~6順番でカジノの払い戻しを行います。

カジノの払い戻しの基本はより多くのダイスをそのカジノに配置しているプレイヤーに優先権が与えられます。
写真では緑が2個、青が1個を1のカジノに配置しているのでこの2人に権利があります。
そして、より多くのダイスを配置した緑のプレイヤーに高い額面の6万$、青のプレイヤーに3万$のマネーカードが渡されます。
なお、1つのカジノに3人以上のプレイヤーがダイスを配置していることがありますが、全員のダイス数がバラバラの場合はマネーカードを得ることが出来るのはダイス配置数の最多者、そして次点者のみであり3番目以降のプレイヤーは何ももらえません。

たまに1人しかカジノに配置していない場合があります。この場合はというと…

黄色プレイヤーは6万$1枚を獲得し、もう1枚はマネーカード山札の下に戻します。
カジノ1つにつきプレイヤーが受け取ることが出来るマネーカードは1枚のみとなるようですね。

で、一番ありそうなのが「同じ個数」の場合。(小4個 vs 大1+小2)
この場合、バッティングが発生し、同じ個数を配置したプレイヤー全てはバッティングによってそのカジノでの優先権を失います。つまり、マネーカードはもらえません。
上の写真で青と黄色は6のカジノではマネーヘカードをもらえませんが、仮に赤のプレイヤーが6を1個配置していた場合、10万$を1枚獲得することが出来ます。
これを1から6まで、全てのカジノで行います。処理が終わったカジノに配置していたダイスは自分の手元に戻していきます。

受け取ったマネーカードは裏向きにして額面が見えないように自分の手元に置きます。枚数は解るようにしておきましょう。
これで1ラウンド終了です。続いて次のラウンドに移りましょう。3ラウンド終了時にのみゲーム終了となりまして、この時点で最も獲得したマネーカードの額面合計が多いプレイヤーが勝者となります。
と、基本ルールはこんな感じです。
旧版との違いは
・マネーカードの決定。
旧:各カジノごとに一定額の額面になるまでカードを配置する。場合によってはマネーカードが1枚~3枚以上になる。
・チップ。
旧:存在しない。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
元々このタイトルは大好きなのでもっと遊びたいのですがあまり機会がないんですよねぇ…
さて。
今回の基本ルールではカジノの賞金額は1~6になるにつれて高くなるので1~2などのダイス目の低いカジノで微妙な感じになるかもしれません。それで6のカジノにダイスを偏らせることを夢見るか、1のカジノにて少ないダイス配置数でマネーカードを狙うかは戦略の分かれるところですが、ここで標準ルールを採用するとさらに考える事項が増えます(笑)
で、標準ルールを使用した場合の中央セットアップがこちらになります。

どーん。
基本ゲームとの違いはカジノボードの外側に追加ルール用のボードが配置されていることです。追加ルールボードは1~3のカジノの後ろにのみ配置されており、ルールとしては1~3のカジノにダイスを配置した場合に対応するツイカボードのルールが発動するというものです。
……
あれ? これってダイス配置に関して発動する追加ルールってことは…
旧版拡張の追加ルールカードとか…別口で使えるんじゃね?
「ベガス ロイヤル」のご紹介です。
原題: Las Vegas Royale
日本語タイトル: ベガスロイヤル
デザイナー: Rüdiger Dorn
発売: 2019(独)
可能人数: 2~5人
プレイ時間: 60分程度
ボックスサイズ: 310×220×68(mm)
カードサイズ: 43×63(mm)
「ダイスロール」「マジョリティ」「バッティング」

aleaブランドってどんなのがあるんだろう…と軽く調べてみたんですが、持っているのだけでも「ラー」とか「プエルトリコ」「ルイ14世」(ウチが持ってるのはリメイクの「マフィオズー」)「サンファン(二版)」「ロイヤルターフ(グループSNE版)」とかかなぁ…で、今回紹介する「ベガス」。
カードゲーム版とかそういうのも含めるとaleaブランドって40近くあると聞いた覚えがあるんですよ…その後にブランドのリメイク(?)を行うということで最初に出たナンバー【1】がこちらの「ベガス ロイヤル」となります。なお、ブランドリメイク後には【2】「ブルゴーニュ プラス」【3】「トスカーナの城」【4】「プエルトリコ21」等があります。【2】【3】は売ってるのを見たことあるけどとりあえず保留…という名の放置です。
さて、買いたいモノを買う金がない愚痴は置いといて、買ったタイトルのご紹介ですよっと。今回ご紹介するのは基本ゲームの流れとルールの追加方法です。
ゲームとしてはラスベガスの6つの大手カジノを舞台に最も稼いだプレイヤーが勝ちというシンプルなもの。

セットアップ(中央)。
プレイヤー達の中央辺りにカジノタイルとダイスステージを組み合わせます。あとはチップをまとめて置いたり、マネーカードをシャッフルして山札にしたりする程度。

セットアップ(プレイヤー)
ダイスを1色全て(小7+大1)受け取ります。マニュアルではここでチップも渡しているけどそちらは「ラウンド前処理」に行います。
ゲームは全3ラウンドで行われます。そして1ラウンドは「ラウンド開始時処理」「メイン」「払い戻し」の3つのフェイズでい進んでいきます。
〇「ラウンド開始時処理」

ラウンドの最初にセットアップで飛ばした「チップ」の支給があります。
マニュアルではセットアップで2枚配っておいて、2ラウンドと3ラウンドの頭に追加で2枚ずつ追加支給となっていますが「わざわざ別扱いにする必要ってあんのかなー」ということでラウンド開始時に毎ラウンド支給という形にしました。まぁあまり変わりませんし。
次に行うのはマネーカードの設定。



マネーカードの山札から2枚ずつ6組を公開します。そしてこれらの「金額の合計値」の最も高い組を「6」のカジノの前に置きます。次に高い組を「5」のカジノに置き…以下3番目に高い組を「4」に、続けて「3」「2」「1」にどんどん配置していきましょう。金額の合計値が同じ場合は「個々のカードで最も高いカードがある方」が数字の高いカジノに配置されます。
ラウンド開始時に行うのはこの2つ。これらが終わったらメインのダイスロールに入ります。
〇メイン
メインは手番制でスタートプレイヤーから順に時計回りで手番を順繰りに行います。

手番者はまず自分の持つダイスを全てダイスアリーナに振り入れます。
…ちょっと解り辛いので整理します。

と、こんな出目になりました。
手番者はこのダイスロールで出た出目の1つを選び、該当かる出目が出た全てのダイスを家事のボードに配置します。

こんな感じです。出目【3】を選択したので3のカジノボードに【3】ノダイス目のダイス3つを配置します。

選択しなかった出目はアリーナから回収して手元に置きます。
これで手番は終了です。次のプレイヤーに手番を渡しましょう。
で、出目の選択ですが…

出目の選択は自由です。1個しか出てないとしてもそれを選ぶことを躊躇する必要はありません(笑)

それに2周目以降に他のプレイヤー、もしくは自分が以前にダイスを配置したカジノに配置(というか追加になります)しても構いません。
このゲーム、ラウンド毎に各カジノへ最も多くのダイス(大ダイスは小ダイス2個分)を置いたプレイヤーが有利なわけですが…ふまーにこんな場面があります。

タイスアリーナに振り入れたダイスロールの結果が【4】3つ分(大1個があるから)なんですが、既に4のカジノボードには青プレイヤーが4つ分(小2と大1)あります。
この場合、選択する場合はアリーナにある【4】のダイス全てを4のカジノへ配置しますが、それで全てのダイスを使ってしまいますのでこのラウンドではダイスの追加が出来ません。その上4のカジノにアリーナにダイスを配置してもダイスの数が少ないので少し不利になります。下手するとマネーカードが獲得出来ないこともあります。
つまり、簡単に言えば配置したくない場合(笑)

この時に使えるのがチップ。
1枚使うことで子の手番でアリーナに振り入れたダイスを全て回収して手元に戻すことが出来ます。
さて、手番を繰り返すとダイスアリーナに振り入れるダイスがなくなるプレイヤーが出ますが、その場合は手番を飛ばしまして、全てのプレイヤーのダイスがどこかのカジノに配置されるまで続けます。

3人プレイ分でこんな感じになります。こうなったら最後のフェイズ「払い戻し」に移りましょう。
○払い戻し
払い戻しで行うことは各カジノでの勝者を決め、マネーカードを配布するというものです。
処理はカジノの数字が小さい順に行いますもっと言えば1~6順番でカジノの払い戻しを行います。

カジノの払い戻しの基本はより多くのダイスをそのカジノに配置しているプレイヤーに優先権が与えられます。
写真では緑が2個、青が1個を1のカジノに配置しているのでこの2人に権利があります。
そして、より多くのダイスを配置した緑のプレイヤーに高い額面の6万$、青のプレイヤーに3万$のマネーカードが渡されます。
なお、1つのカジノに3人以上のプレイヤーがダイスを配置していることがありますが、全員のダイス数がバラバラの場合はマネーカードを得ることが出来るのはダイス配置数の最多者、そして次点者のみであり3番目以降のプレイヤーは何ももらえません。

たまに1人しかカジノに配置していない場合があります。この場合はというと…

黄色プレイヤーは6万$1枚を獲得し、もう1枚はマネーカード山札の下に戻します。
カジノ1つにつきプレイヤーが受け取ることが出来るマネーカードは1枚のみとなるようですね。

で、一番ありそうなのが「同じ個数」の場合。(小4個 vs 大1+小2)
この場合、バッティングが発生し、同じ個数を配置したプレイヤー全てはバッティングによってそのカジノでの優先権を失います。つまり、マネーカードはもらえません。
上の写真で青と黄色は6のカジノではマネーヘカードをもらえませんが、仮に赤のプレイヤーが6を1個配置していた場合、10万$を1枚獲得することが出来ます。
これを1から6まで、全てのカジノで行います。処理が終わったカジノに配置していたダイスは自分の手元に戻していきます。

受け取ったマネーカードは裏向きにして額面が見えないように自分の手元に置きます。枚数は解るようにしておきましょう。
これで1ラウンド終了です。続いて次のラウンドに移りましょう。3ラウンド終了時にのみゲーム終了となりまして、この時点で最も獲得したマネーカードの額面合計が多いプレイヤーが勝者となります。
と、基本ルールはこんな感じです。
旧版との違いは
・マネーカードの決定。
旧:各カジノごとに一定額の額面になるまでカードを配置する。場合によってはマネーカードが1枚~3枚以上になる。
・チップ。
旧:存在しない。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
元々このタイトルは大好きなのでもっと遊びたいのですがあまり機会がないんですよねぇ…
さて。
今回の基本ルールではカジノの賞金額は1~6になるにつれて高くなるので1~2などのダイス目の低いカジノで微妙な感じになるかもしれません。それで6のカジノにダイスを偏らせることを夢見るか、1のカジノにて少ないダイス配置数でマネーカードを狙うかは戦略の分かれるところですが、ここで標準ルールを採用するとさらに考える事項が増えます(笑)
で、標準ルールを使用した場合の中央セットアップがこちらになります。

どーん。
基本ゲームとの違いはカジノボードの外側に追加ルール用のボードが配置されていることです。追加ルールボードは1~3のカジノの後ろにのみ配置されており、ルールとしては1~3のカジノにダイスを配置した場合に対応するツイカボードのルールが発動するというものです。
……
あれ? これってダイス配置に関して発動する追加ルールってことは…
旧版拡張の追加ルールカードとか…別口で使えるんじゃね?
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