猫にバンド組ませて見事な演奏を披露しましょう。お題はネズミでヨロ(笑)
たまに酔っぱらったネコが乱入してきますがそれもご愛嬌。
「酔いどれ猫のブルース」のご紹介です。
原題: Katzenjammer Blues
日本語タイトル: 酔いどれ猫のブルース
デザイナー: Reiner Knizia
発売: 1998(独)
可能人数: 2~6人
プレイ時間: 5分程度
ボックスサイズ: 124×84×22(mm)
カードサイズ: 89×57(mm)
「競り」「ハンドマネジメント」「セットコレクション」

20世紀にクニツィア博士が出したゲームですが、2014年にニューゲームズオーダーが日本語版を出したようです。ウチが持っているのはもちろん日本語版(笑)
……まぁ、最初買った時にはルールが理解出来ずに死蔵することになって4年後の今になってもう1回見てなんとか理解できたってことで。
…正直な話、買ったばかりの時に先入観とか思い込みとかでルールが正しく読み込めず理解出来ないことがたまーにあります…そう言う時は1~10年くらい封印してからもう1度ルール読解にチャレンジすると理解できる場合があるのでお勧めです。
…そんなのはウチだけですかそうですか(笑)
それはともかくこちらのゲームですが。
・要するに猫たちが4人1組でバンドを作って演奏するらしい。
→たまに酔っぱらったネコが乱入してくるらしい。
→バンドを組ませたらネズミがもらえる。
→ネズミをいっぱい稼いだら勝てると思うよ。
という感じのゲーム。

コンポーネントはカードのみ。プレイ用のカードは1~5の数字カードとJ(ジョーカー)が15枚ずつ。あとはネズミカードという得点カードが1まとめ。
…プレイカードですが…ゲームで参照するのは数字とJのみで、描かれている色とか演奏している猫はくまっっっったく、ゲームには使われません。精々フレーバー扱いです。
……これさ…、クニツィア博士がまた「システムの開発をしたあとでモチーフになるモノをさらっと付け足した」パターンでしょ…今までもいくつかあったからね、こう…システムと使用しているモチーフがバラバラなの(笑)

セットアップはプレイカードをシャッフルしてプレイヤーに6枚ずつ配り、残りは山札どーん。
ネズミカードはひとまとめで山札どーん。以上(笑)
ゲームはラウンド制で進み、終了トリガーが引かれるまでラウンドを続けていきます。

1/このラウンドの獲得札を公開。
プレイカードを1枚ずつ公開します。
同じ数字カードが出るか、Jが出るまで公開をしましょう。最後に引いたカードまでが今回の競りで獲得できるカードになります。
→ 
あと、Jが出て場札の公開が終わった場合は全員が山札から1枚ずつカードを引いて手札に加えます。
2/競りの入札
「1」で公開された場札を競りにかけます。
競りに使うのは手札のプレイカード。
…手札を使って手札に入る予定のカードを競ることになります。購入当時はこのあたりで混乱してました…読みこめば理解できたと思うんだけど、当時は投げ出した模様(笑)
競りの仕方は「同じ数字を1枚以上」か「バラの数字を何枚か」という感じ。
強さとしては…
「1を1枚」→「2を1枚」→…→「5を1枚」→「バラ2枚」→「1を2枚」→「2を2枚」→……以下続くという感じです。
まず見るのはカード枚数。ついで揃っているカードの数字、数字を全く揃えていない場合は「バラ」と呼ばれて同枚数の1のカードの揃いよりも弱いという判定になります。
なお、手札上限はないので同じ数字であれば6枚以上出すことも出来そう(バラは同じ数字を含むことが出来ないので最大5枚)ですが…場札が最大6枚(1~5のセット+もう1枚)なので、そこまでやる価値があるのかどうか微妙なところです。
競りの仕方としては入札するカードの数字(もしくは「バラ」宣言)と枚数をコールするだけ。この段階ではカードを見せる必要はありません。紳士協定として出せないカードをコールするのは止めましょう。
なお、Jはバラとしても使えるし「何かの数字の代役」としても使えます。J3枚を持っていれば「5が3枚」とコールしても構いません。Jを5として扱えば出せますからね。
競りはスタートプレイヤーの隣から始まって1人以外の全てがパスするまで続きます。

落札者は手札からコールしたカードを破棄し、代わりに場札を手に加えます。
入札から降りる(パスをする)場合は紛らわしさを回避する為、手札を伏せて置くと解り易いらしいです(マニュアルに明記されてます)

3/カルテットの公開
これは「2」の落札者だけが行うことの出来る行動になります。
手札に同じ数字が4枚揃っているならば…Jで代数入力しても構いません…このタイミングで公開することが出来ます。というかこのタイミングでしか公開できないということになります。
手札に複数のカルテットがあるならばその全てを公開することも可能です。別に公開しないことを選んでも構いません。さっきも触れたように手札上限はありませんので。

このカルテット公開によって落札者はネズミカードを獲得することが出来ます。獲得枚数は公開したカルテットの数字…写真の場合は4枚獲得します。公開したカルテットは全て捨て札となります。
また、手札からJのみのカルテットを出すことも出来ますが、この場合は数字を代入してネズミカードを獲得するか、Jとして扱い数字ナシとしてネズミカードを獲得せずにそのままJカードを捨てるかを選ぶことが出来ます。
……はい、必要なルールを1つ飛ばしていますのでここでご紹介。
→ 
Jのカードは競りで出すことも、カルテットに混ぜ込んで出すことも出来ます。
が。
使用したJカードは他のカードのように捨て札には流さずに自分の傍に置いておきます。
このように使用したJカードは自分の場から減ることはありません。
唯一、JのみのカルテットだけがJカードを捨て札にする方法となります。
面倒ですね。
まぁ勘の良い方は解ったかもしれませんが…このJカード、ゲーム終了時に一番多く自分の場に持っているプレイヤーは得点が減ります(笑)
「ゲームに勝てなくなる」という凶悪なペナルティでは無い分だけマシと考えた方が良いでしょう。
ゲームはここまでの流れを1ラウンドとして場のネズミカードが全てなくなったらそのラウンドでゲーム終了となり、得点計算に入ります…ネズミカードの多いプレイヤーが勝者となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
競りで獲得したカードは手札に加わるので、「カルテットで公開する」以外に「さらに次以降の競りの種銭にする」という使い方があります。あとは1枚ずつしかないカードでバラのセットを使って入札なども出来ます…手札の状態がとても重要になる感じですねぇ…
基本的に5とか4の数字は競りに使った方が強いのかな~とかくらいしか思いつかない自分の頭の回転の鈍さが恨めしい(笑)
あと、Jカードは一番使用枚数の多いプレイヤーだけが減点される仕組みなので、ある程度は割り切って使った方が良いと思われます。もしくは減点を食らうことを見越してそれ以上に使いまくってしまうとか(笑)
……ネズミカード何枚分が減らされるのかをウチが書いてないのはわざとです。
たまに酔っぱらったネコが乱入してきますがそれもご愛嬌。
「酔いどれ猫のブルース」のご紹介です。
原題: Katzenjammer Blues
日本語タイトル: 酔いどれ猫のブルース
デザイナー: Reiner Knizia
発売: 1998(独)
可能人数: 2~6人
プレイ時間: 5分程度
ボックスサイズ: 124×84×22(mm)
カードサイズ: 89×57(mm)
「競り」「ハンドマネジメント」「セットコレクション」

20世紀にクニツィア博士が出したゲームですが、2014年にニューゲームズオーダーが日本語版を出したようです。ウチが持っているのはもちろん日本語版(笑)
……まぁ、最初買った時にはルールが理解出来ずに死蔵することになって4年後の今になってもう1回見てなんとか理解できたってことで。
…正直な話、買ったばかりの時に先入観とか思い込みとかでルールが正しく読み込めず理解出来ないことがたまーにあります…そう言う時は1~10年くらい封印してからもう1度ルール読解にチャレンジすると理解できる場合があるのでお勧めです。
…そんなのはウチだけですかそうですか(笑)
それはともかくこちらのゲームですが。
・要するに猫たちが4人1組でバンドを作って演奏するらしい。
→たまに酔っぱらったネコが乱入してくるらしい。
→バンドを組ませたらネズミがもらえる。
→ネズミをいっぱい稼いだら勝てると思うよ。
という感じのゲーム。

コンポーネントはカードのみ。プレイ用のカードは1~5の数字カードとJ(ジョーカー)が15枚ずつ。あとはネズミカードという得点カードが1まとめ。
…プレイカードですが…ゲームで参照するのは数字とJのみで、描かれている色とか演奏している猫はくまっっっったく、ゲームには使われません。精々フレーバー扱いです。
……これさ…、クニツィア博士がまた「システムの開発をしたあとでモチーフになるモノをさらっと付け足した」パターンでしょ…今までもいくつかあったからね、こう…システムと使用しているモチーフがバラバラなの(笑)

セットアップはプレイカードをシャッフルしてプレイヤーに6枚ずつ配り、残りは山札どーん。
ネズミカードはひとまとめで山札どーん。以上(笑)
ゲームはラウンド制で進み、終了トリガーが引かれるまでラウンドを続けていきます。

1/このラウンドの獲得札を公開。
プレイカードを1枚ずつ公開します。
同じ数字カードが出るか、Jが出るまで公開をしましょう。最後に引いたカードまでが今回の競りで獲得できるカードになります。


あと、Jが出て場札の公開が終わった場合は全員が山札から1枚ずつカードを引いて手札に加えます。
2/競りの入札
「1」で公開された場札を競りにかけます。
競りに使うのは手札のプレイカード。
…手札を使って手札に入る予定のカードを競ることになります。購入当時はこのあたりで混乱してました…読みこめば理解できたと思うんだけど、当時は投げ出した模様(笑)
競りの仕方は「同じ数字を1枚以上」か「バラの数字を何枚か」という感じ。
強さとしては…
「1を1枚」→「2を1枚」→…→「5を1枚」→「バラ2枚」→「1を2枚」→「2を2枚」→……以下続くという感じです。
まず見るのはカード枚数。ついで揃っているカードの数字、数字を全く揃えていない場合は「バラ」と呼ばれて同枚数の1のカードの揃いよりも弱いという判定になります。
なお、手札上限はないので同じ数字であれば6枚以上出すことも出来そう(バラは同じ数字を含むことが出来ないので最大5枚)ですが…場札が最大6枚(1~5のセット+もう1枚)なので、そこまでやる価値があるのかどうか微妙なところです。
競りの仕方としては入札するカードの数字(もしくは「バラ」宣言)と枚数をコールするだけ。この段階ではカードを見せる必要はありません。紳士協定として出せないカードをコールするのは止めましょう。
なお、Jはバラとしても使えるし「何かの数字の代役」としても使えます。J3枚を持っていれば「5が3枚」とコールしても構いません。Jを5として扱えば出せますからね。
競りはスタートプレイヤーの隣から始まって1人以外の全てがパスするまで続きます。

落札者は手札からコールしたカードを破棄し、代わりに場札を手に加えます。
入札から降りる(パスをする)場合は紛らわしさを回避する為、手札を伏せて置くと解り易いらしいです(マニュアルに明記されてます)

3/カルテットの公開
これは「2」の落札者だけが行うことの出来る行動になります。
手札に同じ数字が4枚揃っているならば…Jで代数入力しても構いません…このタイミングで公開することが出来ます。というかこのタイミングでしか公開できないということになります。
手札に複数のカルテットがあるならばその全てを公開することも可能です。別に公開しないことを選んでも構いません。さっきも触れたように手札上限はありませんので。

このカルテット公開によって落札者はネズミカードを獲得することが出来ます。獲得枚数は公開したカルテットの数字…写真の場合は4枚獲得します。公開したカルテットは全て捨て札となります。
また、手札からJのみのカルテットを出すことも出来ますが、この場合は数字を代入してネズミカードを獲得するか、Jとして扱い数字ナシとしてネズミカードを獲得せずにそのままJカードを捨てるかを選ぶことが出来ます。
……はい、必要なルールを1つ飛ばしていますのでここでご紹介。


Jのカードは競りで出すことも、カルテットに混ぜ込んで出すことも出来ます。
が。
使用したJカードは他のカードのように捨て札には流さずに自分の傍に置いておきます。
このように使用したJカードは自分の場から減ることはありません。
唯一、JのみのカルテットだけがJカードを捨て札にする方法となります。
面倒ですね。
まぁ勘の良い方は解ったかもしれませんが…このJカード、ゲーム終了時に一番多く自分の場に持っているプレイヤーは得点が減ります(笑)
「ゲームに勝てなくなる」という凶悪なペナルティでは無い分だけマシと考えた方が良いでしょう。
ゲームはここまでの流れを1ラウンドとして場のネズミカードが全てなくなったらそのラウンドでゲーム終了となり、得点計算に入ります…ネズミカードの多いプレイヤーが勝者となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
競りで獲得したカードは手札に加わるので、「カルテットで公開する」以外に「さらに次以降の競りの種銭にする」という使い方があります。あとは1枚ずつしかないカードでバラのセットを使って入札なども出来ます…手札の状態がとても重要になる感じですねぇ…
基本的に5とか4の数字は競りに使った方が強いのかな~とかくらいしか思いつかない自分の頭の回転の鈍さが恨めしい(笑)
あと、Jカードは一番使用枚数の多いプレイヤーだけが減点される仕組みなので、ある程度は割り切って使った方が良いと思われます。もしくは減点を食らうことを見越してそれ以上に使いまくってしまうとか(笑)
……ネズミカード何枚分が減らされるのかをウチが書いてないのはわざとです。
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