小説内の刑事さん、酷いっすわー。
「八十日間世界一周」のご紹介です。
原題: Le Tour du Monde en 80 jours (リメイク:Hase und Igel)
日本語タイトル: 八十日間世界一周(日本語版:ホビージャパン)
デザイナー: David Parlett
発売: 2016(仏)
可能人数: 2~6人
プレイ時間: 60分程度
ボックスサイズ: 295×214×70(mm)
カードサイズ: 63×44(mm)
付記:
2017年度 メンサセレクト(Mensa Select) 受賞
「すごろく」「牛歩」「怒涛のラスト」

リリースされてからもう40年以上経っているという超ロングセラーのリメイクです。
バックストーリーは小説そのままなので読んでください。あまり難しい話ではないです。

プレイヤーに渡されるのは旅行日誌という名のサマリ、3枚の風聞カード、そして初期資金です。資金は手札として持ってましょう。
ゲームの勝利条件はボードの80マスをすごろくの要領で駆け抜けて最初にロンドンに戻って来ることと、その際に所持金を10£以下にしていること、さらに風文カードを全て破棄している事の3つが条件です。ウサギとハリネズミだと何人もゴールするまで終わりませんが、こちらでは1人ゴールしたら終わりらしいです。
ゲームは手番制で行われます。

手番がきたプレイヤーは手持ちから必要経費を支払い、ボードのマス進んでいきます。計算式は簡単で「進むマス目の数を1から順に合算したもの」です。写真のように3マス進ならば1+2+3で6£を支払います。1から10までを全て足すと55になったり1から100までならば5050になったりするのはクイズとしてのベタ問なので知っている方も多いことでしょう。積分で∫(インテグラル)だっけ…そんなのもあった気がしますが文系なのでやってません(エッヘン)

ま、そんな気号使う計算式なんて頭の痛い事しなくても進むマス目の数と支払うお金の表はサマリに載っています。
マス目を進む際はいくつか停まるのに条件のあるマスもあるのでご注意を。また、他のプレイヤーコマがあるマスには停まることが出来ません。
また、もう1つの進み方があります。
前進するときは資金を使います。しかし、初期資金だけで世界を一周することはほぼ無理です(笑)
どうするかというと途中のマスで資金を稼ぐかこの方法を使います。

何かというと、「後ろに進む」です。この時、任意のマス数を戻るという事ではなく、後退した先にある直近の都市マス(赤いマス)に戻ることになります。直近の都市マスに他のプレイヤーが入っている場合は後退移動は出来ないようです。
この移動を行う場合、「戻ったマス×10£」の資金を銀行からもらうことが出来ます。同じマス数を進むよりも多くの資金を得ることが出来ますのである程度は進むことが出来るでしょう。
あとは進んだ先のマスの指示に従うだけです。
マスはいくつか種類がありそれぞれ効果があります。

このとっぽい兄ちゃんの絵はパスパルトゥーという従者です。このマスに停まるとお助けカードを引いてその効果を適用します。
すごろくでトップのプレイヤーが引く場合は1枚だけを引きその効果を強制、それ以外のプレイヤーは2枚ひいて好きな方を選んで適用することになってます。

また、このカードは中身が2種類あります。上のは手紙カードで、手紙の内容が効果になっていますので適用してください。
下のはキャラクターカードらしいです。これは適切なタイミングで任意発動できるカードになります。例えば「誰かがお金を受け取る時」に発動させて「その金を自分がもらう」とか(笑)

こちらはギャンブルマスです。この世界一周の旅自体が賭けの対象だったりするので、英国紳士はよほど賭ケグルイなのでしょう。蛇喰 夢子さんが喜びそうです。
このマスは停まった段階では効果はありません…効果が出るのは次の手番が来た時です。
次の手番が来た時に自分がすごろくで何位になっているかを確認、その順位がマスの順位と一致している場合に賞金が貰えます。

金貨マス…正確には銀行マスです。
停まった段階では効果はありませんが、次の手番で「移動しない」を選ぶことが出来ます。その場合は10£を貰うか捨てることが出来ます。
…捨てる?
もちろん捨てます。
ゲームの勝利条件の1つに「ゴール時に所持金が10£以下である事」があるので多すぎる資金は邪魔なんですよ。とくに終盤で使うことがあるようです。
さらに、その次の手番でも移動を行わずに居座り、10£のやり取りを行うことが出来ます…そこに居る限り出来ます(笑)

赤いマスは都市マスです。世界各地の都市名が入ってます。
このマスは前進移動では入ることが出来ず、後退移動でのみ入ることが出来ます。
マスの効果についてはさっきやりましたね。

最後の1つが警察署らしいです。ゲームを通して最も重要なマスといえます。
このマスには風文カードを持っているプレイヤーしか入ることが出来ません。まぁこれは妨害行為を減らす為でしょう。

で、このマスですが…停まるとプレイヤーコマをひっくり返します。「敬意を表す」らしいのですが…これつて敬意を表すことになるんでしょうかね…?まぁ良いか。
次の手番になったらコマを元に戻します。そして風文カードを1枚破棄しさらに「順位×10£」の資金を獲得します。要らないといっても受け取り強制です…ただし、この手番では移動できません。
さらに次の手番では必ず移動をしなければなりません。前進後退はどちらでも構わないです。
ボード上のマスはこの5つの効果のどれかがありますので、資金とスピードを天秤に掛けながら世界を一周してロンドンに戻って来ましょう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ウサギとハリネズミ」における様々なギミックを小説世界に落とし込んでいていろいろと面白いです…都市マスに戻って資金を獲得する時は「ちょっと金を降ろしてくる」とか言いつつ動かしましょう(笑)
手紙形式となっているイベントカードの文章がちょっとまごつくところがありますが…丁寧な文章に慣れてないだけかな…
少し迷うのがそのイベントカードの1つ…「警察署マスの効果を適用する」というもの。アチがマニュアルを読んで思った事、友人の考え、そしてホビージャパンニコ生で遊んでいた時と、効果が少しずつ違うんですよ(笑)
ウチの確認時:コマを逆さにしない(1回休みはナシ)、即座に風文カードを捨てる、資金は貰えない。
友人の解釈:コマを逆さにする(1回休み)、次の手番に風文カードを捨てる、資金は貰える。
ニコ生にて:コマを逆さにしない(1回休みはナシ)、即座に風文カードを捨てる、資金は貰える。
とまぁ、ちょっとずつ違うんですよね。この辺は人によって解釈も違うでしょうし、最初に参加者達と確認を取っておくべきだと思います。
……よく解らないんで断言できないのがもどかしいんですけどねぇ…
あと、リメイクされる際に八十日ということでマス目の数も80マスに調整されたついでにマスの数と間隔も少し調整が入っています。
リメイク前ではトップのプレイヤーが即座にレタスマス(こちらで言う警察署マス)に飛び込んでくるのが定番だったのですが…

今回は初期資金だけでは警察署の1つ手前までしか行けません(笑)
「八十日間世界一周」のご紹介です。
原題: Le Tour du Monde en 80 jours (リメイク:Hase und Igel)
日本語タイトル: 八十日間世界一周(日本語版:ホビージャパン)
デザイナー: David Parlett
発売: 2016(仏)
可能人数: 2~6人
プレイ時間: 60分程度
ボックスサイズ: 295×214×70(mm)
カードサイズ: 63×44(mm)
付記:
2017年度 メンサセレクト(Mensa Select) 受賞
「すごろく」「牛歩」「怒涛のラスト」

リリースされてからもう40年以上経っているという超ロングセラーのリメイクです。
バックストーリーは小説そのままなので読んでください。あまり難しい話ではないです。

プレイヤーに渡されるのは旅行日誌という名のサマリ、3枚の風聞カード、そして初期資金です。資金は手札として持ってましょう。
ゲームの勝利条件はボードの80マスをすごろくの要領で駆け抜けて最初にロンドンに戻って来ることと、その際に所持金を10£以下にしていること、さらに風文カードを全て破棄している事の3つが条件です。ウサギとハリネズミだと何人もゴールするまで終わりませんが、こちらでは1人ゴールしたら終わりらしいです。
ゲームは手番制で行われます。

手番がきたプレイヤーは手持ちから必要経費を支払い、ボードのマス進んでいきます。計算式は簡単で「進むマス目の数を1から順に合算したもの」です。写真のように3マス進ならば1+2+3で6£を支払います。1から10までを全て足すと55になったり1から100までならば5050になったりするのはクイズとしてのベタ問なので知っている方も多いことでしょう。積分で∫(インテグラル)だっけ…そんなのもあった気がしますが文系なのでやってません(エッヘン)

ま、そんな気号使う計算式なんて頭の痛い事しなくても進むマス目の数と支払うお金の表はサマリに載っています。
マス目を進む際はいくつか停まるのに条件のあるマスもあるのでご注意を。また、他のプレイヤーコマがあるマスには停まることが出来ません。
また、もう1つの進み方があります。
前進するときは資金を使います。しかし、初期資金だけで世界を一周することはほぼ無理です(笑)
どうするかというと途中のマスで資金を稼ぐかこの方法を使います。

何かというと、「後ろに進む」です。この時、任意のマス数を戻るという事ではなく、後退した先にある直近の都市マス(赤いマス)に戻ることになります。直近の都市マスに他のプレイヤーが入っている場合は後退移動は出来ないようです。
この移動を行う場合、「戻ったマス×10£」の資金を銀行からもらうことが出来ます。同じマス数を進むよりも多くの資金を得ることが出来ますのである程度は進むことが出来るでしょう。
あとは進んだ先のマスの指示に従うだけです。
マスはいくつか種類がありそれぞれ効果があります。

このとっぽい兄ちゃんの絵はパスパルトゥーという従者です。このマスに停まるとお助けカードを引いてその効果を適用します。
すごろくでトップのプレイヤーが引く場合は1枚だけを引きその効果を強制、それ以外のプレイヤーは2枚ひいて好きな方を選んで適用することになってます。

また、このカードは中身が2種類あります。上のは手紙カードで、手紙の内容が効果になっていますので適用してください。
下のはキャラクターカードらしいです。これは適切なタイミングで任意発動できるカードになります。例えば「誰かがお金を受け取る時」に発動させて「その金を自分がもらう」とか(笑)

こちらはギャンブルマスです。この世界一周の旅自体が賭けの対象だったりするので、英国紳士はよほど賭ケグルイなのでしょう。蛇喰 夢子さんが喜びそうです。
このマスは停まった段階では効果はありません…効果が出るのは次の手番が来た時です。
次の手番が来た時に自分がすごろくで何位になっているかを確認、その順位がマスの順位と一致している場合に賞金が貰えます。

金貨マス…正確には銀行マスです。
停まった段階では効果はありませんが、次の手番で「移動しない」を選ぶことが出来ます。その場合は10£を貰うか捨てることが出来ます。
…捨てる?
もちろん捨てます。
ゲームの勝利条件の1つに「ゴール時に所持金が10£以下である事」があるので多すぎる資金は邪魔なんですよ。とくに終盤で使うことがあるようです。
さらに、その次の手番でも移動を行わずに居座り、10£のやり取りを行うことが出来ます…そこに居る限り出来ます(笑)

赤いマスは都市マスです。世界各地の都市名が入ってます。
このマスは前進移動では入ることが出来ず、後退移動でのみ入ることが出来ます。
マスの効果についてはさっきやりましたね。

最後の1つが警察署らしいです。ゲームを通して最も重要なマスといえます。
このマスには風文カードを持っているプレイヤーしか入ることが出来ません。まぁこれは妨害行為を減らす為でしょう。

で、このマスですが…停まるとプレイヤーコマをひっくり返します。「敬意を表す」らしいのですが…これつて敬意を表すことになるんでしょうかね…?まぁ良いか。
次の手番になったらコマを元に戻します。そして風文カードを1枚破棄しさらに「順位×10£」の資金を獲得します。要らないといっても受け取り強制です…ただし、この手番では移動できません。
さらに次の手番では必ず移動をしなければなりません。前進後退はどちらでも構わないです。
ボード上のマスはこの5つの効果のどれかがありますので、資金とスピードを天秤に掛けながら世界を一周してロンドンに戻って来ましょう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ウサギとハリネズミ」における様々なギミックを小説世界に落とし込んでいていろいろと面白いです…都市マスに戻って資金を獲得する時は「ちょっと金を降ろしてくる」とか言いつつ動かしましょう(笑)
手紙形式となっているイベントカードの文章がちょっとまごつくところがありますが…丁寧な文章に慣れてないだけかな…
少し迷うのがそのイベントカードの1つ…「警察署マスの効果を適用する」というもの。アチがマニュアルを読んで思った事、友人の考え、そしてホビージャパンニコ生で遊んでいた時と、効果が少しずつ違うんですよ(笑)
ウチの確認時:コマを逆さにしない(1回休みはナシ)、即座に風文カードを捨てる、資金は貰えない。
友人の解釈:コマを逆さにする(1回休み)、次の手番に風文カードを捨てる、資金は貰える。
ニコ生にて:コマを逆さにしない(1回休みはナシ)、即座に風文カードを捨てる、資金は貰える。
とまぁ、ちょっとずつ違うんですよね。この辺は人によって解釈も違うでしょうし、最初に参加者達と確認を取っておくべきだと思います。
……よく解らないんで断言できないのがもどかしいんですけどねぇ…
あと、リメイクされる際に八十日ということでマス目の数も80マスに調整されたついでにマスの数と間隔も少し調整が入っています。
リメイク前ではトップのプレイヤーが即座にレタスマス(こちらで言う警察署マス)に飛び込んでくるのが定番だったのですが…

今回は初期資金だけでは警察署の1つ手前までしか行けません(笑)
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