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だれもが「生産性がない人」と言われかねません!=怖い優生思想の杉田議員発言

2018年08月07日 | 政治・社会
 杉田議員の同性カップルなどへの発言が伝えられ、それをまた同じ自民党の議員が騒ぐことでないとか、趣味の問題などと擁護する発言が相次ぎました。更に本人は騒がせたことについての謝罪はしても発言内容の撤回などはしていないようで、同党の性的少数者などへの偏見が根深いと内外から批判されています。
 
 同党の見解は杉田議員の「理解不足と関係者への配慮が欠けている」と言いますが、これらの発言は単なる性的少数者への差別だけではなく、海外でも大きく問題視されているように議員としての資格にも関わるもので、本来ならすぐ議員を辞職すべきと思います。
 なぜなら、その思想は優生思想そのものであり、相模原の養護施設の殺人事件の犯人の主張と同じもので、かつてヒトラーが推し進めたユダヤ人や障害者や病人の虐殺を正当付けた思想です。(このブログでも前に再三取り上げてきました。)
 このような議員が国会議員であるという恐ろしさを感じます。しかも首相の推薦で自民党の議員になっているという所にも、安倍首相のもとの自民党の体質が分かる気がします。

 発言がLGBTに関する発言だとはいえ、それは人間を「生産性」という物指しでみて、「生産性がない」と認めれば抹殺した過去があるように、全ての人に関わることです。
 私なども退職しましたし、病気も抱えています。皆さん自身もどこかに病気を抱えていませんか。家族にそのような方はいませんか。結婚していない人、結婚しても子どものいない方、施設に家族がいる方などあらゆる人がこの優生思想にかかると被害者になる可能性があります。

 このように自民党内には、男性に限らず女性でも、この杉田議員のように「女性は家庭に」にとか「学童保育は不要だ」「もっと子どもを生め」などと差別発言をする議員が次々とでて、同党の「女性が輝く社会」などといううたい文句も全く看板だけだと思わせられます。
 自民党の議員でさえ、全てがこの杉田議員の言うような「生産性のある」議員ではないでしょうに、このような甘いいい加減な見解で終わらそうとしていることがゆるせません。すぐやめさせるべきです。
 それでも、こんなやりたい放題言いたい放題の政権を支持している人々がなお4割近くいるという現実!!



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