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籠り中に体づくりは?=「体力の正体は筋肉」 樋口 満著 

2020年04月21日 | 本・文芸
「体力の正体は筋肉」 樋口 満著 集英社新書
 籠り中に、体力はどうですか。筋肉が落ちた、運動不足だ、年を感じるなどと、思われた方、この本はいかがですか。すぐ実践したくなる本です。何をやるにも持久戦です。
 平均寿命の向上が言われていますが、大切なのは健康寿命ではないでしょうか。「誰でもが避けられない体力の衰え」と言いながら、様々な場面で実感するたびにため息の出ることがありませんか。
 著者は、健康寿命を考えるうえで、筋肉の衰え(筋肉量、筋力の衰え)が課題だと日常生活に楽しみながら筋力・筋力を鍛える運動を取り入れていくことを勧めてています。
 
 第1章 誰にも避けられない体力の衰え  
 年齢を重ねることをネガティブ(否定的)にとらえずに、ポジティブ(肯定的)に、しかもアクティブ(活動的)にとらえる研究者を紹介して、今までの老いの常識を覆し、新しい価値観を提唱しています。

 あなたは、次のうちどれに共感しますか。(著者の問いかけです)
  ・アンチエイジン(抗・老化)=何とか若く見せたい。
  ・ウイズエイジング(共・老化)=歳を取るのは仕方がない、髪などは染めない。
  ・アクティブエイジング(脱・老化)=健康的な歳の取り方ができる。
 
  私などはどれにも少しずつ共感するものがありますが・・・・。
 一人でも多くの人がアクテイブエイジングを実践してアクテイブシニアをめざそうということです。  
 下半身と体幹をの筋肉を鍛えれば体力がつき、「いつまでも歩けるからだいつまでも動ける体をキープできると。

 第2章 体の動くところに筋肉あり 
 
 第3章 筋肉は使わないとすぐ衰える怠け者 
   これは日々実感しますね。こまめに動く、週に何回か散歩する。誰ですかこたつで丸くなっている人は?
   この本に衰えを実感できる方法もあります。

 第4章 トレーニングは裏切らない
   これもよく言われることですね。朝晩のちょっとした運動でも続けているとずいぶん違いますね。

 第5章 下半身と体幹を鍛えなさい 

 第6章 筋肉にとっていい食事は何か

 以上のような章立てですが、これらをそれぞれ健康寿命を伸ばそうと数人で学びあいました。各自が取り組んでいる健康法やこの本で提唱している方法などを交換し合いながら日々取り組んでいこうと。
 わかりやすく、ハードルも高くない方法が提唱してあるのでお薦めの本です。

 こんな時だからこそ三密(密閉、密集、密接)を避けた上、コロナウイルスに負けない抵抗力を運動と食事から作っていきましょう。

 次回は 「原発ホワイトアウト」 若杉冽著 講談社文庫


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