ネイチャーゲーム&自然・趣味

ネイチャーゲームで知った自然。テニスやハーモニカ、ウォーキングなど遊びの世界。

委員会での強行採決に抗議!

2015年09月17日 | 政治・社会
  安倍政権は自公の多数の力で、多くの国民の声を無視して、今日、委員会での強行採決をしました。今、本会議に入っています。深夜にかけてまで急いで採決を強行しようという自公政権の意図は、連休前に決着しないと、この休みで反対のデモがさらに大きくなることを危惧しているといいます。本当に国民の声を無視しながら、恐れているのだと思います。
 
 採決直前には、強行採決のイメージを避けるためにか、自公だけではなく、日本を元気にする会、新党改革、次世代の党の三党を取り込んで賛成に回らせました。違憲の法案を採決するという大罪は消えないのに風当たりが弱まると思っているのでしょうか。
 
 今は、戦争する国に日本を変えるか否かの転換点にいるという思いがあるので、いてもたってもいられずに、昨日16日も友人と国会に出かけて抗議の声を上げてきました。雨の中にもかかわらず、3万5千人という市民が集まっていました。
 
 民主党や共産党、社民党などの党や著名人がスピーチしていました。刻々と委員会の様子が伝えられてきていました。シールズの若者も交代でシュプレヒコールしていました。もちろん私たちも声を合わせました。途中で、飴を入れた籠が回ってきてどうぞ食べてくださいというのでした。どなたかが、差し入れてくれたのでしょう。気遣いにうれしい思いがしました。

 今回は、採決直前ということもあり、プラカードを見ると、「賛成議員には選挙で落選を」などというものなどがあり、政府がもくろんでいる「どうせ忘れる国民」をいう侮りを許さないぞと、選挙まで見据えたものが目立ちました。
あきらめない、選挙の時に新たな争点でだまされないことが必要なんだと思いました。小選挙区制の詐術で、2割の支持しかないのに6割の議席を持っている政権党が思いのままにやっている!

 早めに行ったので8時ごろに引き揚げましたが、続々会社がえりのOLかサラリーマンなどのような若い人が加わっていました。
 
 ところが、昨日は警視庁の警備は異常なほどの物々しさでした。指揮車上で道に出るななどと声を張り上げている若い警官が居ました。夥しい数の装甲車の車列によるガードと機動隊がデモの列を分断し、広げないようにしています。
 
 警察はデモがやりやすく道を広げるのではなく、歩道におしこめるものだから、すごい混雑になり、かえって危険です。数万の市民を狭いところにおしこめて、危険だから路上に出てこないでという声に、反発の声もいっぱい出ていました。
 
 一人一人の警官は親切に道を教えてくれるのに、機動隊としてデモを取り締まる役目を負っているような組織としては、市民の当然の政治行動を政府の立場になって敵対的に扱うのだと思いました。
 戦後、市民のための民主警察を目指したはずの警察も、今の実態はこうなんだと思います。

 (18日朝のTBSラジオ森本卓郎「スタンバイ」によると、50台の装甲車だそうです。誰から、誰を守るための装甲車でしょうか。この税金を投入しての「警備」の在り方についてもマスコミも問題にしてほしいものです。)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿