人間どうも気になり始めると
気になって仕方ないモンです。
先日本屋に行ったら『ズッコケ文庫』として
ズッコケシリーズの全50巻が
新たに出版され直してるのを発見しました。
第1作目の『それゆけズッコケ三人組』から
最後の『ズッコケ三人組の卒業式』まで。
あまりにも懐かしい名前を目の前して、
最早衝動は止められません。
『買ってしまえ』誰かが確かに囁きました。
とはいえ、いきなり50冊の大人買いは出来ません
(たぶん50冊全部は置いてなかったと思うし)。
630円×50冊=31,500円もかかるし、
まぁちょっとずつ買っていこうかとね。
んで買ったのが上の2冊。
『それゆけズッコケ三人組』
『ズッコケ三人組の卒業式』
やはり卒業式が気になる!ってんで思わず。
そして思い出す意味で第1作。
実は既に上の2冊は読み終わってまして、
更に『参上!ズッコケ忍者軍団』を購入。
そしてもう1冊『ズッコケ中年三人組age41』も。
ということで1冊ずつ感想をば。
①それゆけズッコケ三人組
記念すべき第1作目ですね。
これは短編集なのです。
短編なのでスラスラと読めてしまいました。
そのなかの『怪談ヤナギ池』くらいしか
自分は覚えていませんでした。
んが!いやー、いまだに色褪せませんね!
モーちゃんがクイズ番組に出たのを
すっかり忘れていましたよ。
読むにつれてドンドン思い出していきました。
これでズッコケシリーズを読むための
セットアップは充分完了です。
②ズッコケ三人組の卒業式
セットアップ完了と同時にいきなり最終回です。
んー、この選択は間違えていたかも。
今回は卒業をテーマにして、
タイムカプセルをキッカケにして、
今時話題の情報漏えい事件に巻き込まれます。
いつの間にかズッコケシリーズに
パソコンが登場するようになってました。
自分が小学生の頃、家庭にパソコンは
ホトンド無かったと思います。
CDをプレーヤーにかけて
『このCD壊れてる』とハチベエが言った際に
『まさか・・・』と思いましたが、
やはりパソコン用のデータでした。
そして最後、タクワン先生が職を辞しました。
うーん、これは悲しい。ハチベエが、
3人がタクワンと泣いてエンディングでした。
『あぁホントに最後なんだ』と
感慨深い思いが自分の胸に到来しました。
③参上!ズッコケ忍者軍団
"ズッコケ文庫・Z-28"とありますから、
恐らくは28作目の作品でしょう。
勿論読んだことはありません。
ホントは第2作目の"探偵団"を読みたかったんですが、
会社帰りに寄った本屋にはこれしかありませんでした。
久々に読んだ三人組の長編です。
BB弾を使用したガス銃やエアーガンを持った
隣の小学校グループとの抗争です。
思いっきりの戦いです。
ここら辺が普通の児童文学との違いですね。
でも読む人は『あぁこういうのやったなぁ』と
懐かしく思えると思います。
自分にも記憶あります、家の隣の路地グループとの抗争。
秘密基地もあり、それを守ったりもしました。
この話では敵側は普段コンバットゲームをしていて、
しかもリーダーがコンバットヲタクの中学生。
中学でイジメられているもんだから、
小学生を統率してお山の大将気取りです。
ハチベエ達の小学校のカブトムシの穴場を
隣の小学校のコンバット軍団に勝手に占拠され、
あろうことかBB弾を打たれたり、
銃口を向けて脅されたり等の被害が出ます。
憤慨したハチベエ達が抗議するも話にならず、
『戦って獲ってみろ』と
皇帝ラインハルトのような事を言います。
初戦はハチベエ達の惨敗。
ハカセ,モーちゃんが辱めを受けます。
そしてリベンジが始まります。
その一環として『忍者になろう』となり、
ゲリラ作戦を決行し、痛快に勝利しました。
いやぁ、改めて『面白い!』と思いました。
34歳の自分がズッコケを読むのに
弱冠の抵抗がありましたが、
『そんなの関係ねぇ!(今さら・・・)』です。
④ズッコケ中年三人組age41
こちらは本日、先ほど読み終えました。
前回の40歳の話は怪盗Xとの再戦でした。
自分は怪盗Xの話は読んでませんので少々残念でした。
やっぱこういうのは少年時代の話を知ってるからこそ
『あぁこういう大人になったのねぇ』
と感じて悦に入るわけですからね。
んで今回、なんとマコでしたよ!
あのズッコケ(秘)大作戦で登場した美少女マコ!
ハチベエ,ハカセ,モーちゃんがスキー場で出会い、
その後転校生として再会したあの北里真智子です。
なんと今回はかつて『ハッキリ言うわよ』で
TVの視聴率を取りまくった細木数子さんみたいな
人気の占い師として登場しました。
マコはかつて小学校時代に
美人の転校生として人気者になり、
その後『嘘つき』として迫害されました。
恐らくモデルにしたであろう細木数子先生も、
大人気の後、マスコミにバッシングされました。
そして今回のマコも弟子の裏切りに会い、
『占いはインチキだ』とマスコミに告発され、
思いっきりバッシングされ、失踪します。
バッシングの前にマコは三人組に再会しており、
バッシング後、小学生時代と同様、
三人組に助けを求めます。特にハカセに。
なんか中年になって唯一独身のハカセが大活躍です。
そして小学時代同様、マコは何処か謎めいた
釈然としない去り方をして、
でもやはりマコにとってあの三人組は
どこか『特別な存在』の様に感じられ、
少し嬉しくなりました。
さ、次はage42ですね。絶対買いです。
気になって仕方ないモンです。
先日本屋に行ったら『ズッコケ文庫』として
ズッコケシリーズの全50巻が
新たに出版され直してるのを発見しました。
第1作目の『それゆけズッコケ三人組』から
最後の『ズッコケ三人組の卒業式』まで。
あまりにも懐かしい名前を目の前して、
最早衝動は止められません。
『買ってしまえ』誰かが確かに囁きました。
とはいえ、いきなり50冊の大人買いは出来ません
(たぶん50冊全部は置いてなかったと思うし)。
630円×50冊=31,500円もかかるし、
まぁちょっとずつ買っていこうかとね。
んで買ったのが上の2冊。
『それゆけズッコケ三人組』
『ズッコケ三人組の卒業式』
やはり卒業式が気になる!ってんで思わず。
そして思い出す意味で第1作。
実は既に上の2冊は読み終わってまして、
更に『参上!ズッコケ忍者軍団』を購入。
そしてもう1冊『ズッコケ中年三人組age41』も。
ということで1冊ずつ感想をば。
①それゆけズッコケ三人組
記念すべき第1作目ですね。
これは短編集なのです。
短編なのでスラスラと読めてしまいました。
そのなかの『怪談ヤナギ池』くらいしか
自分は覚えていませんでした。
んが!いやー、いまだに色褪せませんね!
モーちゃんがクイズ番組に出たのを
すっかり忘れていましたよ。
読むにつれてドンドン思い出していきました。
これでズッコケシリーズを読むための
セットアップは充分完了です。
②ズッコケ三人組の卒業式
セットアップ完了と同時にいきなり最終回です。
んー、この選択は間違えていたかも。
今回は卒業をテーマにして、
タイムカプセルをキッカケにして、
今時話題の情報漏えい事件に巻き込まれます。
いつの間にかズッコケシリーズに
パソコンが登場するようになってました。
自分が小学生の頃、家庭にパソコンは
ホトンド無かったと思います。
CDをプレーヤーにかけて
『このCD壊れてる』とハチベエが言った際に
『まさか・・・』と思いましたが、
やはりパソコン用のデータでした。
そして最後、タクワン先生が職を辞しました。
うーん、これは悲しい。ハチベエが、
3人がタクワンと泣いてエンディングでした。
『あぁホントに最後なんだ』と
感慨深い思いが自分の胸に到来しました。
③参上!ズッコケ忍者軍団
"ズッコケ文庫・Z-28"とありますから、
恐らくは28作目の作品でしょう。
勿論読んだことはありません。
ホントは第2作目の"探偵団"を読みたかったんですが、
会社帰りに寄った本屋にはこれしかありませんでした。
久々に読んだ三人組の長編です。
BB弾を使用したガス銃やエアーガンを持った
隣の小学校グループとの抗争です。
思いっきりの戦いです。
ここら辺が普通の児童文学との違いですね。
でも読む人は『あぁこういうのやったなぁ』と
懐かしく思えると思います。
自分にも記憶あります、家の隣の路地グループとの抗争。
秘密基地もあり、それを守ったりもしました。
この話では敵側は普段コンバットゲームをしていて、
しかもリーダーがコンバットヲタクの中学生。
中学でイジメられているもんだから、
小学生を統率してお山の大将気取りです。
ハチベエ達の小学校のカブトムシの穴場を
隣の小学校のコンバット軍団に勝手に占拠され、
あろうことかBB弾を打たれたり、
銃口を向けて脅されたり等の被害が出ます。
憤慨したハチベエ達が抗議するも話にならず、
『戦って獲ってみろ』と
皇帝ラインハルトのような事を言います。
初戦はハチベエ達の惨敗。
ハカセ,モーちゃんが辱めを受けます。
そしてリベンジが始まります。
その一環として『忍者になろう』となり、
ゲリラ作戦を決行し、痛快に勝利しました。
いやぁ、改めて『面白い!』と思いました。
34歳の自分がズッコケを読むのに
弱冠の抵抗がありましたが、
『そんなの関係ねぇ!(今さら・・・)』です。
④ズッコケ中年三人組age41
こちらは本日、先ほど読み終えました。
前回の40歳の話は怪盗Xとの再戦でした。
自分は怪盗Xの話は読んでませんので少々残念でした。
やっぱこういうのは少年時代の話を知ってるからこそ
『あぁこういう大人になったのねぇ』
と感じて悦に入るわけですからね。
んで今回、なんとマコでしたよ!
あのズッコケ(秘)大作戦で登場した美少女マコ!
ハチベエ,ハカセ,モーちゃんがスキー場で出会い、
その後転校生として再会したあの北里真智子です。
なんと今回はかつて『ハッキリ言うわよ』で
TVの視聴率を取りまくった細木数子さんみたいな
人気の占い師として登場しました。
マコはかつて小学校時代に
美人の転校生として人気者になり、
その後『嘘つき』として迫害されました。
恐らくモデルにしたであろう細木数子先生も、
大人気の後、マスコミにバッシングされました。
そして今回のマコも弟子の裏切りに会い、
『占いはインチキだ』とマスコミに告発され、
思いっきりバッシングされ、失踪します。
バッシングの前にマコは三人組に再会しており、
バッシング後、小学生時代と同様、
三人組に助けを求めます。特にハカセに。
なんか中年になって唯一独身のハカセが大活躍です。
そして小学時代同様、マコは何処か謎めいた
釈然としない去り方をして、
でもやはりマコにとってあの三人組は
どこか『特別な存在』の様に感じられ、
少し嬉しくなりました。
さ、次はage42ですね。絶対買いです。