30代の独り言

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仮面ライダー電王

2008-09-19 00:25:01 | Weblog
最近知り合いがDVDを貸してくれてまして、
それがなんと仮面ライダー電王なんですわ。

最近の仮面ライダーは、自分は555を偶然見て
『大人向けの作品じゃん!』
『石ノ森作品っぽい!』
とか思ってしまってから見る様になってしまい、
ブレードはその流れで見てました。
ちなみにカブトは途中で断念。

電王は子供向けかなぁって思って見てませんでした。

いやね、最近の仮面ライダーは大人向けなんですよ!
子供には理解できませんよ、話が。
34にもなるオジサンが仮面ライダーとは
少し引かれるかもしれませんけどね。

特に555なんかいいですよ、
オルフェノク達の悲劇は子供には理解できないと思います。
石ノ森章太郎大先生の風合いというか、
色をキチンと残してくれてたのが好印象でした。
敵には敵の事情があったり、主人公側にも影があったり。

555あたりに比べると、
この電王は今のところ敵味方が明快で、
話が比較的判り易いので子供向けといえば向けですね。

合言葉は『俺、参上!』です。
昨日まででDVDの4巻まで見ました。
これがね、意外とね、面白いんですわ。

史上最弱と言われた主人公を演じるのは佐藤健クン。
ちょっと前にやってた不良甲子園ドラマ『LOOKIES』で
ドレッドの髪にしてた彼ですね。

この作品では、少なくとも自分が見たまでで言うと、
モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスの
イマジン4人の人格プラス、本来の自分の5人分を
演じきらなくてはいけません。

まぁ本格派のドラマに出てくる多重人格者の役って
わけではありませんから、そこはもう、
ディズニーアニメばりに判り易く、アニメチックに
演じ分ければいいので比較的楽なのかもしれませんが。

彼はね、カッコいいですね、キレイな顔してます。
人気は出ますわな、仕方ありません。
俺もこんなキレイな顔に生まれていれば・・・ってやつです。

そしてハナを演じる白鳥百合子さん、
この作品終了後(いや終了前か)に芸能界を去っていますが
・・・勿体無い!!!

カワイイし、スタイルも完璧。演技もよろしいです。
グラビアでも活躍してたのにどうして???
何があったんだ!!!芸能界!!!!!

さて話の設定ですが、未来からやってきたイマジンたち、
これが今んとこの敵になります。

実体はなく『契約者』と呼ばれる人の前に突然現れて、
ランプの巨人よろしく『願いを一つ適えましょう』とくる。
『支払う代償は一つ』とも言う。でも何かとは言わない。
んで願いを聞くと、ある程度、勝手に拡大解釈して
願いを強制的に実行し『契約完了』と告げる。

完了した契約者が強く思っている過去に移動し、
過去の世界で破壊活動を開始し、
時間の流れを壊して変えてしますという行為に出ます。
下手をすると消える未来も出てくるわけです。

イマジン達の目的は時間の流れを変えることで、
電王はそれを阻止するライダーなんですね。

電王はデンライナーと呼ばれる時間の流れを
運行する電車に乗っていてイマジンが飛んだ過去へ追走。
過去の世界でイマジンを倒してひとまず落着。
今はこれを何度か繰り返しています。

電王になる人間は『特異点』と呼ばれる存在で、
『時間からのあらゆる干渉を受けない特性』
を持つ人間なんだそうな。

だから仮に消えた未来の人間でも、
特異点の人だけは消えないということらしいです。

んで、特異点だけはイマジンに乗っ取られても平気というか、
制御が出来るようです。時間の干渉を受けないから。
そこで電王はイマジンの力を取り込んで戦うわけですな。

前述のモモタロスたちがそうした、
特異点である主人公に取り込まれたイマジン達。
イマジンにも個性があり、時間の流れを変えるとか、
興味ない奴らもいるわけです。

とまぁここまで長々書きましたが、
所詮は子供向け作品ですからね、
そこは差し引かねばなりません。

いやむしろ、あまり気を張らずに見れるから
かえっていいのかもしれません。

まだ話の大筋が見えてきてませんので、
この作品の是非はこの後になると思いますけどね、
でも『世界の車窓から』でおなじみの石丸謙二郎さんが
デンライナーのオーナーという点に拍手を送りたいです。

ふぅ、長くなったのでここまで。