
A+ クラス
1996年/アメリカ
監督:バリー・レビンソン
音楽:ジョン・ウィリアムス
出演者:ジェイソン・パトリック 、ブラッド・ピット 、ケビン・ベーコン 、ダスティン・ホフマン 、ブラッド・レンフロ 、ビリー・クラダップ 、ロン・エルダート 、ロバート・デ・ニーロ 、ミニー・ドライバー
こんな映画
刑務所内で行われてきた悲惨な性的暴行。少年たちが大人になった時、彼らの復讐が始まる―
とにかくショッキングな映画。初めて観たときはあんまり深く理解してなかった。でもつい最近また観る機会があって、ようやく全部理解した。
まず!!何といってもこの豪華共演は見逃せない。昔はレンフロの大ファンで、しかもブラピやデ・ニーロ。更にD・ホフマンにK・ベーコンに(あんま興味はないけど一応)ジェイソン・パトリック!!あと忘れてならないキャロル役のミニー・ドライヴァー。もうこんなメンバーが集まるのはないんじゃない?と思うほどです。
さて本題。この映画は復讐劇なんやけど―そこに至るまでの壮絶なドラマが映画の核。マイケル・ジョン・シェイクス・トミーがなぜ少年刑務所に入り、そこで何を経験したのか。で、彼らが大人になった時、その経験が彼らをどのように変えてしまったのか。
一番背の小さかったジョン、一番内気だったトミーはやくざの世界へ。リーダー格だったマイケルは堅気の地方検事。読書をこよなく愛したシェイクスは新聞記者に。それぞれの人生を歩んでいた4人。でも決して消えることのない過去の記憶。それを表に現すジョンとトミー、内に秘めたまま密かに復讐心を保ち続けるマイケル。彼らの人生は虐待の筆頭だったノークスと再開したことでまたひとつになり始める。
偶然バーでノークスに再会したジョンとトミーは迷わずノークスを撃ち殺してしまう。それを機に動き出したマイケル。マイケルはシェイクスに復讐の全貌を明かす。検察官という裁きを与える立場でジョンとトミーに再会したマイケル。そしてマイケルの計画通りに事を進めるシェイクス。計画には神父のうその証言が絶対的に不可欠。神父は聖職者という立場から偽証を断るが、4人が経験した性的虐待を知り揺れ動く―
複雑に絡み合ったそれぞれの思惑が全神経を物語りに集中させる。
なんとも目が離せない147分。(多少長いかも??)
今、またこの映画を観れてよかったと思う。ラスト、5人でじゃれ合うシーンが目に焼き付いてます。キャロルとマイケルの微妙な関係も伝わってきました。

観たけど結末を忘れた方はコチラ(反転)※今回は登場人物の結末のみ→裁判終了(ジョン・トミー無罪放免)のその後―
●看守●
ファーガソン:看守を辞めまっとうな人生を歩んでいた彼は証言台でノークスやほかの看守による性的暴行を泣く泣く認め、生き恥を晒す事となった
アディソン:刑務所でマイケルに加担し殺されたリゾ。実行したのがアディソンだったことをリゾの兄が知り、彼によって撃ち殺される。
スタイラー:シェイクスの計らいで汚職を摘発され起訴される
●少年たち●
ジョン:1984年3月。29歳になった直後、5件の殺人容疑が掛かったまま死体で発見される。
トミー:1985年7月。体に5発の銃弾を受けた状態で、死後1週間で発見される。享年29歳
マイケル:イギリスの田舎で大工になる。結婚はしなかった。
シェイクス:(すみません!!結末忘れてしまいました!調べておきます・・・)
キャロル:ヘルズ・キッチンに留まり独身を通す。その後養子を迎える。その名もジョン・トマス・マイケル・マルティネス
原作者カルカテラはこの物語を真実としているが、刑務所や行政は事実無根と真っ向から対峙している。
1996年/アメリカ
監督:バリー・レビンソン
音楽:ジョン・ウィリアムス
出演者:ジェイソン・パトリック 、ブラッド・ピット 、ケビン・ベーコン 、ダスティン・ホフマン 、ブラッド・レンフロ 、ビリー・クラダップ 、ロン・エルダート 、ロバート・デ・ニーロ 、ミニー・ドライバー
こんな映画

とにかくショッキングな映画。初めて観たときはあんまり深く理解してなかった。でもつい最近また観る機会があって、ようやく全部理解した。
まず!!何といってもこの豪華共演は見逃せない。昔はレンフロの大ファンで、しかもブラピやデ・ニーロ。更にD・ホフマンにK・ベーコンに(あんま興味はないけど一応)ジェイソン・パトリック!!あと忘れてならないキャロル役のミニー・ドライヴァー。もうこんなメンバーが集まるのはないんじゃない?と思うほどです。
さて本題。この映画は復讐劇なんやけど―そこに至るまでの壮絶なドラマが映画の核。マイケル・ジョン・シェイクス・トミーがなぜ少年刑務所に入り、そこで何を経験したのか。で、彼らが大人になった時、その経験が彼らをどのように変えてしまったのか。
一番背の小さかったジョン、一番内気だったトミーはやくざの世界へ。リーダー格だったマイケルは堅気の地方検事。読書をこよなく愛したシェイクスは新聞記者に。それぞれの人生を歩んでいた4人。でも決して消えることのない過去の記憶。それを表に現すジョンとトミー、内に秘めたまま密かに復讐心を保ち続けるマイケル。彼らの人生は虐待の筆頭だったノークスと再開したことでまたひとつになり始める。
偶然バーでノークスに再会したジョンとトミーは迷わずノークスを撃ち殺してしまう。それを機に動き出したマイケル。マイケルはシェイクスに復讐の全貌を明かす。検察官という裁きを与える立場でジョンとトミーに再会したマイケル。そしてマイケルの計画通りに事を進めるシェイクス。計画には神父のうその証言が絶対的に不可欠。神父は聖職者という立場から偽証を断るが、4人が経験した性的虐待を知り揺れ動く―
複雑に絡み合ったそれぞれの思惑が全神経を物語りに集中させる。
なんとも目が離せない147分。(多少長いかも??)
今、またこの映画を観れてよかったと思う。ラスト、5人でじゃれ合うシーンが目に焼き付いてます。キャロルとマイケルの微妙な関係も伝わってきました。

観たけど結末を忘れた方はコチラ(反転)※今回は登場人物の結末のみ→裁判終了(ジョン・トミー無罪放免)のその後―
●看守●
ファーガソン:看守を辞めまっとうな人生を歩んでいた彼は証言台でノークスやほかの看守による性的暴行を泣く泣く認め、生き恥を晒す事となった
アディソン:刑務所でマイケルに加担し殺されたリゾ。実行したのがアディソンだったことをリゾの兄が知り、彼によって撃ち殺される。
スタイラー:シェイクスの計らいで汚職を摘発され起訴される
●少年たち●
ジョン:1984年3月。29歳になった直後、5件の殺人容疑が掛かったまま死体で発見される。
トミー:1985年7月。体に5発の銃弾を受けた状態で、死後1週間で発見される。享年29歳
マイケル:イギリスの田舎で大工になる。結婚はしなかった。
シェイクス:(すみません!!結末忘れてしまいました!調べておきます・・・)
キャロル:ヘルズ・キッチンに留まり独身を通す。その後養子を迎える。その名もジョン・トマス・マイケル・マルティネス
原作者カルカテラはこの物語を真実としているが、刑務所や行政は事実無根と真っ向から対峙している。