☆映画人生に乾杯☆

~映画好きによる未完成映画ノート~
現在細々とリニューアル中!!

イーオン・フラックス (未来/SF)

2006-10-03 | ●最後まで観るのが辛かった
 クラス

2005年/アメリカ
監督:カリン・クサマ
脚本:フィル ヘイ 、マット マンフレディ
原作者:ピーター・チョン
出演者:シャーリーズ・セロン 、マートン・ソーカス 、ジョニー・リー・ミラー 、アメリア・ワーナー 、ソフィー・オコネド 、フランシス・マクドーマンド

こんな映画西暦2415年。400年前にウィルスに犯された世界で生き残った者達が暮らす最後の街。全てが統制された世界を支配するのは数世紀前にウィスルの抗体を作って人類滅亡を防いだ一族の末裔トレバーだった。
そしてそんな社会に疑問を持つレジスタンス「モニカン」。モニカンの女戦士イーオンはトレバー暗殺の命を受けて本部に乗り込むが・・・


私は映画を辛口評価するのが苦手…というか嫌い。どんな映画にも良い所は必ずあるし、それを見つけられなかった自分に腹が立つから。で、まだ自分が映画を感覚で楽しめてないことを思い知るから。
だがっっ!やっぱり今回はどう誉めようとしても悪いほうにばっかり目が行ってしまうのです。
イーオン・フラックス………よくラジー賞を逃れてきたね。
シャーリーズ・セロンは自分の納得がいく作品にしか出演しない人。で、今回はどこに納得したの?私は「あの」キャット・ウーマンを彷彿させる作品だと思いました。俳優は確かに良い。シャーリーズ・セロン演じるイーオンは確かにすごく美しい。でも、だから!?って感じがするのです。
そして必要以上に散りばめられた『日本』。傘や日の丸や桜…はっきり言ってアメリカ映画の、それも未来の話に日本のアピールはいらないんじゃないか??
監督が日系だからって、これはするべきじゃなかった気がする。アメリカでコケたのが分かる作品。
暗殺のためにトレバーに銃を向けるイーオン。それに気付き、初対面なのにイーオンを「キャサリン」と呼ぶトレバー。で、イーオンは暗殺を躊躇して結局つかまる。じゃ初めから暗殺なんだから遠くから撃ったらいいのに。
とか、いろいろ疑問が沸いてきました。
イーオンのセクシーな姿を見たい人にはいい作品かも☆でも私は・・・好きじゃないなぁ。ってか違う監督の描き方を観てみたい作品ではある。



観たけど結末を忘れた方はコチラ(反転)この世はウィルスの抗体の副作用により子供の生まれない世界だった。そして世界を存続させる唯一の方法が「クローン」だった。だがトレバーは自然妊娠を可能にする方法を開発していた。それを知った弟のオーレンが裏でこの開発データを破壊しようともくろんでいたのだ。最後はシサンドラの助けでオーレン達と戦い、「外」に初めて直面したイーオンとトレバー。自然妊娠も可能になったし限りある人生を生きます~!でハッピーエンド。
MAYOのコメント(反転)→マトリックスに近づこうとしたんです。何か文句あります?(by監督)


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