☆映画人生に乾杯☆

~映画好きによる未完成映画ノート~
現在細々とリニューアル中!!

未来惑星ザルドス (SF)

2010-05-21 | ●それなりに楽しんだ
ショーン・コネリーも色んな映画に出てますなぁ…(笑)

『銃は善きもの 性は悪しきものだぁ~』

…と言って口から銃をゲボっと吐き出す変な神様がいます。その名もザルドス。
大きな石像の首から上部分が、のそ~~っっと空を飛んでいる。
かと思ったら次の場面では裸の人間たちが真空パック状態で立ち並んでいる。一体何なのだ?興味がそそられた。


が、一言いいかな?
コネリーの姿はギャグか何かかな?赤パン一丁に太ももまであるブーツを履いて、赤い銃弾を体に纏う。ラーメンマンヘアにドサっともみあげを付け足し、漫画の様な黒い口ひげ。さらに胸毛も腕毛も指毛もボーボー。

濃い。濃いぞコネリー。45歳、それでいいのか?が、ある意味一見の価値アリとみた。



では感想ですが、よくもまぁ35年前にこんな映画を撮りましたね。本当に感動いたしました。
ただ35年前の観客が、このストーリーの世界観を受け入れたのか…かなり疑問です。
まさに未来の映画って感覚がしました。

映像技法は美しくて古めかしい、何とも不思議な感じでした。
ラストのグルグル回る辺りはちょっとうるさかったけどね。


地球の覇者を気取った横暴な人類の未来に警笛を鳴らしている話。
『限りある命』と『他者との共存』…何と素晴らしい事か。

ラストの主人公とコンスエラの真顔、そして時の移り変わりは映画を締めくくる上で完璧な印象を残した。


以下結末!!!



絶対的な神ザルドス…それが「オズの魔法使い(WIZARD OZ)」の本から名前が取られていると知ったゼットは、初めて自分が地球という惑星の住人であることを悟る。そしてザルドスは同じ人間が「オズの魔法使い」を真似ているだけだったのだ。

地球には様々な『過去』があった。その過去の科学で不死となった民がボルテックスの住人であった。
ゼットはその原理を突き止め、ついに彼等を生から解放した。



※一応「性」もテーマなので若干のエロありですが、些細なものです。

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