☆映画人生に乾杯☆

~映画好きによる未完成映画ノート~
現在細々とリニューアル中!!

第9地区

2010-04-14 | ●オススメ!
おぉっっコレは…!!

なんか期待以上に良かったぞ?エイリアン映画の常識を覆した上、序盤からのワクワク感はピカ一!!!

お願いします。まだ観てない人はこの先を読まず、ストーリーも登場人物も予習せずに鑑賞して下さい。絶対その方が面白い気がします!!!




オープニング。
え?誰あなた。エイリアン課?ふんふん、で何が起こるのか早く見せて!!!!

と、序盤からワクワクしっぱなし。だって主役の人が出てきた時、まさかまさか彼が主役だとは思わなかったもの。それくらい何処にでもいる男性ヴィカス。
オロオロしてるような遠慮がちの登場なのに、仕事中はよくしゃべりつつテキパキ動く。そして終盤は『ウラァァァ!!』と銃をぶっ放す。
なんだこの男は(笑)

南アに突如現れた巨大宇宙船。船で栄養失調になっていたエイリアンたちが地上で暮らすようになり、スラム状態の第9地区に収容され、治安悪化で更なる移住を命じられるまでの28年間の様子を描くドキュメンタリー映画…仕立て。


以下結末が含まれます。




ヴィカスが第9地区で謎のウィルスに感染。それにより徐々にエイリアン化するヴィカスは、人類で初めてエイリアンの武器を使えるようになる。(なんとエイリアンの武器はエイリアンのDNAがないと使えないのだw)

彼の異変に気付いた人間たちは、ヴィカスを解剖して臓器を高値で売ろうと画策する。
初めは人間サイドにいた観客がエイリアン寄りに移行する瞬間だ。
昨日まで仲間だったのに、金の為に命を奪う。人間とは強欲にまみれた何と愚かな生き物なのだろう。………

あれ?社会風刺ドラマ風になってる???

最後。半エイリアンのヴィカスが(正当防衛ながらも)人間たちを容赦なく殺しまくる所あたり、綺麗事に収まっていなくてホッとしました。

『3年で戻る』
ヴィカスはその約束の日を信じて妻にプレゼントを贈り続ける。


グロ度は5段階で3~4くらいかな。人体が跡形もなく吹っ飛ぶので、生々しいグロさはないです。潔くバラバラになる感じです。苦手な方はエイリアン銃が出てくるシーンは観ない事。
初めはキモかったエイリアン自体も次第に可愛く思えてきました♪

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