在野のイジラー

趣味のパソコンいじりの思い出今昔

DeskMini X600/W/BB/BOX/JPでGo‼ ①

2024-06-04 00:38:20 | 自作パソコン
お久しぶりです。
イジラーの自作PC日記にようこそお越しくださいました。

最近はiGPUの性能に満足し、第3か第4次かの小型自作PCブームになっております。

過去記事で組んだRyzen 7 8700G初号機。
一人暮らしの娘にと趣味と実益を兼ねて組んだモノですが、自身にとっても必要十分な性能で使い勝手が良く、未だ手放せずメインPCとして常用している始末・・・

もう1台組んだろか、と思っていたところにピッタリの製品が登場しました。


ASRock DeskMini X600 White でありんす

                  (BGMは”The Washington Post March”でお願いします)


正直白でなかったら食指が動かなかったとは思いましたがイイです!



20数年サウンドカードの人なので自分では使えませんが、狭い寮暮らしの娘には小さい程良い。




兎に角3箇所のUSBがマウスキーボード無線で埋まるとタイプCしか残らん



外側4箇所のねじ止めを外すが、先端太めの電工プラスドライバーでないと舐めるくらい固く締まっている。




スライド式トレーに載っている。アダプターなので見慣れた24Pinが無い。



付属品のSATA SSD等用電源兼用ケーブルとそれらやNVMeの止めネジだと思う。換装するのが手間だしこれ以上トレーを収めにくくなるのが嫌なのでSATA SSDは使う気がしないでありんす



トレーの裏側。2.5inchSATA SSD等を2台搭載出来る。スゲー(めんどくさい)
    (BGMは”Lovin' You · Minnie Riperton”でお願いします) 



メモリはKLEVV KD5AGSA80-56G460D チップは初号機と同じだね



動作検証出来ればいいので別のB550機で使用していたNVMeSSDをそのままで代用する。
引き渡し時に未使用NVMeSSDと未開封Windows11をクリーンインストールしようと思う。いざという時はこのままで原神も入っているので丁度いい。



Thermalright AXP90-X47 White




X600M-STXのバックプレートはソケットの留め具を兼務しているので外せない。よって AXP90-X47のバックプレートは使わない。



ファンサイズ: 92 x 92 x 15 mm DeskMini X600付属品より一回り大きい




DeskMini X600付属品






装填したはいいがここからケース内部に戻すのが地獄でありんす
何度も挫けそうになりながら頑張る。




パツパツだけどブレード自体に干渉はなく無事に回った


目測だけど兄貴分のSG05比7分の1の容量
縦置きでもSG05より低く横幅3分の1弱奥行2分の1超 てか~んじぃ
    
 (BGMは”笑ってポン · Bust A Move Original Sound Track”でお願いします) 


それでは次回は動作検証編といったところだ

最後まで付き合ってくれた想い 伝わったぞ  (神原駿河風)



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RYZEN 7 8700G mini-ITX 自作日記 ③ B650I Lightning WiFi

2024-04-11 18:23:31 | 自作パソコン

さて 8700G mini-ITX 自作日記から5700Gでのmini-ITX 自作日記へと続いていたわけですが、8700Gでmini-ITXを組んでからはそれをメインPCとして使用しています。

省電力でコンパクト、ゲーム用途にも出来る。 最高かよ

但しスッキリとしない、通常用途に困らないが未解決な場面もありました。

過去記事8700G mini-ITX 自作日記②から抜粋すると

『パソコンのノイズといえば電源。モバイル45W版の設定のままというミスがあったらしい説がありましたが、やはりその辺が原因っぽい不具合ですね。』

詳細は分かりませんが上述のように不都合があり、それにより『スッキリとしない、通常用途に困らないが未解決な場面』が発生し、対応BIOSにて徐々に解消していくのだろうと考えていました。

その未解決は何だったかといえば主にメモリ、それとLED制御ツール。

今となっては3月後半にリリースされたBIOSで解消されたかは分かりません。
B650I Lightning WiFi に買い替えてしまったのでw


ASRock B650I Lightning WiFi

国内では昨年秋から流通しているようです。購入した個体のBIOSは2.02。
8700Gでもそのままで認識、Windowsも通常起動出来ました。


R-AM5TPG-CUNNAN-G

DEEPCOOL Deepcool AM5 Thermal Paste Guard




サイズピッタリなのでハメるのに苦労します。
パッケージと使い方違うのはご愛嬌。
用途ははみ出たグリスでヒートスプレッダ付近を汚さない為。
気を付けていれば意味のないモノです。




BIOSを最新版にする前に前板では無理だったEXPO DDR5 6000Mhz 設定。
先に結果を述べるとASRockだから当たり前ですがさっくりと起動。

メモリ電圧が1.25vなのが気になるが、手動決め打ち1.1vでも1.25vで起動。
RYZEN G付きではまだ厳しい様だがこの辺りはAM4でも同様だったので、幾年か中の人が努力と研鑽で解決してくれる筈。

※2024/05/15 報告遅くなりましたが追記




先月だったかな 最新ver3.01で1.1v設定が通るようになりました。




で先程ver3.01以降のリリースあるか確認したらなかったけど何故か日付が2024/5/14 に更新されている。

もしかするとBIOS自体の不具合修正とかあるの? 
 
なんにせよ手動決め打ち1.1vでも1.25vになってたのは不具合だったのかな?

思ったより随分と早く中の人が努力と研鑽で解決してくれたみたいです^^




過去記事でも取り上げたFatal1ty X370 Gaming-ITX/acやA520M-HDV でもそうだった。

それでは購入したBIOS2.02から最新正式版2.10までどうなったか見てみよう。


ログ① 2.02



ログ② 2.08



ログ③ 2.10




ログ④ 2.10&最新版GPU-Z


先ずGPU-Zのログ自体が当てにならない部分があり、まだ対策しきれていないということです。

更に2つ例を挙げると



5700G+B550-I GAMING アイドル時温度



5700G+A520M-HDV DDR4-4000 アイドル時温度

表示される項目もまちまちで、正しく表示されてなかったりこの辺りはドライバやWindowsの再インストールを端折ったりが原因かもしれませんが


『パソコンのノイズといえば電源。モバイル45W版の設定のままというミスがあったらしい説がありましたが、やはりその辺が原因っぽい不具合ですね。』

この話に戻すと対策前のログ①BIOS2.02では妙に温度が上がりFanが回って温度が下がるを繰り返しています。

次のログ②BIOS2.08では対策によりGPU Clockが示されなくなりましたが、依然温度が高めなのが分かります。

最後のログ④最新BIOS2.10&対応版GPU-ZではVCN Clockや温度など各項目の数値が落ち着いたのが分かります。実際にワットモニターでノートパソコン並の37w付近で推移しています。


前の板でもAMD公式の修正の反映は早かったようで、電源管理は8700G使用開始時からログ③同様になっていましたが、メモリとLED制御ツールは絶望的な感じがします。

同社他のAM5製品群と比較して、正式版BIOSのリリースがかなり遅かったところである程度の予測は出来たので見切りをつけました。




下のは20日程前のログ②の頃ですが、B650I Lightning WiFi で無事にDR5 6000Mhzで使用出来たスクショです。







B650I Lightning WiFiに替えたことと8700Gではグラボを使用しない事を踏まえてSG05に移植しました。






2013年に購入の古いSG05白ですが、未だ色褪せない魅力があります。NVMeで更に使い勝手が良くなったので、フロントIO更新して再販すればと思います。


次回はDR5 6000 B650I Lightning WiFiでのベンチマーク結果をご紹介させていただきます。


それでは最後までご覧いただきお疲れ様です。ありがとうございました。(^o^)/





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改めて5700Gで組んでみた。⑨そろそろA2000で〆ようか・・ ベンチマーク編 起

2024-03-25 19:08:46 | 自作パソコン



『改めて5700Gで組んでみた。⑥・・』にて、5700G iGPUの方でベンチマークを回したかったけどマザーボード側映像端子からグラボ出力してしまう云々の話がありましたが、実は既にA2000をインストール後の出来事でした。





ICZI Mini DisplayPort HDMIアダプター 4K@30Hz ミニディスプレイポート MiniDP 

Mini DisplayPortとHDMIを繋ぐことができるアダプターです。

グラボ出力をマザーボード映像端子から出来ればこの様なアダプターは不要、となりますがそうもいかないようで・・


A2000でマザーボード映像端子出力時の 3DMark Fire Strike

無駄な迂回をすることによるロスが生じているようで、Time Spy時にも同様でした。以後A2000からの直接出力にて行いました。



A2000 DisplayPort直接出力時の 3DMark Fire Strike

6GB版 RTX3050 スコア 11685
A2000       スコア 15458

上のと比較してモニタリングのグラフがフラットでとても綺麗なのが分かります。ゲーム用途でないにもかかわらずこのベンチマークでは余力を感じる程でした。良ければ過去記事『改めて5700Gで組んでみた。④』でのFire Strike結果2種とも見比べてみてください。



Fire Strike実行時の温度ログ

ベンチマーク冒頭のデモをスキップしています。










全てのテストで60fps超となっています。
フルHD60Hzでならゲーム用途にも十分使える性能であることがわかりました。




Time Spy スコア

6GB版 RTX3050 スコア  5375
A2000       スコア  6558


現在 6GB版 RTX3050登場初値での比較になりますが、それぞれのTime Spyのスコアと値段の差が丁度1.22倍になっています。偶然ですが面白いですね。
6GB版 RTX3050が市場に潤沢となって価格が落ち着けば、本来の魅力が発揮されるでしょう。



Time Spy実行時の温度ログ




Time Spy 詳細なモニタリング





2560 × 1440の解像度だと30fpsを維持するのがやっとになります。
高解像度に強そうですが、フルHD60Hz超の壁は厚いですね。



CPUの性能の影響の少ないグラフィックスコアでの比較です。

3DMark Fire Strike グラフィックスコア比較表
GeForce RTX™ 3060 Ti   28515  コスパワッパが悪いが高性能
GeForce RTX™ 4060    27760       115 W  コスパワッパに優れる
GeForce® GTX 1080     22290  中古購入でコスパ最強
GeForce RTX™ 2060    19576

            グラフィックスコア   GPUコア CUDAコア数  メモリインターフェイス  TGP 
GeForce RTX™ 3060 12GB  21817    GA106  3584     192bit   170W 
NVIDIA RTX™    A2000      16381    GA106  3328      192bit    70W
GeForce RTX™ 3050 8GB 15457    GA107-150-A1   2560     128bit    130W
GeForce RTX™ 3050 6GB    12747    GA107-325-K2-A1  2304     96bit  70W


A2000が非ゲーム用途の製品だと忘れてしまいそうですが、補助電源無しのmini-ITX用途での購入検討に値するのではないかと思います。


Port Royal スコア




Speed Way スコア


登場したばかりの次世代製品であるRTX 2000 Adaは5割増し超の能力とのことですが、今回はそれの上位版RTX 4000 SFFも補助電源無しとなっています。
当然値段も凄いけどスペックも化け物じみた感じなんでしょうか?


今回は手の届く範囲の補助電源無しグラフィックボード としてRTX A2000 をとりあげてみました。

ドスパラさんの最安RTX3060や最安付近のRTX3050 8GBなどが比較対象となるでしょうか。

RTX A2000は中間の性能で補助電源無し。
純粋にゲーム用途でなら頑張って最安値のRTX4060を買うのが吉かと思います。


それでは最後までご覧いただきありがとうございました。 (^o^)/



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改めて5700Gで組んでみた。⑧そろそろA2000で〆ようか・・プレビュー編

2024-03-22 22:46:01 | 自作パソコン


勢いで購入した3DMarkにより6GB版 RTX3050のグラフィック性能はなんとなくおわかりいただけただろうか?

古いベンチマークであるFire StrikeであればTK-1機に搭載されているGTX1080などもまだまだ強みを発揮出来る。同じ補助電源無しのRX6400も6GB版 RTX3050と同等のスコアとなるがTime Spyだと75%程度になる。

我が家の場合フルHDで、遊ぶゲームもバイオハザードや原神程度となるがTime SpyでなくFire Strike基準強めで考えるのが適当だ。

そうなると我が家のグラボ性能は
GTX1080≧RTX2060>GTX1070>6GB版 RTX3050>GTX1060・・

となるが まあ古いねw 色々と

TECH POWER UPさんのデータベースだと相対的なパフォーマンスが近いのがGTX1060・RX6500XT・GTX980などとなるようだ。

かなり高い性能だと思うし、長く使用したGTX980やまだ使用しているGTX1060と補助電源無しで同等というのは感慨深い。

ただこれが補助電源無しで最強の性能かといえばまだまだ上には上がある。



NVIDIA RTX A2000 Retail グラフィックボード

Ampereアーキテクチャをベースとするプロ・ワークステーション向けのGPU。
Quadroという名称は聞いたことあると思いますが、それの後継シリーズですね。

残念ながらお歳暮をいただける身分ではないので例えが古いが、昭和のお歳暮のような重厚な箱に入っております。




ぱっと見シロッコファンの長尺で古いリファレンス版に見えますが小さいです。

NVIDIA RTX Aシリーズ 
   A2000 

GPUコア   GA106
CUDAコア数  3328
SM数      26
Tensorコア数  104
RTコア数    26
メモリ     6GB
        GDDR6
        ECC
メモリインター  
フェイス    192bit
メモリ帯域幅 288GB/s
TGP     70W
コネクタ   PCIe 4.0 x16
出力ポート  DP 1.4a x4
対応出力   4x 4K@120Hz
       4x 5K@60Hz
       2x 8K@60Hz





ミニディスプレイポート×4 
ディスプレイポートって何?な人ですが・・



ロープロファイルから標準ブラケットに付け替えるには
トルクスドライバー 星型2サイズが必要です。




完全な外排気の構造です。mini-ITXにはこれですね







6GB版 RTX3050と同寸です。

Fanが本気で回りだすと目立つのは6GB版 RTX3050。
アルミヒートシンクに2連Fanなので金属的な動作音になります。
重いベンチマーク中のごく僅かなので普段のゲームでは分からないかと。

ベンチマーク中の温度ログを見ると

瞬発的な冷却 6GB版 RTX3050
持続的な冷却 A2000

という感じです

因みにA2000は6GB版 RTX3050の1つ上位のAmpereを採用しています。

補助電源無しでまだまだ上には上があるとNVIDIA RTX AシリーズのA2000を取り上げたわけですが、元来私などが買える代物ではないしA2000は四天王(三)最弱で、6GB版は最下位(組み込み向け等を除く)。更に次世代発売での在庫整理価格で買えただけです。



ヤバい 長くなったのでまた続いてしまいますがよろしくお願いいたします。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。 (^o^)/
 



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改めて5700Gで組んでみた。⑦5700GでのFire Strikeから6GB版RTX3050へ

2024-03-21 13:05:29 | 自作パソコン


いきなりですが前回記事で忘れてたところからです。
今回は3DMarkベーシックエディションでは回せないベンチマークも試してみました。



Time Spy のスコア詳細ですが、素の5700Gだと良くても10fps程度でガクガクです。ですが、原神程度であれば設定普通なら問題なく遊べると思います。


更に素の5700Gでいくつかベンチを


Fire Strike スコア


Fire Strikeは、高性能ゲーム用パソコンとオーバークロックしたシステム用のDirectX 11ベンチマークです。Fire Strikeは、最新のグラフィックカードに対しても非常に過酷です。フレームレートが低い場合は、代わりにSky Diverを使用してください。 

Sky Diverは見ていて楽しいベンチマークでしたが、残念ながら廃止となっているようです。




Fire Strike 温度推移



Fire Strike 詳細なモニタリング




Night Raidは統合グラフィックプロセッサを搭載したモバイル端末や、ArmにWindows 10を搭載した低消費電力のプラットフォームを対象としたDirectX 12ベンチマークです。

5700Gでのスコアは今更感が強すぎるとは思いますが、DDR4-4000 にした分『改めて5700Gで組んでみた。③・・』で紹介した下の動画の時よりも良くなってるのではないかと思います。



ここからGTX1060 6GBでのテコ入れから6GB版RTX3050に載せ替えたところまできました。

6GB版RTX3050ではFire Strikeしか回していなかったので、残りいくつかのベンチマーク結果をご紹介させていただきます。



Time Spy スコア
Time Spyでは、非同期演算、明示的マルチアダプター、マルチスレッドなどの新しいAPIをネイティブでサポートするDirectX 12ベンチマークです。Time Spyのグラフィックステストは、2560 × 1440の解像度でレンダリングされます。




Time Spy 詳細なモニタリング



Speed Way スコア
3DMark Speed Wayは、DirectX 12 Ultimateの性能をテストするためのグラフィックカード・ベンチマークです。このテストを実行するには、DirectX 12 Ultimateに対応したグラフィックカードで、6GB以上のビデオメモリを搭載している必要があります。




Port Royal  スコア
Port Royalはリアルタイムでのレイトレーシングのパフォーマンスをテストするためのグラフィックカード向けベンチマークです。本テストを実施するためには、グラフィックカードとMicrosoft DirectXレイトレーシングに対応したドライバが必要です。



Solar Bay スコア
Solar Bayは、Vulkan 1.1グラフィックスAPIを使用したレイトレーシング対応のクロスプラットフォームグラフィックスベンチマークです。ハイエンドのモバイルデバイスや軽量ノートブックコンピュータ向けに設計されています。 


こんな感じで6GB版RTX3050のベンチマーク結果を簡単にご紹介させていただきました。

『改めて5700Gで組んでみた。⑦・・』まで来ましたがその中でGTX1060でテコ入れするも即6GB版RTX3050に買い替えてしまい、ASUS ROG STRIX B550-I GAMINGをASRock A520M-HDV に替えて5700Gのグラフィック性能を底上げするという暴挙を敢行したわけですが、更にここから6GB版RTX3050を買い替えるという自分でも何がしたいのか分からない行動になっております。

ということで次回多分最終章、

『改めて5700Gで組んでみた。⑧そろそろほにゃららで〆ようか・・』

どんなマシンになるのか懲りずに見てつか~さい m(_"_)m



本日も最後までご覧いただきありがとうございました。 (^o^)/


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