【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

同級生と日光へ 6(本旅行の肝)

2015年10月21日 23時51分21秒 | おでかけ
坂下門をくぐると目の前は26段ほどの石段。
それを上ると突き当たり、左へと90度曲がることになる。
その曲がった直後がこの状態。長い整った石畳が広がっている。



かみさんのお友達は疲労困憊でヒーヒー言ってる。

石畳が突き当たりまた左に折れると、
その手前からずっと見えているが長い石段がそこから始まる。
結構うねって上っていくことが判る。
石段を上って行くとまた左45度に曲がっていき、
その先少し踊り場のようなフラットな場所を経て、
またやや左に角度がついて上がっていき、
最後は右に30度くらい折れた石段を上り切ってゴールなのだ。



途中こんなありがたい御遺訓の看板も立っている。



唐銅鳥居が見えてきた。ゴールは直ぐそこ。全部で200段強。



鳥居をくぐれば狭いが平地でホッとする。
そこを右手に向けばこの奥宮拝殿。
とどめにまだ数段上がるのか・・・。
ちなみに見切れているが右手には御宝蔵。
階段の両脇の下には狛犬も居る。



奥宮には何があるのか?
眠り猫は寝たふりで騙しながらも何を守っているのか?

答えはこれ。徳川家康。その御墓所なのだ。
画像は奥宮御宝塔で、何故かは判らないが、
家康の遺言により日光に納められたということらしい。
でも350年を期に特別公開されているとされているが、
今年400年なので50年いつでも見られるから
現代人にはありがたみが薄いものの、
349年間は非公開だったのだろうから
古の人たちはさぞ羨ましい現状なのかと言うところか。

手前に祭られている鶴と唐獅子と(シーサーっぽい)
ゆりやラッパのような亀ならぬ甕のようなもの(花器?)の
説明がなく何を意味するのかがわからない。

ともかく日光東照宮はパワースポットだ。
だから数年前からのブームでここに来たがる人、特に女性は多い。
しかし一体何がパワーなんだ?
そうか!家康か!家康だったのか!!
正直私が小6での移動教室で当然東照宮に来たが、
陽明門、三猿、まねき猫は記憶しているけど、
ここに来たのか覚えていない。
当然当時も開放されていたはずだから来たのかなぁ?

でもしかし、今の一番のパワースポットはこれじゃない。
直ぐ隣にあるこっちに女性が群がっている。
それはこれ↓↓



いやぁ~~しかしすんごい杉!杉まみれ!
こんなの花粉症の人春には絶対に来られんね!
・・・って違う!!こっち↓



6~7mの根元だけが残された叶杉だっっ!!!

(-◇-;)
あーーー出た出た。
あのーーーよくあるあれね!?
男女の性器を神と祭ってるアレね。
テルマエロマエも面白いのに、男根のでっかい木のやつが
突然出てきたとき、子どもと見てて驚いて凄く焦って
なんでいい感じでおかしいのにこんなの出すんだよ!!
大昔にトラック野郎の何作目かを叔母と見に行き、
いきなり鶴間エリの生尻のドアップが出た時の驚きのようだった。
(お尻はポルノ女優だと思うが&鶴間エリは幼児番組の印象だったし)

だけどこれも冷静に考えるとなんとも言えないんだよね。

それは快楽の行為と子作りの行為がほぼ同じ行為であり、
男女とそれぞれ同じ部分を使うことで神聖と猥褻が同居してんだよ。
一般的にはまずは快楽だから、そのエロい部分で捉えるから
エロスイッチが入っていないから嫌悪するんだよね。
数年前の熱海城を見に行ったのに、強制的に秘宝館の入口前を
歩かされる状況に憤慨したのと同じ。
エロモードだったらウヒウヒって見ると思うよ。
大人だけのときと子ども連れでは温度がまるで違うからね。

ということで、主に男性器をかたどった御神体は多いが
少なからず女性器のものもある。
そのひとつなんだと思う。
特に考えようによっては、男性は種を出すが、
女性は卵でそれを受け止め命をはぐくむところまで行う。
どっちかというとより神聖で命に強くかかわるのが女性。
なので数少ないこともあるし、女性器のご神体のパワーは大きそう。
いや、ちょっと待て!お前が勝手に性器に見立てているだけで
そんなものとは違うんだ!そういうことが正解かもしれない。
でもその辺の正式な説明はどこにも無い。
だから考えずに感じたままの印象を元に自分なりに解読したのだ。
「Don't Think. feeeeeeeeel.」ということだよ。

ましてこの木は枝葉が無い。でも死んで無さそう。
幹だけで生きているのは僅かしか無理なのでは?
葉っぱから得たりするものもあるよね?
実などを作らない限りは幹だけでも生きるのかな?
ちょっと判らないけど、死んで不思議じゃないのに
行き続けていることも大きなパワーをかもし出しているのかも?
そしてそのパワーがどこから来ているのか?
当然この脇には家康のお墓があるわけなので、そのパワーだろう。
だから家康のお墓よりも、聖なる杉の木独自のものも加わって
これが一番のパワースポットになっているのではないかと察した。

そもそも人間なんて煩悩の塊で、そういう意味では最低の生き物。
命をつかさどるのは神の仕事。
他の生き物全てもそうだけど、とりあえず当たり前は棚上げして
そんな神の仕事の中で唯一命の生成の力を我々は持たされた。
その命を作る作業で使うのが男女の性器。
そんな神の仕事を行うためのものだからこそ神聖なものなのだよ。
本来ね。
俗的には快楽や満足などの煩悩しかないもので使ってる。
そのギャップたるやこの世の全てで一番大きいギャップじゃない?

不思議だし、答えも見つからないけど、
とにかくそういうことで崇められているものでもあり、
実際性器と言う見立てがあるのかないのか判らないけど、
きっとそういう神聖なものに宿るパワーを、
家康のパワーとあいまみえて、願いを叶えてくれると言う
7つドラゴンポールを集めて出てきた神龍に頼むそれのような
絶対叶えてくれると思い込める大きな力に縋りに人が集まるのかなと。

ということで、この旅行の最大の目的がここなのだった。
もちろんそれはお友達が調べて行きたいとして誘ったのだが、
かみさんはここのパワーが強すぎて気持ち悪くなったらしい。
やたらと凄いパワーが満ち溢れているのには間違い無さそう。
なので体力が落ちたときに行くのは危険かもね?
命は落とさないけど、旅行に行って疲労困憊で帰る。
翌日仕事できないじゃん!
休日に英気を養うではなく、生気を抜かれてしまうみたいなのでは。

私個人は、絶対にしてはいけないことだししないけど、
あの割れ目の中に納まって、おぎゃーとか言って産まれてみたい。
なんとなく今までの古い自分の悪いものが死んで、
新しい自分が生まれなおしてくるような気がする。
苦渋や辛酸舐めまくりのうらぶれた人生ではそうも思っちゃうよ。



しかしエロい話が加わると凄く語るな…。
性根がどエロ変態だから仕方ない。どうぞご勘弁。

さ、画像変わってこれは鋳抜門。内側のほう。
御宝塔に入るための門ね。



もう一気に出るところまで下りた。
入口の石鳥居をくぐらずに左に折れていった先にある鐘舎。
修復中だし凄いピンボケだし…。
これが何の?というと・・・



この御借殿の。

いわゆる本殿と拝殿がすすけて汚れてくると、
そこには邪悪も宿りやすいとかそんな様な理由で
比較的定期的に大掛かりな大掃除をするんだよね。
いわゆる大規模修繕的な。
その際にご本尊などを一同に引越しして
ルーチンワークを行う仮の場所ということなんだよね。

ということで、かみさんの友達が叶杉に行きたくて誘った
日光の1泊旅行だったのでした。

次回は最後にこの後の様子とお土産とか。

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