ひょんな事から、赤城山の鍋割山山頂で、飛行中のYS-11を目撃した。・・・
実は、この前に書いたblog赤城山・鍋割山登山のpart1・2でもちょっと
書いた事なのですが、YS-11を検索してみて判った事!
つい?別blogに書こうとpart2途中で思い付き”YS-11”となった訳であります。
私は、自慢ではありませんが飛行機には一度しか乗った事が無く
その中でも”YS-11”のみの搭乗経験しかないのであります。
何故か飛行機に搭乗する機会が無いと申しましょうか、とても残念なのではありますが
一度しか乗った事の無い旅客機が国産輸送航空機唯一の”YS-11”だった事に
おかしな喜びを覚えるのと同時に”YS-11”の国産化になるまでの経緯を以前!
本で読んだ事(TVでも)があった。などで・・・ついつい
そして、飛行機好きな私としては、この一度しか乗っていない”YS-11”での記憶が
今も鮮明に?残っている事がこのおかしな喜びになっているのかなと思います。
全日空 三宅島--羽田間だった。
運良く?主翼の後ろだったか?
窓際の座席に座れたので主翼とエンジンが目の前に見えた。
その時にプレートが目に入った。
エンジン名が”ロールス・ロイス”と英語で書かれていた。
< Rolls-Royce >
イギリス製の高級乗用車で名前は知っていた。
そして、何よりも初めて搭乗した旅客機なのです。
当時はスチュワーデス(客室乗務員)と呼んでいましたのでかなり前の事!
二名で離着陸時の注意と飛行中の注意事項を説明していました。
そうそう!お茶のサービスがありましたね!
エンジン音が大きくなると滑走路へ移動して行くのですが滑走路へ着いて、離陸までほんの何秒!?・・
あっと言う間に走り出したかと思うと、すでに機体は浮いておりました。
初めて飛行機から地上を見た訳でありますがエンジン音はかなり煩かったです。
でも、空を飛んでるって言う実感がありましたね!
暫くは海しか見えませんでしたが、もう直ぐ?着陸と言う時は千葉県(房総半島)上空から進入するようで、
眼下に見た初めての景色に凄い驚きと興奮を今も覚えています。
特に旋回中など、傾くのが良く判りました。飛行中の振動も結構!?あったような?・・・
そして、無事!羽田空港に到着したのですが、三度目の羽田空港でした。
なぜ?三宅島からと申しますと、当時!スキューバーダイビングを会社の人とはじめまして、
伊豆七島方面に度々!通っていたのです。
この時は、帰りも船便の予定でしたが海が荒れて欠航になったと思います。
そして、飛行機は飛ぶのかと問い合わせしたところ”可”だった。
急いで飛行場へ向かい”載る事になった”のです。それが、最初で最後?の”YS-11”搭乗のきっかけだったのです。
まったり!まったり!景色を眺めていると航空機の音が聞こえているのに気付いた。
当初は榛名山方面を飛行していたように思えていたのですが何時の間にか赤城山(鍋割山)上空へ・・・
そして、南側を通過して茨城方面へ行ったと思ったら戻って来まして、前橋上空?高崎?・・東から西へ・・・雲の中に入ったり
そしたら今度は、西から進入して来た。
私の真上(鍋割山山頂)が飛行コースになったようで、こっちへ向かって来る。
こりゃ!撮るっきゃないかな・・・EOSを手にとって構える。
しかし、何故か”手を振ってる俺がいる”・・おいおい、撮らんのかい?
この日!航空機が何度も鍋割山上空を通過して行きました。
同じ、YS-11(日の丸が付いていたので自衛隊機)が青空の上州の上空で飛行訓練をしていたと思われますが・・。?
そんな事を考えながら写真を撮っていました。
大好きな飛行機が付近を飛行していると写真を撮りたくなるもの!
まして、山の上にいるものでかなり近くを飛行しているように見えるものなのです。
そしてコーヒーを飲んでいたら、榛名山方面から赤城山・鍋割山(自分のいる場所)へ
向かって飛行して来るではないですか・・・
もう嬉しくて嬉しくて、カメラをまたまた構えて撮り続けたのであります。
車輪を出していると思われる”YS-11”を見た時に、飛行訓練中と思った。
きっと、飛行コースで着陸のシュミレーション飛行をしているのかな?と!
なんと言ってもこちらは山頂にいるので、真上を通過していく”YS-11”を撮るには絶好の位置!だったと思います。
望遠レンズはなし!28~105mmのズームレンズでもかなり大きく撮れた!
最近は、多画素な為に実寸で開くとかなり大きいので、その部分を切り抜けば大きな画像に出来ますよね!
そのままサイズダウンすると小さくなっちゃいますので・・・
そして、東方へ飛行していった”YS-11”は、今度は逆のコースで進入して来たのにはさすがに驚きでもありました。
またまたカメラを構えたのは言うまでもありませんよ!進入してくる方角へ向かってカメラを向けていて
今度は・・・はて?逆はなんて言うのかな??”離脱”かな?今度は、車輪を出していませんでしたよ。
この写真が進入と離脱というのか? ここが基地とか要塞とかで言うならですが・・・
見ていると”YS-11”の機体は美しい機体ですね!さようなら! YS-11 何時までも日本の空を飛んでください。
山歩きに来た私も何時までも山頂に留まる訳にも行かず、下山する事にしました。
ちなみに、この日は編隊で飛行する”陸自”のヘリも目撃!
YS-11の事はここをクリック!
で!今回撮影したこのYS-11を調べたところ、航空自衛隊入間基地所属と判明!
その中の”飛行点検隊”とわかりました。
内容(役務)は、読まれるとお判りになると思います。
ひょんな事から、YS-11を検索して色々な事を知ることになったのですが
そして
現在!旅客国内路線の運航から昨年の9月30日にその姿を消したYS-11!
YS-11キャンペーン!あったようですね!。
一般人である”我々”は、もう!搭乗する事ができない訳です。
せっかく?いろいろと検索したので一部を掲載!
財団法人 日本航空協会
航空自衛隊[JASDF] 海上自衛隊[JMSDF]
海上保安庁
JAL-YS-11(JAL航空機コレクション) 所沢航空発祥記念館
その他・・ファンは沢山いらっしゃるようで
検索したらたくさんのサイトがありました。見始めたら、夜中になってしまいました。
退役したYS-11は、研究用と展示機としての第二の役務に着いたようです。
その分、飛ばないけど何時でも見られる位置に着いた訳ですね!
残る日本の空を飛ぶ機体は、空自・海自・海保に残された”YS-11”だけのようです。
海外に輸出されたYS-11は現役で飛行している機体もあるようです。
次期!国産の輸送機を研究開発する為に”宇宙航空研究開発機構”JAXAで
YS-11の機体と○○をJALから譲り受けたらしい・・・所在地は東京都府中市
何時かは現役を引退しなければならない時は、人間も同じですよねー!
新旧交代ですよ