悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 227 プロトタイプ 7 LCスフィア

2016年06月27日 01時47分52秒 | 悠のネペンテス栽培記
本日、

2016年6月27日は、

ネペンテスの栽培において、

一つの節目になる日ではないか、

私はいま、

そう確信してブログを書いております。



何を大げさなと思われるかもしれませんが、

ネペンテスの普及を目指して早2年、

ようやく、

ようやく一つの形として、

世に発表できる日がきたわけです。



これを節目と言わずしてなんというか。


いや、

普及委員会の栽培記の節目であって、

ネペンテスの栽培の節目ではないんじゃないか、

そういう意見も当然あるでしょう。


ただですよ、

ネペンテスの、

いや、

いまここで、

多くを語る必要はないでしょう。


革命はいつだって、

当事者が判断するものではなく、

歴史という時間の流れだけが、

証明してきたわけですから。




そんな今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。


こんばんは、

チャレンジャー悠です。



今日は冒頭のご託通り、

新開発した、

ネペンテス専用普及型特殊決戦鉢、

プロトタイプ7、

通称名、







LCスフィア











の発表を行いたいと思います。






もう何度か書きましたので、

だいたいの内容はご存知かもしれませんが、

ここで改めて、

特徴を並べてみます。



長期間ノーメンテナンス、

小さな苗のロスト率低減、

誰でも再現可能、

初期費用ほぼなし、

維持費0、



というものです。



凄すぎませんかこれ。



初心者や素人でも、

超簡単にネペンテスの子苗を育成できるんですよ。





まぁもうね、

能書きはこれで十分でしょう。





では大変お待たせいたしました、

普及委員会が送る、

ネペンテス専用鉢の最高傑作、

LCスフィア、

その姿、

その全貌が!









ジャジャジャーン!!













これだ!!!
















ただのボトル栽培(r







と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

まぁそこは否定しません。



ただここで重要なのは、

従来からある方法うんぬんではなく、

これがあらゆる検証を行った中で、

最高の結果をたたき出した形であるということ。



そして最大の特徴は、

密閉栽培であるということです。






セット方法は至って簡単です。


用意するものは、

水洗いした2リットルの空のペットボトル、

安いミズゴケ、

カッターかハサミ、

テープかサランラップ、


以上です。




まず、

ペットボトルを底から5~10センチくらいで切って、

二つに分解します。


そして底側の方に、

数センチくらいの厚さで、

水で戻したミズゴケをしきます。




ミズゴケを高く敷きすぎると、

ペットボトルの切り口から、

水が染み出してきてしまいますので、

切り口から数センチ下くらいが目安でしょうか。





ミズゴケは高級品でなくても大丈夫です。





水で戻す場合も、

水に長時間つけておく必要がなく、

水で濡らした後に手で絞って湿らす感じでOKです。






その後、

ネペンテスの苗の根をミズゴケで軽く包み、

中にセット。



ネペンテスの根はあらかじめ根洗いで、

古い土をある程度落としておくと、

失敗が少ないです。







最後に、

テープかラップを巻いて、

密閉したら完了です。



テープはメンディングテープの方が、

溶けてめためたにならずに済みます。



もちろん、

密閉なので、

飲み口のキャップもきちんとしめてください。





これだけです。



事前に準備しておけば、

正味3分もかからないと思います。




この状態で1年~2年放置するだけで、

成長期に突入した丈夫な苗に育てることができます。



一定の大きさに育ちましたら、

もう一つのプロトタイプ、

ユグドラシルにセットすると、

大きな袋が楽しめる(予定)なわけです。



いまのところ、

各種交配種は数か月から1年半、

原種では、

セットしてから数週間ですが、

ビーチ、

マキシマ、

オバタ、

バイキング、

ボングソ、

ラジャ、

あとは忘れましたが、

ノーメンテンスで順調に成長しております。








ロストは0です。







セットする苗の目安は、

お手持ちのスマホよりも小さいサイズ、

もしくはペットボトルに入るギリギリの大きさまで、

となっております。




どうでしょうか、

ちょっと心配な苗や、

大事にしている苗がありましたら、

すぐにでも、

LCスフィアにセットすることをおすすめします。




初心者の方は、

私を信じてセットしてみてください。


もちろん、

100%というのはあり得ませんが、

ネットの情報を見て、

あれこれやって弱らすよりも、

LCスフィアは、

はるかに安全で確実に苗を大きくできます。




今日はもう時間がないので、

この辺までにしますが、

もし試してみたいという方がいらっしゃいましたら、

より安全にLCスフィアを稼働させる方法をお伝えしますので、

お気軽にコメントをお寄せください。



もちろん、

疑念や反対意見でもかまいません。



ただ、

私は、

これからネペンテス栽培を始めてみよう、

という方のために公開しておりますので、

何十鉢と検証してきた自信と実績があります。



特に普及委員会は、

ガチの鉄則がありますので、

他の意見に強く反対するときは、

実際に検証を行ってからという掟もあります。



それを踏まえた上で公開しておりますので、

そこだけはご理解いただけると助かります。




ではでは、

今日はもう遅いので、

また次回、

お会いしましょう。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (夏の雲)
2016-06-27 17:37:34
LCスフィアとうとう公開ですね。
早速ですが質問させて下さい。
1 日照はどの程度でしょうか。
2 蓋(キャップ)は開閉しない?
3 カビの発生は?
ヘリアンフォラの栽培方法に似てますね。
ポイントは安定した湿度温度管理でしょうか。
返信する
夏の雲さんへ ()
2016-06-28 01:51:58
こんばんは!

ご質問ありがとうございます(^^)


まず1ですが、

かなりの強光と、

長時間照射が理想でして、

陽が差し込む窓際がベストではないかと思っております。


2ですが、

密閉なので、

LCスフィアへのセットや取り出しも含めて、

ボトルの廃棄以外でキャップをはずすことはありません。


3ですが、

強光が確保できれば、

カビの心配はありません。

これについては後でまた解説させてください。


ヘリアンフォラはまったくの無知で、

栽培方法の知識がないのですが、

仰る通り、

超高湿度をキープするためにこの形になりました(^ω^)


一番のポイントは、

やはりかなり強い光です。


温度は常温と呼ばれる範囲であれば、

多少上下しても問題ないようです(^^)
返信する
こんにちは (flea)
2016-06-28 10:37:22
密閉栽培は俺もやってますね!!

衣装ケースに小苗は入れてます。

湿度を簡単に維持できるのでいいですよね。わら

ラジャの脇目も(極小)水ごけに植えて密閉栽培してると根がなくても成長しますからねw
返信する
用土 (夏の雲)
2016-06-28 12:44:36
悠さん、ご回答ありがとうございます。

密閉状態で陽なたに置くと煮えませんか?
若干遮光ですかね。

あと、葉が巻く現象を紹介されてましたが原因を教えてください。
先日導入したアンプラリアが鹿沼土単用だったのでミズゴケで植替えましたが、
抜いてみると根がほとんど無く葉が巻いてる状態です。
返信する
fleaさんへ ()
2016-06-29 00:11:44
こんばんは!


すでに実践されてたんですね(^^)


そう、

やっぱり時代は、

密閉栽培ですよね(笑)


そーなんですよ、

密閉栽培の長所は、

根付かなくても成長するってところですよね(^ω^)
返信する
夏の雲さんへ ()
2016-06-29 00:18:29
こんばんは!


問題点、

もう気づかれてしまいましたか(^ω^;)


そーなんですよ、

直射日光級の光が理想なんですが、

温度の上昇は抑えたいという、

相反する問題が残ってまして(笑)


いまのところ、

エアコンのきいた室内の窓際で、

窓を閉めた状態で光を浴びせるくらいしか、

方法がない状態でして(^^;)



アンプラリアやラフレシアナは、

よくその問題にぶつかるんですよね(^^)


了解しました、

私にお任せください!


栽培記トラブルシューティングにて解説させて頂きます(^ω^)
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