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悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 47 番外編 ソテツの植替え

2014年08月21日 01時43分25秒 | 悠のネペンテス栽培記
*本日超長文注意




いや、

確かに言いましたよ。


明日から頑張るって。


ネペンテスの世話をして、

検証も進めて、

写真もいっぱい撮るって言いましたよ。



でもなぁ、





雨は聞いてないんだよなこれが。








屋根の下で土いじりすると、

「床が汚れる」と家族から大ブーイングのため、

どうしようかと思ってましたが、

やると決めた以上、

あきらめずに晴れ間を狙って作業してきました。



世間では色々とあるようですが、

私に出来ることは、

毎日変わらずにネペンテスの情報をお伝えすることのみ。


その一心で、

写真もいっぱい撮ってきました。


この写真を使って、

一週間小出しにすることで、

ネペンテス栽培記の充実化を図っていきます。



そんな今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。


こんばんわ、

悠です。



さ、

今晩はですね、

ちょっと息抜きに、

観葉植物の情報をお届けしたいと思います。


題して、

「樹木系の根張りを良くするための植替え方」

です。


ヘッヘッヘ~、

ネペンテスに関しては素人以下の無能栽培士ですが、

観葉植物に限っては20年近いキャリアがあるんですよね。


ランドセル背負ってた時からやってましたから、

年季ってものが違いますよ。


ネペンテスの話しはまだまとまってないので、

また今度ということで。



今日はですね、

ソテツを植替えてみたいと思います。




これです。







ついでにこのちっこい子株も。





ソテツは成長が遅いですが、

その分ドッシリと育ち、

一見変化が無くても、

久々に鉢を持ち上げようとすると、

その重量感に驚くことがあります。



それもそのはず、




根張りが半端ねーんだこれが。





特に私が育てたソテツは、

生育旺盛で、

生命力に満ち溢れています(自慢)



このわさわさと密集して茂る葉を見よ。





太い棘のような葉が密集して生えるのは、

丈夫に育ってる証拠。




そこらの素人が育てたヒョロソテツとは訳が違うのだよ。







ではさっそく引っこ抜いてみましょう。

もう凄い根が少し見えちゃってるけど。






子株を発生しにくくするため、

敢えて浅く植えてあります。


まずは本体をたくましく育てねばなりません。


ただ浅植えは度がすぎると、

本体と根が千切れやすくなるので、

強くはおすすめしません。


私も、

十分に成長したら深植えに戻すつもりです。


*浅植え深植えの繰り返しは植物を弱め、

枯れる危険も大きいため、

通常の植替えに慣れてきてから試してください。





無理に力を入れると、

ブチっといきますので、

慎重に、

かつ大胆に。





それ!



ラピ○タ注意






凄すぎワロタwwwww







去年だいぶ根を整理したのに、

一年で生えすぎでしょこれ。


あ、

ここでワンポイント。


特に決まりはないですが、

古い用土は極力落としたほうが、

植物の成長が勢いを増します。



愛用の植替え容器が破損したため、

鉢にビニール袋を入れて苦労して土落とし。



ま、

時間もないし、

こんなものでしょうか。






パイナップル乙。




では次に、

植替え用の鉢に、

こんな感じで鉢底土を入れます。





軽石とかツブが大きめの固い土とか、

発泡スチロールをパラパラにしたものでも、

BB弾やパチンコ玉でも、

種類はなんでもいいです。


入れなくても大丈夫です。


私の経験則ですが、

むしろ入れないほうが大きく育ちます。


じゃあなぜ入れるのかって?


理由は単純ですよ。



根の成長が早すぎて、

速攻で鉢底の穴から飛び出し、

そのまま巨大化してしまうから、



鉢から抜けねーんだこれが。




今日はせっかくですから、

土を自分で作ってみます。


水はけとかを気にするようであれば、

自分で作った方がいいです。

自由にコントロールできますからね。


それに樹木タイプはそうそう失敗しないので、

こういう機会に練習しときましょう。


用意するのは、


ホームセンターや園芸店ならどこにでも売ってる赤玉小粒と、

その店に並んでる中で(量じゃなくて1ℓあたりの単価で)一番高い腐葉土。





これだけ。


これで十分。


色々な土をブレンドするよりも、

この二つの配合比を変えたり、

成長に合わせて植替えをくり返していった方が、

丈夫に大きく育ちます。


栄養素が気になるとか、

植物の育て方マニュアルに書いてるとか、

市販の観葉植物の土と違う気がするとか、

色々な反応もあるでしょう。


でも、

そんな問題を一発解決するものが販売されてるんですよ。

そう、




肥料だよキミィ
本日二回目のご登場。




一番やっすい粒状の固形肥料を上からパラパラかけたり、

適当に土に混ぜときゃ大丈夫だって。

それで十分。


あ、

活力剤じゃないよ、

肥料だよ。


植物全般用の安いので十分ですから。

マジで。



さ、

後は赤玉小粒と腐葉土を混ぜるだけ。



赤玉多めの腐葉土少なめ。

そんな感じの目分量で大丈夫です。


愛用の植替えセットが(r)

受け皿で代用。


黒いのが腐葉土。




なんか腐葉土の方が多くね?




大丈夫大丈夫、

心配ないって。


さ、

混ぜましたよ。




ここでワンポイント。


土は一気に作らずに、

こまめに足しながら作っていってください。

上記のように配分が適当でも、

リカバリーができます。


また、

同じように一気に作らずに、

足りない分を作り足しながら鉢に入れていくと、

ランダム要素なのか根の成長にいいようです。



よし、

投入だお。


今回は浅植えにするため、

適当に高さを調整しつつ植込み開始。




土が足りなくなったら、

その都度混ぜて足していきます。




室内メインの場合は、

腐葉土を少なめにするとトラブルが少ないです。

(カビとか虫とか根腐れとか)




で、

ここから上級テクニック。


根の丈夫な樹木系には超大事なので、

ぜひおぼえよう。





やり方は簡単。

まずは溢れるくらいに土を盛ります。





で、

あまり先の尖ってない棒のようなもので、

土を中に押し込んでいきます。



根をぶち切らないように力加減注意。



根の隙間に土を押し込んでいくイメージです。

イメージというか、

押し込んでいきます。


これやんない人の多いこと多いこと。

植替えで一番大事なのはここなのに。


ここが一番の愛情の注ぎどころです。

根気強くやりましょう。


棒は何でもいいです。


私はそこらへんに転がっていた、

植物用の支柱をずっと使ってます。


慣れると、

支柱なしで植物を固定できます。


逆に根が発達してる植物がグラグラするようでは、

愛情不足と言わざるおえないでしょう。



どんどん押し込みます。




で、

ここでもワンポイント。


土を押し込むと、

だいぶ土が下がるのですが、

下がった分は赤玉のみを補充してください。


その方がトラブルが少ないです。
(上記参照)



さ、

あとは水をザブザブと注ぎ、

お好みで肥料をふりかけて完成です。


ただ、

植替え後に植物の成長が始まってからあげた方が、

肥料の効果が出るような気がします。



以上です。


写真撮りながらやるの超大変でした。



おまけ




ちなみにこれを引っこ抜くと、










こんな感じ。








自然薯?






どうよ、

私の栽培テクは。




ではでは、

次回をお楽しみに。




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2 コメント

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Unknown (いぼがえる)
2014-08-21 10:28:18
こんにちは\(^o^)/

今回はソテツの植え替えですか。

随分と立派なかっこいいソテツですね!
なんか根っこで歩いてるみたい(笑)

こんな大仕事を写真撮りながらやれちゃうなんて、悠さん相当器用ですね(^ω^)

なるほど、浅植えのほうが余計な子株が出なくて済むんですか。
植物の生育を上手くコントロールできるなんて、さすがの腕前ですね!!

小学生のときから植物やってたんですか(;゜0゜)
いやぁ一緒ですね!
実は僕も、小3くらいのときから弄ってましたww

よく「子供の趣味じゃない」とか「緑化委員やれ」とか「草いじってないで勉強しろ」とか言われてまして、正直俺って変なのかな?って思ってました。

けどまさかの悠さんもだったとは(笑)
同じような方がいてちょっと安心って感じです♪( ´▽`)

しかしそんな経験値をお持ちの悠さんでも手を焼く植物があるとは。。
うーん、ネペンテス恐るべしですね(ーー;)

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いぼがえるさんへ ()
2014-08-22 00:00:33
こんばんわ!

仕事よりも汗水たらして頑張りました(笑)

浅植えの子株は、私の経験則なので実際は違うかもしれません(^^;)

いぼがえるさんも子供のときからだったんですね!

私の場合、じいちゃんが畑も盆栽もなんでもやる花咲か爺さんなので、みんな、あーじいちゃんの血を受け継いだんだなってことで普通に受け入れられてました(笑)

じいちゃん家に、半世紀近く育ててきた盆栽シリーズがあるのですが、受け継いでくれと言われて枯らさないかビビッております(^^;)

でもそんな環境でも、私以外に植物に興味ある人はほとんどいなく、じいちゃんの子供(叔父さん)に至っては、盆栽が管理できなくなったら畑に植えとくからなんて本気で言ってますからね(^^)

ちなみにじいちゃんはアラタすら枯らしました。
うちの家系にとってネペンテスは鬼門なのかもしれません(^ω^;)


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