「朝目覚めたときに晴れていたら
おしどりの池に行こう♪
雨だったら ヤマボウシを見に行こう♪」
そう決めて眠った翌朝です。
おしどりの池は
周囲2.7kmの人口湖で
晴れて風のない時は
エメラルド色の水鏡になります。
池の周りの紫陽花は
一番綺麗な時期を迎えていました。
梅雨の時期とは思えない
眩しい朝日
絶え間なく聞こえてくる ウグイスの声
梢の先でホオジロが高らかに囀っています。
対岸に温泉街の景色が見えました。
青い空・緑の山
あずき色に統一された建物が
碧の水面に映ります。
かつて外国人の避暑地として賑わった
標高700mの雲仙温泉街…
なんだか納得できる風景を見た気がしました。
日没のころ 宿の部屋の窓から
おしどりの池のちょうど後ろに
陽が落ちるのを眺めました。
もうすぐ夏至ですね…