夕顔のスケッチブック

~やさしい気持ちなれる風景をみつけに行こう~

雲仙茶~ぽっぽや茶葉

2018年06月06日 | 雲仙の旅

 雲仙普賢岳の中山間地

標高50~450mの瑞穂町に

広い茶畑が広がっています。



「雲仙茶」は 長崎県内で

いち早く茶葉を収穫できる産地として

評価が高く また

土着菌を活用した栽培にも取り組んで

安心安全なお茶作りが行われています。



そのお茶農家の一つ長田製茶さんが

島原鉄道「古部駅」のすぐ横に

古民家を改築した

小さなお茶処を開いていると聞いて

訪ねてみました。


  

茶畑からそう遠くない海の横に

お茶処「ぽっぽや茶葉」は

隠れ家のように建っていました



「古部駅」も無人駅 お店のすぐ前です

島原半島の有明海沿岸を走る

島原鉄道は なんだか長閑で

車窓の風景を ただ眺めるためだけに

乗ってみたくなりました。

 


単線なのでここで

急行と各駅停車の車両が

離合するようです。



ドアを開けて中に入ると

香ばしい茶葉の香りが漂って

深呼吸したくなります。



洒落た空間…

一人なので カウンターに

 

 

メニューの品はどれも魅力的で 悩みます

特選極上雲仙緑茶

香りほうじ茶

緑茶ラテ

ほうじチャイ

etc.

「香りほうじ茶」のホットをお願いしました。



茶葉がガラスのポットの中で踊るのを

眺めるだけで 心落ち着きます。

丁寧にいれられた上等のほうじ茶の

なんて甘くまろやかなのでしょう。



カウンター越しに

スタッフの方と話がはずみました。

お茶のこと 窓の外の風景のこと…

心地良い時間が過ぎていきます。



築80年の古民家とお聞きして納得

改装のセンスも加わり

落ち着いた雰囲気でした。 



 「18:00にお店を閉めて片付けて帰るころ

夕日に照らされた海と潮風

そしてオレンジ色に染まる電車が

それは美しいんですよ。」



もうすぐ夏至の…日没を待っていたら

宿の夕食に間に合わないから

心残りは次の楽しみにして…


 

今度は何をいただこうかな~♪

「また、きっと伺いますね。」



*店内は許可をいただいて撮影しました。