山躑躅

お晩でがんす

先日１０年ぶりでドライブに行ってみた、昔さんざ通った北軽井沢方面だ
漠然と石楠花を見たいと思ってはいたが、途中も愉しみたくて気楽に出た
家庭の通常の用事を済ませて１０時に出発
天気、風、新緑、花々、どれをとっても申し分ない時だ
自分と車と女房殿の古いのは仕方がないことだが其のほかの全てが新しい感触だ
最初に出迎えてくれたのは、今一番旬の、山躑躅である



制限速度４０斗表示しなくても車が自然にのろくなってしまう程の者だ
道路まではみ出して咲き誇っている



直ぐ傍の御宅でも同じだ、見事な咲きっぷりである
画面を覆い尽くす花には圧倒される



而も何処の御宅でも物凄く花つきが良い
どんな日陰のひょろひょろとした木でも同じ様に樹が見えないほど咲いている
標高が有っているのか?
浅間山をバックにした景だ



此方は車坂峠をバックにした場面だ



キャベツ畑の中にぽつんと躑躅の一角ができている
多分私の様に優しい農家の旦那が保護しているのだろう、見渡す限りと言ったキャベツ畑を開墾した時に掘りだされた株を一か所に集めたのか？
何処の御宅にも立派な株が沢山ある



土に生かされて土と一緒に生きている農家の自然に対する接し方は謙虚だ



此方はキャベツ畑を分断する川のほとりに土手を保護するかのように団体で咲いている
新緑の中でも堂々としているところが良い



我が家にも幾つもの山躑躅が流れてきているがとてもこうは咲かない
適地適作は自然の摂理だ
矢張り野に置け蓮華草だ

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子