遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

石楠花園

2013年05月27日 | 
おばんでがんす

今日は石楠花の話です
群馬県嬬恋村の、浅間山の東北に36町歩もある山林に石楠花が植えてあります
石楠花は、植え木様用に生産している圃場です
山持ちで大地主で、大農家のおばあちゃんが思い付いて植え始めて、試行錯誤の末に軌道に乗せた大石楠花圃場です
私が見せて戴いた20年ほど前はまだまだ小さな苗木でした
日陰にするのに植えてある姫小松の方が目立って、こちらの方が金に成るのではと思ったりしたものです、その後どんどん大きくなり植え附け面積も増え、規模も大きく整い
大石楠花園に成長したようです
全体は広すぎて紹介はできないのでぼちぼち小出しで
東石楠花の賑やかな花



そしてUPです



足元には色色の高山植物が生えています、海抜は1500mくらいです
夏の雲が湧いています



未だ熊笹が刈ってない部分もありますので広さは想像付かない程広いです
今年笹を刈って世に出た株達だ



未だ落葉松が点々と残っているこれも何かの役に立っていて残してあるのだろう
今年は遅霜にやられて花が大分傷んだらしい、咲いているのも少ない、20年も経つと随分と大きくなるものだ。あのころでは想像もしていなかった
霜に合わないところは見事な咲きっぷりだ



落葉松の林の向こうに作付地が見える



凄い事を考え付いたスーパーばあちゃんが居たものだ!!!!!
遠くの山がすっかり初夏の山に変身している



妻は三分の一も廻らないで待合所に帰って行った
私は出来るだけ、見られるだけと思って尾根の戴きまで見た
四阿山から白根山、湯の丸山、そして浅間山は覆いかぶさるように見える
白い石楠花も時時有る



白が有れば赤もあるのが普通だが、、、本シャクナゲも彼方此方にある



果たしてこれが本シャクナゲなのかどうか同定の根拠はないが他の物と違う赤さだ



何故かはっとする赤だが比較的に山頂に近い部分に多い処を見ると標高が高いところが敵地なのかもしれない



頂上には高山植物の女王「こまくさ」が有るが、未だ蕾が赤く成っただけだ



其のうちには咲くだろう、次回また余暇を探して駒草に逢いに来たいものだ
カモシカや、地むぐり、と言う赤い蛇や兎、てん、などにも行き合った
然し余りに動きが早くてカメラの中にはいない
少し足を延ばせばこんなに沢山の者たちに逢える好条件の場所に住んでいるのだから有効に、効果的に使わなくてはいけない
十分満喫して辞した

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子









コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山躑躅 | トップ | 軽井沢の道端の花 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おばあちゃんが始めたとは・・・ (チョキ・チョキ)
2013-05-28 11:24:03
>大農家のおばあちゃんが思い付いて植え始めて・・・

去年師匠に教えていただいて、ダンさんと行って来ましたが、ちょっと遅かったからか、上のほうだけが咲いていました
でもあの広大な石楠花園が、おばあちゃんが始めたとは
こつこつ植え初めても、あれほどの広さにするには大変だった事でしょう
先週ダンさんは友達を連れて行ってきたらしいですが、蕾の方が多かったと言っていました。
奥様とのもたまには良いものでしょう?

私達夫婦は昨日、川場村の吉祥寺にクリンソウを見に行ってきましたが、花のお寺と言うだけあって、色々な種類の花々が出迎えてくれました
美味しいお菓子とお茶も点てて頂き、枯山水の庭園を見ながら静かなときを過ごせました
返信する
吉祥寺 (遊童子)
2013-05-31 07:18:41
ちょきちょき様
こめんとありがとうございます

花の寺に行ってきましたね
私も昔何度か行きましたが何時も秋の初めに行きます
寺領の田圃で稲刈りをしている時期でした
おばあちゃんが優しい人で下が如何していらっしゃるか?
あそこの住職は墨絵が上手で一筆書いていただいた事が有ります
あの広い境内をあれだけ綺麗にしておくことは大変です
頭が下がります

見習わなくては
ではまた

返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事