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二宮和也 ブルーリボン賞・主演男優賞

2023-02-24 08:24:53 | ☆メディア(本・映画・Web・音楽など)
二宮和也 「まだ後輩には譲りません」2年連続受賞に意欲…ブルーリボン賞・主演男優賞

「楽しみながら芝居の質を高めたい」と語った二宮和也(カメラ・関口 俊明)
 東京映画記者会(スポーツ報知など在京スポーツ7紙で構成)が選ぶ「第65回(2022年度)ブルーリボン賞」が23日、決まった。嵐の二宮和也(39)が「TANG タング」(三木孝浩監督)、

 





「ラーゲリより愛を込めて」(瀬々敬久監督)


 

 




で主演男優賞を初受賞した。  これまで数々の映画賞に輝いているが、ブルーリボン賞は初めて。「シンプルにうれしいです。みてくださ方に伝えたいことが届いたんだなと、合格点をいただいたような気持ち」と喜びながらも、「でも実は2度目なんですよ。倉本聰さんにもらったことがあるんです」と思い出をたどった。  “初受賞”は、2005年のドラマ「優しい時間」の現場。「確か撮影中にブルーリボンの受賞発表があって、脚本の倉本さんが『お前はいい芝居をしてるのに、世の中に全然評価されてないな』って怒り出しちゃって。次の日『俺がやるよ』って、サテン生地の青いひもを台本に巻いてくれたんです」。18年を経ての「本家」の受賞に「『腐らずがんばって来たからこそいいことがあったよ』と倉本さんにも伝えようかな」と感慨もひとしおだ。  「ラーゲリ―」では、終戦後にシベリアで捕虜となった実在の二等兵・山本幡男役。二宮の祖父もシベリア抑留経験者だった。「おじいさんは戦争体験を多く語る人ではなかった。伝えることが正義かどうかまだ分からないけど、伝えることを選択するからには、若い人へのアプローチを間違えてはいけない」と監督とやり取りを重ねた。「それでも、作品の編集中にはウクライナ侵攻が始まって。やっぱり無力さも感じます」とジレンマは尽きない。  同役が咽頭(いんとう)がんを患うことから、「のどをつぶしたり、実際の患者さんのしゃべり方を動画などでみて勉強した」と役作りに臨んだ。一方で、実在の人物を演じることから、「遺された家族が気まずい思いをするような描き方をしたくない」との思いが根底にあった。  「山本さんを英雄のように描いて、そこ基準で比べられて、ご家族の方たちが生きづらさを感じるのは僕はいやだった。ちゃんと泥臭い部分を含めてちゃんとした温度感で演じることを大事にしました。実際に、(山本さんの)息子さんに『お父さんを見ているようでした』と言っていただいたり、お孫さんに『おじいちゃんを初めて知った気がする』と言っていただけた時は、興行とは別でほっとしました」  「TANG―」では主人公に加え、製作側に直談判し、相棒となるロボットの一人二役に挑戦。先端技術を用いた撮影は「めちゃくちゃ大変でしたが、新しい表現の可能性がすごく見えた。これからも面白そうだなと思える場所に行きたい」と新境地にも貪欲だ。  昨年の岡田准一(42)に続き、ジャニーズ勢が連覇。「日本アカデミー賞の時もそうだったんですが、岡田さんが獲った翌年に自分も受賞している。あの人にはたくさん賞を獲ってもらいたい」と冗談交じりに語り、「同じ事務所から2年連続ノミネートだってすごいこと。こういう時くらい、すごいことをやったんだと思っていいのかな」と胸を張る。  3連覇に向けては「来年後輩の誰かがいったらすごいよね。楽しませてくれる後輩がたくさんいるのはありがたいことですよ」とつぶやきながらも、「いや、やめましょう。私が2年連続とります!まだ後輩には譲りません。みてくださる方に『二宮が出ているから外れはないだろう、安心してみれるだろう』と思ってもらえるまで、楽しみながら自分の質を高めていかないと」。自らに言い聞かせるように宣言した。(奥津 友希乃)






  ◆二宮和也(にのみや・かずなり)1983年6月17日、東京都生まれ。39歳。96年にジャニーズ事務所入所。99年に嵐としてシングル「A・RA・SHI」でデビュー。2006年にTBS系「少しは、恩返しができたかな」で橋田賞受賞。同年「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督)でハリウッド映画初出演。「母と暮せば」(15年)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など受賞。23年秋には、主演映画「アナログ」(タカハタ秀太監督)の公開が控える。





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