私が大腸がんになったとき

イレウス「腸閉塞」を　合併　初期ではなかった

しかしあまり怖くはなかった

これで　死ぬことができると　半分うれしかった

生きててもあまりいいことはなかった

友人を病室に　呼び冗談を交わしていた

しかし実際死ぬとなるとやはり怖いのである

人はわがままであると思った

いまは　死にたいという気持ちもあるが

もう少し生きてみようと思う

生きていればいいことがあるとは　とても思えないが

凹の時代―心の癒しのために (ちくま文庫) 中沢 正夫 筑摩書房

 

うつ病なんか、こわくない! 小田 晋 はまの出版