これまで、「人格者」と呼ばれ、広く庶民に親しまれてきた著名人は数多くありました。
しかし、この「人格者」とは一体、どういった人たちのことをいうのでありましょうか。
なにより、「人格者」といいましても、感じ方は人それぞれでありますから、一概に定義付けすることはむすかしいものと思われますし、近年においては考え方そのものが多様化してしまい、もはや「人格者」という文言自体が死語になっている感が否めません。
ですから、『ここしばらく「人格者」と呼ばれるような人物をめっきり見かけなくなったなあ』、というのが率直な筆者の見方でもあります。
さて、それでは筆者のいう「人格者」についてでありますが、冒頭申しましたように、広く庶民に親しまれる人物でなければなりませんから、一部少数派の人々から親しまれているようでは話になりません。
やはり万人に親しまれてこその「人格者」なのです。そして何より次世代に語り継がれるような人物でなければなりません。
そうした観点からみても、やはり、わが国最高のの人格者(聖人)というのは、聖徳太子でありましょう。
そんな聖徳太子ではありますが、近年あまり語られることも少なくなり、中には預言者だとか架空の人物だったなどと罵る者もいますが これも考え方の多様化によるものでありましょうから、それも仕方ないことかもしれません。
これまで永きにわたり語り継がれてきたものが、失っていく寂しさを感じずにはいられませんが、そこはグッと堪え、これからも「人格者」としての聖徳太子を想い語っていければなあ、と考える次第であります。
そしてなにより私たち日本人の先人先祖が永きに渡り語り継いできた、という歴史事実においては、誰も否定できるものではありませんからね。
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