Reflex Bond

立て続けにReflexの話です。

GOODEの一番の問題点は、バインディングの取り付け方法。
一番簡単なのは、ドリルで下穴をあけて、タピングスクリューでネジ止め。
でも、１セット滑ればタッピングが緩んでくるし、最悪、スキーが折れる事も！

GOODEが推奨しているのは、3MのDura Lockと呼ばれる、ベルクロの超強力版で貼付ける事。
でも、激しく転倒した時に、スキーとバインディングのDura Lockが安全の為にリリースされて、さらにバインディングと足が「スポッ」て脱げてしまう事があるのが問題点。

昨年にSingaporeの大会のとき、インドネシアの選手がバインディングを水中に沈めてしまって泣いていたっけな。


そこでReflex Bondの登場です。

2cm x 3cmぐらいのカーボン製のプレートに、ボルトが仕込まれています。
スキーとカーボンのプレートの固定方法は、なんと、ななんと、接着剤！

そんなんで大丈夫なの？　と思いますが、Reflex曰く、120kgfの引張りまで耐えられるとの事。　タピングスクリューは40kgf程度らしいので、3倍強いそうな。

半信半疑で装着してみたけれど、下地処理の面倒くさい事、接着剤の香りがヤバい事、手に着くと危険だからか手術用のゴム手袋が同封されている事から、きっと大丈夫でしょう。
今週末滑ってみます。

Reflexが良心的だと思った事は、ナットにナイロンナットをちゃんと使用していた事かな。
これなら緩む心配はかなり少なくなるし「ちゃんとしているな」　と思わせてくれる内容でした。

おすすめです。