韓国人の友達が送ってくれた干し鱈「황태채(ファンテチェ)」を使って、干し鱈のスープ「ファンテグ(プゴクッ)」を作ってみました!
황태(ファンテ)というのはスケトウダラの干物のこと。
一般的な干し鱈は「북어(プゴ)」といいますが、「황태」は寒い外に吊るされ凍ったり、溶かしたり…ということを繰り返しながら乾燥させたものだとか。
日本で韓国の干し鱈スープといえば「북어국(プゴク)」が有名ですが、今回は「황태(ファンテ)」を使っているので、「황태국(ファンテグ)」ということになるわけです。
前置きが長くなりましたが……
今回はペク・ジョンウォン先生のレシピを参考に、ファンテグ(プゴク)を作ってみました!
【材料】
・干し鱈(50gぐらい?)
・米のとぎ汁(お水でもOK)
・長ネギ
・豆腐(あれば)
・卵 2個
・ごま油
・アミの塩辛 スプーン半分
・醤油 2スプーン
・ニンニクのみじん切り スプーン1半
※スプーンとは…という感じですが、1スプーン=大さじ1と考えて大丈夫な気がします
※レシピに干し鱈や水の分量が書いていなかったので、写真を見ながら適当に作りました。
【作り方】
1.干し鱈は水に10分ほどつけておきます
2.干し鱈の水気を絞り、食べやすい大きさにカットします。(干し鱈を漬けた水は捨てないでください!後ほど使います)
3.鍋にごま油をひき、干し鱈を軽く炒めます
4.香りが出たら、先ほどの干し鱈を漬けておいた水+米のとぎ汁を加えます。
とぎ汁がなければ普通のお水でもいいそうです。
5.お湯が沸いたら、ニンニク、醤油、アミの塩辛を加えます
↑アミの塩辛、取りすぎちゃたのですが、実際に入れたのはこの量の半分です
6.豆腐があれば、ここで入れて下さい。今回は、家に豆腐がなかったので溶き卵だけ加えました。
7.仕上げにネギを加え、軽く煮込んだら出来上がりです
※味が薄ければ、塩やいりこダシダなどで味を調整してください。
できあがり!!
干し鱈はタンパク質やコラーゲンが豊富なので、お肌にもとてもいいそうです。タンパク質にはアルコールを分解もあるので、韓国ではお酒を飲んだ次の日に食べることも多いとか。
作り方はシンプルですが、鱈の旨みたっぷりで、とても奥深い味わいです。
韓国の干し鱈はネットでも買えるので、皆さんも是非一度作ってみてください!(国産の干し鱈を使う場合は、「味付けなし」のものを使ってください)