大都会・・・・・

2015-10-18 | 道草
そびえ立つ 高層ビルに包まれた 街路をひとり歩いている

摩天楼と言うべきか ビルの谷間に身を潜め 

坂道 舗道 並木道 見上げながら足を運ぶ

ビルとビルに囲まれた 小道のような道筋は 自動車 巡り来るものの

道に備えた歩道橋 少し気分が落ち着いて 高層ビルを見上げても

ビルは整然と建ち並び 人が小さく見えてくる

ビルの谷間に潜まれて たったひとりの足跡が 履いた靴に残されて 

靴の音が聞こえてくる

高層ビルの街路の道 整備 コンクリート アスファルト 

靴の奏でる足音は すぐに消され 残らない

ビルとビルを垣間見て 圧倒されるものがある

高層ビルの大都会 人がたくさん たむろして ひとりの存在が薄くなる

高層ビルに託された 想いは多分にあるものの 人の渦 人の波 人の群れ

埋没しそうになってくる・・・・・










今日の終了・・・・・

2015-10-18 | 道草
夜空に舞い散の数 数え切れない星の数

宇宙の中の暗黒に 吸い込まれそうな黒の色

誰が決めたか知らないが 宇宙の色は黒か紺か

黒と紺が織りなして 宇宙の暗闇を表示して

明暗分ける最果ての宇宙

宇宙論が飛び乱れ 今日の終了告げている・・・・・







本日終了・・・・・

2015-10-18 | 道草
今日も日没 日が暮れた

暗黒 暗闇 闇夜の時間 今日の終了告げている

陽はまた昇りヘミングウエイ 明日という日がやって来る

連日連夜 励みつつ その日を暮らしてみるものの

光はまだまだ差してこない 

盲目状態 脱却し 希望を胸に抱いているものの

容易に事は成就しない

光が差すのはいつ頃か

光明が見えるのはいつ頃か

思ってみても走馬燈 今日の終了 告げている・・・・・







台風・・・・・

2015-10-18 | 道草
台風 襲来 意気消沈 日本固有の台風網

勢力が過去の台風と比べて増大し 次から次へと襲撃する

情報網が発達し 各地に伝導が知らされる

過去の台風は人々が自覚して 台風に備えて準備していたものの

台風の被害に遭わぬよう 準備万端 整えて 雨と風に対処していたものの

現在では 避難 非難で逃げ惑い 避難経路の道をとる

ここ最近 近年の台風は 勢力が偉大なものとなってきて 日本の国を脅かす

数年前の台風は 進路がかなり変わっていて 何故か西の方へ進んでいた

こんな現象は今だかって 見たことも聞いたこともなかったと言う

台風は南方から北方へ進むもの こんな道筋 常道さえ 変わってきている気象網

何もかもが進化して 台風さえも進化する

進化 進化もいいけれど 留まるところ知らずして どこまで進化するのやら

台風が進む道程は 一体何を告げるのやら・・・・・








悲しくなってきた・・・・・

2015-10-18 | 道草
何故か悲しくなってきた 少し悲しくなってきた

涙は流しはしないけど 何故か悲しくなってきた 少し悲しくなってきた

夢が潰れたためなのか 夢が砕けたためなのか

少し悲しくなってきた

そんなに苦しくはないけれど

そんなに悩んではいないけど

何故か悲しくなってきた

少し悲しくなってきた・・・・・






暗夜・・・・・

2015-10-18 | 道草
今日もまた静かに夜が忍び寄る

いつものように孤独な時間

ひとりだけの暗夜行路

心を閉じて想いを馳せる

いつになったら聞こえてくるのか

いつになったら呼んでくるのか

どこへ行ったら見つかるのか

どこへ行ったら探し出せるのか

心を開いて告げたとしても

心を打ち明けて尋ねたとしても

確かな明かりは届いてこない

確かな光は差してはこない・・・・・





危険がいっぱい・・・・・

2015-10-18 | 道草
流れるような新鮮さ 浮かんでくるような鮮明さ

黄昏 夕暮れの時間帯

ひとりひとりが道を歩く

気分は夕陽に染められて 感受 加味して 茜色

ひとりひとりが道をゆく

暗闇間近のこの時間 数分経てば 真っ暗け

危険がいっぱいになってくる

危ない 怪しい この時間

防備性がなくなって 無防備状態に陥って

危険がいっぱいになってくる・・・・・






夜長の候・・・・・

2015-10-18 | 道草
秋の夜長を探索し 思惟してみたり 瞑想したり 感傷に耽ったり 夢想したり

我が身の頭脳を我が身自身で洗脳する

人間頭脳の働きは 生まれ出てきて此のかたまで 制止することはないものなのか

一生止まらないのが 人間頭脳の為せる技なのか

常時頭脳が働いて あれやこれやと思いを巡らせる

ところが忘れること多く 時間の経過とともに消えて 

思ったこと 考えたことは 瞬時に何処かへ消えていく

思考 言葉 行動は 蓄積されず忘れ去り 次の出来事に対処する

頭脳がいいのか 悪いのか それさえわからず 繰り返す

右脳 左脳 それぞれ 働きはあるものの 精神統一できもせず 日々の回転繰り返す

脳の構造 まだまだ解明できず 医学の進歩はあるものの 未だに謎が残っている

そんなこんなで 夜長の候 つるべ落としで日が暮れて

思惟と瞑想を重ねても 解明できないことばかり・・・・・







涙の雨・・・・・

2015-10-18 | 道草
四月に雨は似合わない 十月も雨は似合わない

もちろん今の季節も似合わない

季節外れの雨模様 なぜか さびしくなってくる

涙の雨は悲しくて 誰かが泣いているように気に沁みる

雨の匂いはもの悲しく 涙を見れば切なくて 何かを伝えてあげたくなる

ところが何もできなくて さびしい雨に濡らされて 

ひとりさびしく 雨を眺めている・・・・・







風のように・・・・・

2015-10-18 | 道草
嵐のように風が吹く 怒濤のように風が吹く 怒りのように風が吹く

頬を撫でるように風が吹く 髪の毛を揺さぶるように風が吹く 囁くように風が吹く

風は心をなびかせる

さすらうようにときめかせ さまようように流れ出て

心を揺さぶり吹き抜けて 心を誘って巡らせて

風は何を告げるのか 風は何を語るのか

風のように歩いても 風のように走っても

風に心を預けても 風に心を開いても 風は知らない素振りをする

そして 静かに さびしく 去っていく・・・・・

 




語り草・・・・・

2015-10-18 | 道草
山の遙か彼方の向こうから 誰かが呼んでいる声が聞こえてくる

おーい元気か 達者かと 励ますような声がする

イマジネーションを働かせ 声の音色を探ってみる

一体何が言いたいか 一体何を聞きたいか

答えは何もわからない

山脈が連なる緑の模様は やさしく平野を眺めている

緑の山の隙間から 夕陽が時々顔を出す

盆地の独特の景色が映えて 田畑は季節とともに模様替え

山と緑の織りなす光線に 気持ちは絶えず走り出す

垣間見る紅も何かを語るかのようで

この風景に助けられる・・・・・







悲しさと さびしさと・・・・・

2015-10-18 | 道草
悲しいね 悲しいね
いろいろな悲しみが訪れる

心を打ち明けることもできなくて ひとりぼっちで歩む道

さびしいね さびしいね

いろいろなさびしさが訪れる

信じることもできなくて

ひとりぼっちで生きる道

悲しさとさびしさが涙を誘ってくるように 時々心に襲ってくる

悲しさとさびしさは 人の世には消せなくて

くじけるような時がある

悲しさ さびしさ 乗り越えて

それが人の世なれば 耐えて 忍んで 我慢する

けれども 人の悲しさ さびしさは

苦しみ 嘆きを運んでくる・・・・・






涙もろい 泣き上戸・・・・・

2015-10-18 | 道草
泣かせてくれ

今は心の奥から思い切り 泣きじゃくりたい

そばに誰もいなくてもいい ひとりきりで泣きじゃくりたい

涙は他の人には見せたくない

ひとりで心が静まるまで泣きじゃくりたい

今まで泣かなかったけれど 今まで目にいっぱい涙を隠していたけれど

今は涙を流して 泣いて 泣いて 泣きじゃくりたい・・・・・














暇人・・・・・

2015-10-18 | 道草
暇人は暇人なりの苦労がある

いくら自由に過ごせても 身をもてあそぶ時が多く

時間の浪費に明け暮れる

今は一体何を為すべきか 今は一体どうすればいいか 今は一体何をすればいいか

暇人は暇人なりに考える

あれやこれやと思案して 生活リズムをかき乱す

自由時間が多すぎて 勝手 気ままに 過ごしがち

けれども種々諸々の出来事が 次から次へと出没し 整理と放置に行脚する

暇も暇とて暇も暇 試行錯誤を繰り返し

ところが何もできもせず 終始一貫時間とともに わがまま 気まま 好き勝手

けれども何かをしていなきゃあ 頭脳が鈍くなってくる

そして暇人として生きてても 何の価値も見いだせない・・・・・