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1994年03月18日 23時18分44秒 | (047)360-9203バンデリアン松戸FAX03-5668-1717


武道館までたどり着く

 武道館の最寄り駅は九段下駅である。九段下駅を通る路線は東京メトロ東西線、半蔵門線、都営地下鉄新宿線の3本。JRは通っていない。主な駅からのアクセスはそれぞれ下記の通りである。

新宿駅 → 都営新宿線で4駅。所要時間8分。乗換無し。
池袋駅 → 東京メトロ有楽町線に乗り飯田橋駅で東西線に乗換、次の駅。飯田橋駅内の乗換はホームが遠いため、時間が掛かることに注意。所要時間は乗車時間は12分だが、乗換を考慮すると20分はみておきたい。
渋谷駅 → 東京メトロ半蔵門線で5駅。所要時間11分。乗換無し。
品川駅 → 西から遠征してくる場合はここが乗り換えポイント。JR山手線外回りで渋谷まで5駅、渋谷で地下鉄に乗り換える。渋谷までは所要時間11分。
上野駅 → 北から遠征してくる場合はここが乗り換えポイント。東京メトロ銀座線に乗り、三越前または日本橋でそれぞれ半蔵門線または東西線に乗り換える。どちらも所要時間は乗車時間のみで14分程度。
東京駅 → 上越・東北新幹線、東海道新幹線いずれも終点。新幹線で来る時はそれぞれ上野、品川で降りてもいいが、日帰りで終演後に新幹線に乗らなければならないなど、急ぐ場合は東京駅を使うことになるだろう。

 東京駅から九段下駅へは、東京メトロ丸の内線に乗り、次の駅の大手町駅で東西線または半蔵門線に乗換、どちらでも2駅目。所要時間は乗車時間のみならば6分。ただし、東京駅と大手町駅は通路が繋がっており、丸の内線の来るタイミングによっては大手町まで歩いたほうが早い場合もあるので、乗り換え案内で調べることをおすすめする。

 東京駅は武道館からは比較的近いので、急ぐ場合の最終手段(特に遠征日帰りの場合の終演後)で、タクシーという手もある。料金は1,000円~1,500円程度、混んでいたとしても2,000円もあれば足りる。所要時間は10~15分。地下鉄より時間がかかるように見えるが、武道館の敷地の目の前に乗り付けてくれるので歩く距離が短くなり、結果的には早く着ける。


 その他各駅からのアクセスは、Yahoo!路線情報などで調べていただきたい。



 九段下駅についたら、まず地上への出口を探さなくてはならない。武道館方面は2番出口が最も近い。混んでいて出にくそうだったら反対側の4番出口でも良い。これ以外から出ると横断歩道を渡らなくてはならなくなる。ただし、買い物をしたい場合は、2番出口の正反対側にある5番出口から出て目の前のコンビニを利用するのがいいだろう。
 2番又は4番出口から出れば人の流れがあるのでそれについていけば良い。爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」に歌われているように『九段下の駅を降りて坂道を』上っていくことになる。4番出口から出ると目の前が交番なので、どうしてもわからなければ聞いてもよいが、会場は目の前なのであまり意味はないと思われる。


 なお、交通費節約などの目的でJRのみを利用したいならば飯田橋駅か市ヶ谷駅が良い。15分~20分ほど歩けるなら、地下鉄の初乗り料金が節約できる。


 車で行く場合は駐車場が武道館敷地内にある。ただし、入り口は田安門とは逆の竹橋方面になるので注意して欲しい。また、終演後は30分で駐車場が閉鎖されるので、出る時は早めの行動が必要となる。地図は下の通りで、●が首都高のインターチェンジになる。駐車場料金は終演までで500円(開く時間は不明)と、破格の安さである。満車で入れないかも、というリスクはあるが、選択肢に入れておいてもよいだろう。また、北の丸公園の敷地内に車で入るには、下の地図の「車出入口」からしか入れない。それ以外の道は階段があったり車止めがあったりして車は通れないので注意が必要だ。




Googleマップで見る




2. 武道館に入る

 駅から出て人の流れに乗っていくと、すぐに武道館に到着する。




日本武道館入り口、田安門。

 2つある田安門をくぐればすぐに武道館である。 なお、入り口~田安門の下にダフ屋がいなければダフ屋は出ていないということである。ダフ屋を狙っていた方は諦めよう。


 ここで注意してほしいのは、アリーナ・1階・2階で入り口が違うということである。上の図の西口正面という入り口は、通常はアリーナ席・1階席の入り口である。2階席・立見席はさらに45度回った先の南西階段から入ることになる。なお、公演によっては1階席入り口がさらに45度先の南口に設けられることがあるので、余裕を持って会場に着きたい。

 また、ツアーグッズなどの販売は外で行われるため、チケットが無くても買うことが出来る。ほとんどの場合地図に記載した場所で販売されている。

3. 私の座席はどこですか

 やはりライブで最も気になるのは座席。見やすいのか見にくいのか、ステージから近いのか遠いのか・・・。多くの人が事前に最も気になる事の一つであることは間違いない。この文章もここがメインである。席ごとに詳しく書いていくので、自分の席がどんな席なのかあらかじめ知っておいて双眼鏡や座布団(!)などの準備を怠りなくしていって欲しい。

 なお、特にアリーナの座席配置は、一般的には当日まで確実なことはわからない。興行元に問い合わせれば座席を教えてもらえることがあるが、「座席についてはお答えできません」と断られることも多い。以下の文章中で「興行元に問い合わせて欲しい」と書いてあっても、問い合わせれば必ず答えてもらえるというわけではないのでそこは了承して欲しい。できるだけ全てのパターンに対応できるよう説明していくが、分からない場合は(特にアリーナ席は特殊な配置をすることがある)いくつかのパターンを組み合わせるなどして想像してほしい。

 以前はぴあで全体の画像が一枚絵で見られたのだが、今はFLASHになってしまっているので作成してみた。ただしアリーナ席はもっとも一般的な例にすぎないので、以下の解説とあわせて確認してほしい。






 また、実際に座席からステージがどのように見えるかがイメージできるページも用意したので、あわせて利用いただければと思う。





 さて、武道館の席は大きく分けてアリーナ・1階・2階の3種類であり、1階と2階がスタンド席になる。ただ、この座席表を見ると1階席は2階席よりもステージに近いと勘違いしてしまうかもしれないが、そんなことはない。ステージからの距離はほぼ同じである。言葉で言うとわかりにくいが、下の写真を見れば一目瞭然である。




1階西スタンドから撮影。
1階C列のほぼ真上が2階最前列になる。

 ご覧のように、ステージからの距離はほとんど変わらない。あくまで座席表は見やすくしてあるだけなのだ。だから、1階席だから2階席よりステージに近い!と、この座席表だけをみて喜ぶのはちょっと早まりすぎである。ただ、1階席のほうが角度がないぶんだけステージに近いような気になれることは事実である。
 なお、武道館はステージが通常北側に設置されるため、北東・北・北西スタンドは普通は開放されない。開放する場合、あとでも述べるが、バックステージ席などの名称になり定価もちょっと安く設定されることが多い。通常は東・南東・南・南西・西スタンドのみの開放となる。ただし、客が少なかったりすると東と西は一部しか開放しなかったり、全く開放しなかったりすることもある。客席のほとんどが黒幕で覆われた武道館はなかなか寂しいものがある。


 なお、この会場に限ったことではないが、必ずしもアリーナ席ならスタンド席よりも良いというわけではない。人によってはスタンド席の方が嬉しい場合もある。それぞれの場所にはそれぞれに合った楽しみ方があるので、スタンドだからと言って即悪い席と決めつけず、よく考えてみてはどうだろうか。


 席種ごとの解説は非常に長くなるので、席ごとにページを分割している。自分の席のところだけ知りたいという方は、そのページだけ確認していただければと思う。