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NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会まちづくりブログ

信州松代は自然が美しい真田十万石の城下町です。夢空間松代のまちと心を育てる会の動きを中心に松代の様子を載せていきます。

善光寺と松代藩

2008年07月13日 | 松代学・講座
昨日は
松代学講座の
2008年前期がスタートしました。
善光寺と松代藩をテーマに
善光寺御開帳で毎回松代から
回向柱を
奉納するようになった
歴史などを
学習しました。
本日は
松代の古寺7寺をめぐる
散策会が開催されています。
寺巡り

松代学講座2008はじまります。

2008年01月08日 | 松代学・講座
2008年の松代学講座が1月~3月にかけて
はじまります。
夢空間が始まって以来毎年のように開催してきた
各種講座も松代学講座として再編成して
松代学講座運営委員会が結成されて
年に二期各3回シリーズで開催しています。
人物や歴史、自然などをテーマに
歴史を紐解き、今後のまちづくりに
生かすことを主眼において
講座を開催しています。
松代学講座

松代学講座「千曲川中流域の水害と治水の進展」開催される

2007年09月16日 | 松代学・講座
 9月15日午後2時より松代の大英寺信徒会館において松代学講座「千曲川中流域の水害と治水の進展」が開催されました。参加者は千曲市や長野市周辺からも駆けつけてくださって30名弱。
 滝澤公男先生(元長野市誌近世史部会担当執筆者)の講議は、先週9月6日の台風9号による佐久地方の被害の要因から始まりました。
 この台風は千曲川の支流である湯川等が氾濫したり、がけ崩れ、倒木などにより、大きな被害になった。江戸時代から現代に語り継がれている最大の洪水は、戌の満水(1742年)であるが、9号台風による被害の状況は、この戌の満水と非常に良く似ている。つまり、台風が千曲川の東岸を通り道とした場合は、大きな被害を引き起こすのである。
 戌の満水による松代城下の被害は、松代の周辺里山から町内を通って千曲川に流れ込む支流の関屋川・神田川の洪水である。逃げ場を失った町人は、屋根にまたがって助けを待った。当時の5代松代藩主真田信安は、舞鶴山の裾野にある開善寺へ避難している。
 江戸時代の洪水被害は平均4.6年に1回起きている。復旧には10年、20年、長くは50年を要している。
 松代の地が、繰り返し災害に合いながら、最近では昭和の群発地震に見舞われても、めげずに知恵を出し合って立ち直っている。松代にはそんな素地があるのだろう。
 滝澤先生の講義は、以上のように古文書の記録を元に、現在に至る水害の状況をたいへん解りやすくお話くださいました。
松代は昔から、もみ合いながら復興にこぎつけてきた町のようです。 
困難に立ち向かってもへこたれず時間をかけて復興してきた松代。
こらからの松代のまちづくりに大きな力をいただいた松代学講座でした。
滝澤公男先生お忙しい中を資料を用意していただき、貴重なお話をありがとうございました。

『松代学』講座の御案内

2007年09月12日 | 松代学・講座

        『松代学』講座の御案内

    
松代のまちづくりを進めていくと歴史、文化、自然、人、あらゆる面で松代は宝の山であることに気付かされます。
そこで、NPO法人 夢空間松代のまちと心を育てる会では地元のことを学ぶ地域学や地元学として、各方面から講師をお招きし『松代学』講座を開催いたします。
この機会に、より深く松代に関心を寄せていただきますよう、皆様のご参加をお待ちしております。

         平成19年度
   -松代の歴史と文化を学び現代に活かす-
        第2回松代学講座

テーマ「千曲川中流域の水害と治水の進展」

講師 滝沢公男氏(元長野市誌近世史部会担当執筆者)

松代は昔から千曲川の水害にみまわれてきました。特に、江戸時代の戌の満水が知られています。また、瀬直しをはじめ、治水のための取り組みをしてきました。千曲川中流域の水害と治水の進展について学びます。

日時  平成19年9月15日(土) 午後2時~4時

会場  大英寺信徒会館(松代町表柴町・松代支所南)

参加費 500円(夢空間会員300円) 

どなたでも参加できます。当日直接会場へお出でください。






長野県ではじめの公立図書館は松代だった

2007年07月23日 | 松代学・講座
今日、地元で地域出版されている方が、昭和3年に発行された松代図書館報を持ってきて貸してくださいました。その小冊子によると長野県ではじめの公立図書館は松代だったことが記されています。明治から大正にかけて製糸業を通じて松代の地域振興に尽くされた大里忠一朗は松代まで電車をひく上でも尽力されていますが、松代町長となって、明治38年に個人であつめて書籍を町に寄贈し、町でも買い足して長野県ではじめての公立図書館をスタートさせています。明治から大正にかけての向学心に燃えた松代地域の人々の社会教育にも大里忠一朗は貢献したようです。
大里忠一朗に対する顕彰は充分なされていませんので、今後松代学講座等で研究を進めたいと思います。何か情報をお持ちの方いらしたらお知らせいただければ幸いです。
大里忠一郎

江戸時代の教育水準

2007年07月18日 | 松代学・講座
日本における江戸時代の教育水準は高く、武士だけではなく、商人や農民にも広く寺子屋等の教育機会があったと思いますが、松代藩においてはどうなっていたのでしょうか?
寺子屋等についてはあまり明らかになっていないように思います。
松代藩文武学校は明治初期に活躍する人材を多く輩出しする役割を果たしています。

江戸時代の教育水準

19年度前期『松代学』講座開講

2007年06月23日 | 松代学・講座
-松代の歴史と文化を学び現代に活かす-
19年度前期『松代学』講座開講のご案内

松代のまちづくりを進めていくと歴史、文化、自然、人、あらゆる面で松代は宝の山であることに気付かされます。松代のことでまだまだ知らないことがたくさんあります。そこで、NPO法人 夢空間松代のまちと心を育てる会では地元のことを学ぶ地域学や地元学として各方面から講師をお招きし『松代学』講座を開催いたします。この機会に、より深く松代に関心を寄せていただくため、下記の通り19年度前期の『松代学』講座を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

第1回 7月28日(土)午後2時~3時30分
 テーマ 松代の歴史風土と活躍した人物
講 師 原 昌義氏 (平塚市原美術館副館長)
 松代は江戸時代から今日に至るまで、時代に先駆けて活躍した多くの人物を排出しています。また、外部から松代に来て活躍した人物もいます。そこで、人物を産み出す松代の歴史風土を解き明かし、活躍した人物について学びます。

第2回 8月18日(土)午後2時~3時30分
 テーマ 戊辰戦争と松代騒動 ―明治維新期の経済混乱―
 講 師 柳澤 哲氏 (元長野市誌近現代史部会担当執筆者)
 松代藩は戊辰戦争において官軍につき、飯山、長岡、会津へ出兵しています。その後の経済混乱により松代騒動が起きています。
 江戸から明治維新期における松代の歴史を学びます。

第3回 9月15日(土)午後2時~3時30分
 テーマ 千曲川中流域の水害と治水の進展
 講 師 滝澤公男氏 (元長野市誌近世史部会担当執筆者)
 松代は昔から千曲川の水害にみまわれてきました。特に、江戸時代の戌の満水が知られています。また、瀬直しをはじめ、治水の為の取り組みをしてきました。千曲川中流域の水害と治水の進展について学びます。

会 場 いづれも大英寺信徒会館(松代町表柴町・松代支所南)
参加費 500円(夢空間会員300円)
申込み 不要(当日直接会場へお出でください。)
連絡先 松代学講座運営委員会
長野市松代町伊勢町548-1NPO夢空間事務局内
  ℡ 026-278-1277

平成19年度「松代学講座」開催に向けて

2007年06月22日 | 松代学・講座
信毎一面の民が立つの記事でNPO夢空間が取り上げられて、多くの方から声をかけていただきました。夢空間事務局に顔を出して下さったり、中には今年の会費を仲間から集めて持ってきてくださった方もいました。信毎記事もHPが毎日更新されますのですでに夢空間の記事が見れなくなりましたので写真で載せてみました。
夢空間の活動も7年目となっていますが、何事も持続させるのは並大抵のことではありません。自分自身の中にあるエネルギーを切らさないようにするためにも地域の歴史や文化、自然を学び現代に生かすための地域学を基本にすえることが大事であると思うこの頃です。2004年にスタートした松代誘客事業「エコール・ド・まつしろ」の取り組みも4年目。何事も3年間は当初の意気込みのエネルギーで継続できるのですが、その後さらに自らのモチベーションを高め持続させていくためには、エネルギーを蓄えるための取り組みが必要となります。エコールド・まつしろも、そろそろエンジンが切れかける頃、原点に戻って松代の素晴らしさを地域の人自ら再発見していく機会を多くつくり、裾野を広げていく取り組みを地道に取り組んでいく時期かもしれません。
夢空間でも平成19年度松代学講座を7月から3回にわたって開催します。開催日程がきまりましたので明日ご案内します。