湯めぐりくんの温泉日記だ

日帰り温泉中心の湯めぐり日記。良質の温泉にサウナと水風呂があればごきげん!

No.167 須川温泉 須川高原温泉

2007-08-18 07:04:26 | 岩手県
須川温泉 須川高原温泉(岩手県一ノ関市)に行ってきました。

岩手県と秋田県の境の峠にある、古くから湯治場として親しまれてきた温泉です。毎分の湧出量は5000ℓとも6000ℓともいわれ、溶岩丘の下から滝となって落ちるほどの豊富さです。
標高1129mにあるので、下界は暑くてもかなり涼しいです。
冬場(11月~4月あたり)は雪に覆われてしまい休館になります。
露天風呂は50人が楽に入れそうな正方形の湯船で、強酸性の白濁した源泉が豪快に流れ込んでいます。
正面の奇岩を眺めながら広々とした温泉に入るのは最高の一言に尽きます。
湯温は40℃くらいのぬるめですが、すぐに身体が熱くなってきます。
内風呂は別料金(500円)で、千人風呂とも呼ばれる40人は楽に入れる広い湯船です。
白濁したお湯はかなり熱めですが、隣に小さなぬるめの湯船もあります。
館内にもう一つの内風呂「霊泉の湯」があり、無色透明で非常に熱いのですが、これは最高の泉質です。
総合評価:☆☆☆☆☆
ダイエット度:測定忘れ

No.166 鉛温泉 藤三旅館

2007-08-17 01:17:44 | 岩手県
鉛温泉 藤三旅館(岩手県花巻市)に行ってきました。

夏油温泉から1時間ほどで着きますが、この日はここで泊まりです。
まず何といってもこの旅館の名物は、日本一深い岩風呂の「白猿の湯」です。
平均深さは1.25mほどあり、立って入浴しなければなりません。
湯船の底からは無色透明の源泉が湧き出て(注がれて)います。
まず浴室の戸を開けると地下に大きな小判形の湯船があります。
天井も高く吹き抜けになっています。
階段を下りて行くとそこが脱衣所で、衝立もありますがほとんどオープンな感じです。
温泉の温度は43℃くらい。
この大きな湯船もいいのですが、私が気に入ったのはその隣におまけのようにある丸い一人用のぬる湯。
温度は32~33℃くらいでしょうか。つい眠くなってしまいます。
この2つの湯船を交互に入っているといつまででもいられそうです。
この白猿の湯は基本的に混浴ですが、女性専用時間が8時~9時、14時~15時、19時~20時半に設定されています。
他にも桂の湯、河鹿の湯、白糸の湯、龍宮の湯などいろいろあり、全て源泉掛け流し、消毒剤投入なしということです。
大満足しました。
総合評価:☆☆☆☆☆
ダイエット度:測定せず(2ヶ所あり)

No.165 夏油温泉 元湯夏油

2007-08-16 22:54:02 | 岩手県
夏油温泉 元湯夏油(岩手県北上市)に行ってきました。

ここに来るのは昔焼石岳に登った帰りに訪れて以来、十数年ぶりになります。
入畑のダム湖を渡り、車1台が通れる道を15分くらい奥に進むと、元湯夏油と大きく書かれた赤い屋根の建物群の前に出ます。
立派な門といった感じの渡り廊下を横切り、左右に並ぶ宿舎を抜け石段を降りて行くと、川のそばに露天風呂が点在しています。
日帰り入浴は露天の5ヶ所で、全て混浴ですがそれぞれ女性専用時間が設けられています。
ちなみに午後からだと12時から16時が滝の湯、16時から17時が真湯と女の湯、17時から18時が大湯・疝気の湯・滝の湯などとなっています。
また内湯(2ヶ所)に入りたい人は日帰り休憩(10時から15時)を利用できるそうです。

大湯は名前通り一番大きな長方形の湯船で、15人くらいは入れるでしょうか。
狭いながらも男女別の脱衣所があります。
無色透明のかなり熱い湯が岩の間から流れ込んでいます。
温度計を持っている人がいて、測ってみると湯口で48.5℃、それ以外は45℃でした。
さすがに我慢大会のような感じで入っていましたが、出てからもなかなか汗が止まりませんでした。
なおこの湯は神経痛に定評があるそうです。

大湯から少し下流に行くと、疝気の湯があります。
脱衣所は共通で、すだれがかかっています。
半円形の5~6人が入れるくらいの湯船で、ぬるめの39℃くらいの湯が底から湧いています。
ここは婦人病に効くそうです。
360度自然に囲まれていますし、個人的にはここが一番気に入りました。

さらに下流の湯へは、石段を登って上から行くこともできますが、今回は川を渡って行くことにしました。
裸で行くことになりますが、それほど恥ずかしいという感じはしませんでした。
真湯は大湯より若干小さめな湯船で、脱衣所も男女別にあります。
41~42℃のちょうどいい温度です。岩の間から源泉が流れ込んできます。
この湯は肝臓病にいいそうです。
またここは男性と一緒に女性も多く入っていました。

夏油川を挟んで真湯の対岸に女の湯があります。
ここには木の狭い橋を渡って行きます。
前面に目隠し用のすだれが掛かっていますが、脱衣所は共通です。
小ぶりの湯船ですが、底から泡とともにお湯が湧いていて、温度もちょうど良く気持ち良かったです。
この湯はホウ酸性が強く、別名目の湯とも呼ばれているそうです。

あと石段の途中に丸太小屋風の滝の湯があり、ここは硫黄を含む泉質です。
また全ての湯船には半透明の屋根が付いているので雨でも問題ありません。
この時期、露天風呂はアブなどが多く結構うるさかったです。
やはりお勧めはもう少し寒い時期でしょうか。
なおここは11月半ばから5月半ばまでが冬季休業です。
この夏油温泉は、私が今まで入った温泉の中でもベストの内の一つです。
総合評価:☆☆☆☆☆
ダイエット度:体重計なし