夢見る夢子

２、３日めに、キムタクの夢見だ
（２、３日前に、キムタクの夢を見た）

一回目覚めで、まだ続ぎ見だ
（一回、目が覚めたけれど、また続きの夢を見た）

なーんぼえへたがさ
（すごーく よかったゎ）

いっとくばって、わ、キムタクのファンでもなんでもねはんでな
（いっとくけど、私はキムタクのファンでもなんでもないわよ）

あんまりめごせして今日まで黙ってた
（すごく恥ずかしくて、今日まで黙ってたの）


けさ、まだ夢見だ
（けさになって、また夢を見たの）

孫ばさま、出できた
（祖母が夢に出てきた）

古い洗濯機が壊れで、困ってらんた
（古い洗濯機が壊れてすごく困ってる様子）

そしたっきゃ、兄も出てきた
（そうしたら、兄も出てきた）

わの兄、なしてだがさ、新庄剛志になってた
（私の兄がどうしてだか、新庄剛志に変わってたの）

わも高校生くらいになってた
（私も高校生くらいになってた）

来客あって、お茶を入れねばまねぐなった
（来客があって、お茶を入れなければならなくなった）

お茶のはずが紅茶をいれでた
（お茶のはずが、紅茶を入れてた）

なしてだがさ、二つのボールに入れでた
（どうしてだか、二つのボールに入れてた）

そのうちのひとつがにげして、困ってまった
（そのうちのひとつが苦くて、困ってしまった）

「これ、にげしてどせばいいべ？」
（「これ、苦くてどうしよう？」）

「冷めればわがねね」
（「冷めたらわからないよ」）

夢の中でかえってにげぐなるべな、と思った
（夢の中でかえって苦みが増すよ、と思った）


兄まだ、洗濯機の修理で、てんやわんや…
（兄の方は、壊れた洗濯機で、てんやわんや…）

そのうぢ、おがしぐしてまっただびょん
（そのうち、おかしくしてしまったみたい）

そのさま、見でたら、新庄剛志でねくて
（その様子を見ていたら、新庄剛志ではなくて）
おいのせがれでだんた
（私の息子のようでした）


けさまだ、すんごぐさびして
（けさはとにかく、ものすごく寒くて）

体、いだぐておぎらいねへた
（体が痛くて起きられなかった）

チビもすぐおぎだばて、二人してまだ二度寝した
（チビもすぐに起きたけれど、二人でまたすぐに二度寝したの）

おぎだっきゃ、７時ちょっとめ…
（起きたら、７時ちょっと前だった…）

いつものように散歩さいぐちがったきゃ
（いつものように散歩に行こうと思ったら）

せがれの車、ね
（息子の車がなかった）

わいはー　あのわらし、今日仕事だだが？
（えー　あの子、今日仕事だったの？）

休みだと思ってたっきゃ…
（てっきり休みだと思ってたのに…）


夢見る夢子

目覚めだら、現実に戻ってまた・・
（目が覚めたら、現実に戻ってしまったようです）