平行線。

朝はこんな風に夜が明けました…
夕べ、兄嫁から電話がありました
やはり恐くて電話に出ることができません
それで留守電も入っていたので、恐るおそる…

か細い声で３度聞きなおして、やっと理解
一度見舞いに来てほしい…
わかっている、そんな事は自分が一番よくわかっている

そこで具合が悪くなって、
お尻の穴が痛くなるほどにトイレに走った

朝、うちの人に電話をしてみた…
残りのお金を入金したかどうか、それと
どうしたらよいか、と相談…

「んだなー　行がねばまいねなー」
「だってぇ  一人だと心細くてまいねもの～」
「へば、〇〇を連れて行がながー」

〇〇とは下の子のこと
学生時代はそれでも構わなかったけれど、
たまの休み（仕事）に、誘うのもためらわれた
しまいには、「今、仕事中だはんで…」






この繰り返し…
いつも仕事ばかりで、家庭のことは省みない
やはり平行線。

私の余生はこの人と一緒に暮らせない
そう思った…
せめてタバコさえ止めてくれれば
考えただけで腹痛がした

そこで、昼食時に息子に頼んだ
「今度、見舞いとかあったら、休みの日とか
一緒についてきてくんない？」

そうしたら、コクンと頷いてくれた
市内ならともかく、H市までは行けない
行くだけで、相当な神経が要る
何度もいうようだが、私は方向音痴…

普通の人にはわからない感覚かもしれない





夫に電話をしてたのは、スーパーの駐車場
家の中よりは、外の方がかけやすい
気分がまるで違うのである…

そこで勇気を出して兄嫁に電話をしてみた
素直に自分の気持ちを話した
そうしたら意外な事に、私の言葉を快く
そのまーんま 受け止めてくれたのである
（優しい兄嫁であった）

兄嫁はペーパードライバーだった…
運転は危ないので、こちらは大丈夫、との事
兄の症状は思ったよりも軽症でした

だた、ろれつがうまく回らない
後は排泄がうまくいかない
食事はしてるそうです…

仕事（病院のバスの運転手）は、当然出来なくなりました





そのあと、姉の様子も伺えました
９月末に退院予定でした…
ところが外泊中に、薬を二重に飲み、元の木阿弥
また具合が悪くなり、退院の目途が立たなくなったそうです

初めて姉から電話をもらった時、普通にお話が出来ました
それ以降、またろれつの回らない話し方で
様子がおかしかったのです

洗濯も業者がしてくれるし、自分でもやってるそうです

ところが…

姉は買い物依存症？だったらしいのです…
部屋の２階には、足の踏み場もないほどに
買った衣料品やらが散乱していたというのです

私と姉はやはり似ているのでしょうか？
私はその話を聞いて、ぞーっとしました





i6 もしくは16… 連番で書かれていました

ただ、姉の場合、元々おしゃれが大好きでした
靴屋さんにも勤めてました
ついでに我も強かったです…

子供もいなく、旦那さんも愛犬も亡くしました
そのせいで買い物にも拍車がかかったようです
行く度に着ている物が違ってました

そんな姉と私はどこが違うのでしょうか？
それは…
姉は高い物を買っています
私は秋口になってから100円～500円とか

値段の違いはあれど、中身は同じだと思います
心の隙間に寂しさが入り込んでいるのです
どうしようもない寂しさが…





ついでといってはなんですが…
先日電話に出れなかったので、Yさんにもしてみました
そうしたら、病院にいました

検査結果で気になる数値の箇所があったそうです
それを調べにきてたんだとか…
今日は患者がいっぱいだそうです

病院にいるのに、どうしてケータイがつながったの？
ケータイは電源を切らなければならないはず
ストレスの原因は返品の仕事で疲れたんだとか

彼女に説明したら、私がついていってあげる、と。
行くかどうかまだわからないが少し安堵した

しかし…

代わりに夫の態度が未だに変わらないのは
一体どういうわけなのだろうか…
弱い心の痛みは何も感じないのだろうか

守るべきものは、建てた家だけなのだろうか
中に住んでいる我々の事は…
と思うとまた心の隙間に寂しさが漂った…

今日は歯磨き粉と鶏肉を買うのがやっとでした
まだお腹は痛いです…
それでも負けずに昨日からパンを仕込んでいます

低温でゆっくりと…

私も徐々にですが、弱い自分を克服したいと思っています
頼れるのは自分しかいないなんて、とても悲しい事です

タクシーでも電車でもバスでもと考えたら何処でも行けますね
だとしたら、私のこの弱さは一体どこから来ているのでしょうか
不安、心細い、漠然とした恐さ

考えているうちにもうおかしくなります
だから側にいつも誰か いてほしい…
どうすればよいか、導いてほしい

姉からは、夜 たまに無言電話があります
何も言わずに切ってしまいます…
私の耳がちゃんと聴こえたならば、
息子や姉とも意思疎通がうまくいったのではないかと…

※ 個人的なことなので、今回はコメントを差し控えさせていただきます
（本当は心に穴が空いたようで、むなしい気持ちでいっぱいでございます）