信じられる?

自分がふと、何かに迷ったとき、
どうしますか？
どんなときでも自分自身を
信じられますか?



私は人が言うような大きな挫折を味わったことがない。
順風満帆、理想的で、素晴らしい道を歩んでいる。
一般的に見ればそうだろうし、
実際、幸せなんだろうな、とも思う。



でも自分のことに一向に自信がなくて、
堂々とあるいているように見えても実は、
真っ暗闇の先も方向も分からない場所にいて
自分の足下だけ照らしてまっすぐ歩いている、
そんな気分。


実は行き先もなにもわからなくて、
目の前に、足下に見えている道を辿っているだけ。






たくさんの人が周りにいてくれて、見守ってくれたり
声を掛けたりしてくれているけれど、
転んだときやつまずきそうなとき、
歩き疲れたときに手を握ってくれる人はいない。

一人で座り込んで、足下を照らす明かりをもう一度つけ直す、それだけ。






ずっと、こうやっていくのかな？
どこにもよりかからずに、手を伸ばさずに
生きていけるのかな？

私が進んでいる道は、間違っていないのかな？
見落としていた、分かれ道があったのかな？
見えていないもう少しには、行き止まりや崖が待っているのかな？






こわい。
自分が決めたことだから、後悔はしないって決めたけど、
でもね。
不安はいつまでも消えずに
くすぶっている。