つゆにっき

露のようにはかなくてちっぽけだけれど、きらきらした日々を綴っていこうと思います

選択

2013-01-31 21:20:03 | 日記
人生の岐路に立ったとき、どうやって道を選びますか。
誰の、何の、どんな言葉を、どんな思いを、どんな行動を
選択する際の判断材料にしますか。




友達が大学院への進学に向けて、がんばっています。
様々な困難の中、乗り切ろうとしています。
4年間の長いようであっという間の大学生活において、
大事な友達や、大切な恋人、豊富な知識と経験、部活や勉強に打ち込む熱意
たくさんのものを得て、次へと進もうとしています。


そんな中で、私はこの4年間、何をしてきたのだろう
何を得ることが出来たのだろう


あっちこっちに手を出して、あれもこれもやった。
充実していたといって間違いはない。
けれど、
最初の1,2年で打ち込んだサークル活動。
他の人から見れば充実して、結果も出せたと言えるのだろうけれど。

結局、何か残ったのかな。
そこそこのところまではいけても、
もう1段上へ行くには、私には足りないものが多すぎることに気が付いて、
あの子たちと同じところまでは上ることが出来ないことに気が付いた。
気が付いて、そこへ行くことを結局諦めてしまった。
諦めなかったとしても、おそらく上り詰めることは不可能だったろうし、
本当にたくさんのものを犠牲にしなければならなかっただろうから。

高校で、もっと部活がんばっていれば、
インターハイ行けるくらいの実力をつけていれば。

何か違ったのかもしれない、と思ってしまう。





勉強がもう少しできなければ。
京大なんて目指さなかっただろうに。
自分が贅沢なこと言っているのは、分かっている。
行きたくても行けない人も多くいるのも、分かっている。

学歴が欲しくて来たわけではない。
幅広い人との出会いと、充実した環境を求めて来た。

のはずなのに、その充実した環境で、本当に心から勉強に打ち込むことが出来た?
自分の恵まれた環境を存分に活用することが出来た?


もちろん、卒論がんばったし、授業にも出て、先生からたくさんのことを学んだつもり。
でも、でも、
それがどれほどのことだったんだろう。
どうしても京大である必要はあったの?

人と争うことが好きではなくて、
一番になることが好きではなくて、
お金持ちでなくても、有名でなくてもいい。
平凡な幸せだけが得られればそれでよかった。
先生に受験を勧められた東大を受験することを拒んだ。
一番が嫌で、せめて、と思って京大を選んだ。
もちろん、これだけの理由ではないのだけれど。

だとすると、京大にこだわる必要はあったのかな?
その分、他のことに力入れていたら、
これだけは!!っていうものできたのかな?




結局、私の大学生活って、
なんだったのだろうって考えてしまいます。
楽しかったし、素敵な人たちと出会えました。
いろんなところに友達ができました。
本当に恵まれていて、いっぱい幸せをもらえました。

これが、この後の人生にちゃんとつながって活かされていくのかな。
しっかり前を向いて、
自分の人生を見据えてこの4年間を過ごしてきた人を見ていて、
少し不安になってしまいました。




大学生活も残り少なくなってきて、
扶養からはずれて本当の意味で自立しなければならない日が近づいてきて、
引っ越しの準備や卒業の準備、社会に出て行く準備をしなければならなくて、
ここ最近、感傷的な気持ちになっているから。

余計に不安も寂しさも孤独も、募ってしまいます。




これまでのことは変えることはできないのだから。
ちゃんと割り切ってしまわなければ。

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