ママの偏差値

ほぼ猫ブログです♪

ひどい話だ!

2007-12-08 23:27:43 | ひとりごと時々老後のお話
今日、母のお友達のお母様(85歳)の話を聞いて悲しくなりました。

そのお母様は北海道に住んでいました。
近くに弟さん夫婦が住んでいて、時折様子を見てもらっていたようですが、
お母様も最近少し痴呆が入り、一人で家にいるのは心配なので
母のお友達が埼玉の家で一緒に住むよう説得しに行ったそうです。

母のお友達はそれまでも一ヶ月に一回は北海道へ行って
お母様の様子を見に行っていたようです。
先月、北海道に行った時には何でもなかったのですが、
今回お母様の家に行ってみると、大変な事が起きていたそうです。

今まで大切にとっておいたお金がない!
通帳を見ると、この一ヶ月の間に200万円が引き出されていたそうです。

お母様に聞いてもオロオロするばかり。

なぜだろう・・・と思っていると
そこへ見ず知らずの男性二人がチャイムも鳴らさず
「おばあちゃん、来たよ~」と勝手に入ってきたそうです。

母のお友達はビックリして誰だか聞いてみると
その二人組の男も、まさか他に人がいるとは思わなかったようで
「水周りが大丈夫か見に来て」とか、適当な事を言って
さっさと帰って行ったそうです。

どうやら、その男たちが定期的にお母様の家に来て、
勝手に通帳からお金を下ろしていたようなのです。

母のお友達は恐ろしくなって、すぐに警察に届けました。
このままだったら、財産も、もしかしたら命も奪われてしまうのではないかと
恐ろしくなり、そのまま荷物をまとめてお母様を埼玉まで連れて来たそうです。

ひどい世の中です。
一人暮らしの85歳のお年寄りにそんな事をするなんて。

お年寄りに近づいて
財産を奪うなんて。

お年寄りをいたわるのではなく、
食い物にしようなんて、腐りきった男達です!!!

この話を聞いて、なんて寂しい世の中だと悲しくなりました。
ショックです・・・

これから高齢化社会になり、家族の事情から一人暮らしのお年寄りも増えると思います。
それに伴って、この様な犯罪が増えたら・・・と不安になります。

これは実際に最近起こった話なので、
みなさんも充分に気をつけて下さい。
「こんな事もある」と少しでも多くの人に知ってもらって
家族に近所に一人暮らしのお年寄りがいたら、気にかけてあげて下さい。

こんな事が二度と起こらないよう祈るばかりです・・・


~~悲しい記事だったので、ピータンのまったり画像を載せておきます~~










優しい社会になりますように・・・


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ひどい事をした男達は、
人を欺いてお金を得て
人としての魂を失ったのですね。
こんな風にして得たお金で絶対に幸せになんかなれない。
そうですよね?

学び・・・なのかな?

2007-12-08 09:06:34 | ひとりごと時々老後のお話
後ろ向きモードの私は、ちょびの事でも他の事でも
「あの時ああすれば・・・」
と選択を後悔しているようなところがあります。

自分にとって辛い事
今、苦しい事、悲しい事
かつて選択してきたのは自分なのに
いや、、、自分だからこその後悔です。

そういうときに出会った本は
「たら・れば」の後悔をどう受け止めるかという
テーマが見えるような本でした。


「流星ワゴン」重松清

「死んじゃってもいいかなあ、もう」
反省や後悔をはじめればきりがない。
夢も希望もない。
死のうと決めるほどの気力もない主人公が
5年前に交通事故で死んだ親子のワゴン車に乗って、不思議な旅に出ます。
『やり直しの旅』に。

旅の途中、なぜか同い年の父も現れ
主人公はひとつひとつ、自分の過去に向かい合います。
人生の岐路のあの場所へ。

「後悔」の気持ちより、あの時を検証して
今精一杯、自分のできる事を探して生きる。
愚痴ることより、目を背けるより
現実を受け止めて一歩を踏み出すことが大切だと教えてくれるような本でした。

私にとっては深いテーマを与えてくれた本ですが、
あまり難しい事を考えなくても楽しめる、そんな本です。
もしも、同い年の親に出会ったら、私はどうするんだろうなー。

キノ子の中学受験をきっかけに読みはじめた「重松清」ですが、
幼い頃の気持ちや痛みを
鮮明に思い出させてくれる文章が大好きです。
彼の本は一気に読めますよ。

流星ワゴン (講談社文庫)
重松 清
講談社

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「江原啓之 本音発言」江原啓之

江原啓之と江原啓之に批判的な記者との本音バトル!?

私は江原さんの本は今まで読んだことがないので手にとってみました。
今までのバッシングにどう答えるのかが興味深かったです。

江原さんが嘘をついているとは思いませんが、
実は私もあの世やオーラには半信半疑なところがあります。

でも江原さんから出てくる言葉には迷いがなく、
生きるという事を考えさせられる言葉の数々は
至極あたりまえであり、そして大切な事だと思いました。

生きていく上での苦難は「学び」であり、
気持ちを切り替え、別の角度からみつめることによって
それを鍛錬するチャンスだととらえ自分を磨いていく。

私には強さがないので
全ての困難を「学び」と受け止めるのは、いささか重いのですが
何事もポジティブに生きていくというのは
人間の「知恵」でもあります。

失敗、嫌な人との出会い、「こんなはずじゃなかった」を
「学び」と消化できるまでには時間がかかりますが
全部を鵜呑みにするのではなく、
この本に書かれていることを自分なりに咀嚼して
心の栄養にしていこうと思いました。

江原啓之 本音発言
江原 啓之
講談社

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上の二冊とも、本屋さんでパッと目に付いて
家に帰ってから一気に読んでしまいました。

また少し経って読み返してみたら
今度は違うものが見えてくるんでしょうね。
読書ってその時の読み手の気持ちで色を変えていくところが好きです。


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