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除雪ボランティア「スコップ」応援サイト

豪雪地帯では過疎化高齢化により雪処理の担い手が不足しています。このため除雪ボランティアによる雪処理が重要になっています。

津南町三箇地区の活動の様子を紹介します!

2025年02月21日 | Weblog

2月8日~9日に実施した、津南町三箇地区での活動の様子を紹介します。

前日からの大寒波により、高速道路の通行止めや公共交通機関の運休など、遠方から来られる参加者の皆さんにも大きな影響がありました。

活動開催が危ぶまれましたが、安全を確保したうえで「実施」することとなりました。

<1日目>8日13:00~

今日の目標は「1階部分からも光が入るように!」
参加者の皆さんで力を合わせて、除雪作業を始めます。

参加者の皆さんは、どうすれば効率的な作業ができるのか意見を出し合いながら作業をしていました。

 

除雪前:1階部分は完全に埋もれてしまい、2階部分の窓まで雪が迫っています。

除雪後:1階部分からも光が入るようになり、さらに雪で埋もれてしまっていた小屋も出入りできるようになりました!

 

適宜休憩しながら、約3時間の作業を行いました。

 

今日の目標が達成できたところで集合写真を1枚。

雪が降る中での作業となりましたが、けがなく1日目の活動を終えることができました。

作業後は車で20分ほどのところにある「松之山温泉街」に。

実は「松之山温泉」は日本三大薬湯のひとつなんです!

スコップの活動場所の近くには温泉があることが多く、参加者の皆さんも温泉に入ることを楽しみにしているようです。

 

汗を流したところで、夕食兼交流会です。

「津南町で知らない人はいない」と言われている日本料理屋「矢口商店」のお弁当はもちろん、地元の方が作ってくださった温かい豚汁やおにぎりで、参加者の皆さんからも大好評でした。

 

<2日目>9日 9:00~

まずはオリエンテーション。

作業の内容について教えていただきました。

 

今日除雪するお宅の周りは、雪を捨てる場所がないほど、一面に雪が積もっています。

そのため、まずは、積もった雪をかんじきで踏んで固める作業からはじめます。

このように、雪を踏み固めることで、雪捨て場を確保することができます。

 

次は、積もった雪や屋根からの落雪によってできた雪山を崩します。

ある程度雪山を崩すと、除雪機を使うことができますが、除雪機が入れない場所は人力で作業をする必要があります。

 

作業を進めると、ようやく1階部分窓が見えてきました。

スコップを使って窓部分の雪を掘ります。

雪の重みで窓が割れてしまう危険があるため、この作業は必要不可欠。

約2時間で作業終了です。

 

最後に参加者全員で記念撮影。

受入担当者からは「有事の際には、地域外から駆けつけてくれるようなつながりを作りたい」というお言葉をいただきました。

 

今回のスコップの活動が、三箇地区に訪れるきっかけになれば嬉しいです。

参加者の皆さん、三箇地区のみなさん、2日間ありがとうございました!

 


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