除雪ボランティア「スコップ」応援サイト

豪雪地帯では過疎化高齢化により雪処理の担い手が不足しています。このため除雪ボランティアによる雪処理が重要になっています。

津南町三箇地区にて除雪活動を行いました!

2023年02月21日 | Weblog

2月11日~12日に実施した、津南町三箇地区での活動の様子を紹介します。
 
三箇地区での活動は3年ぶり。
コロナ禍で思うように活動できない期間を乗り越え、今回は「地域交流」の要素が散りばめられた活動となりました!

暑いと感じるほどの晴天の下、2日間計10名のボランティアの方々が除雪に汗を流しました。

 

<1日目> 11日13時~

まずはオリエンテーション。
「三箇地区都会との交流を進める会」恩田稔代表からは、地区の魅力、県内外との交流経験など、地区への理解を深めるお話を伺いました。

ちなみに「三箇」という地名は、辰ノ口、鹿渡、鹿渡新田の3つの集落が集まることに由来するものだそうです。

説明を終え、いよいよ2班に分かれて除雪へ向かって行きます。
移動の途中にも、集落の住宅の屋根の形について、地元の方から説明がありました。
雪と共存するために様々な知恵が隠されていますが、皆さんはご存じですか?

(屋根の真ん中の出っ張り「雪割り」は、左右に雪が滑るようにする役割があります)

積雪量は平年よりも少なめですが、屋根からの落雪によってできた雪山を崩す作業が必要です。

雪山を崩す係、雪の塊を崩して道に投げる係…
自然と参加者の皆さんの中で役割分担ができ、スムーズに除雪作業が進みます。

2時間ほどの作業で、見違えるほどの変化が!

参加者の皆さんが力を合わせて作業したからこその結果ですね。

1日目の作業後は、近くの「松之山温泉街」へ向かう方がちらほら。
温泉に入って疲れた身体を癒せることも、この活動の魅力です。
(スコップの活動場所の近くには、温泉があることが多いんです!)

そして1日目の最後には夕食兼交流会。

1人1人自己紹介をする中で共通の話題が見つかり、ぐっと距離が縮まることも!
席移動の制限やマスク着用等の感染症対策を行いながら、津南町職員の方々も交えて仲を深めました。

 

<2日目> 12日9時~

まずは澄んだ青空の下で集合写真を撮影。参加者の皆さんの気合が伝わってくる一枚です。

その後2班に分かれ、除雪を開始。
住民の方に差し入れをいただき小休憩を挟みながら作業します。

雪山がみるみる小さくなり、視界が開けてくる様子に達成感を感じます。

除雪を進めると驚きの光景が。実は雪山の中に植木が隠れていたのです!
これには参加者もびっくり。

2時間ほど作業を行った帰り際に、信濃川水力発電所を見学しました。

かつては東洋一とも言われた大きな発電所で、1日あたり1億円規模の電気を発電していたとか…。
地区の歴史を知ることができるところも「スコップ」の魅力の一つです。

今回は計4軒の除雪を行いました。参加者の皆さま、本当にお疲れさまでした!
 
今後の活動についてもブログを更新しますので、お楽しみに!


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