歩こう、歩こう、元気に歩こう!

サルサに社交ダンス、今は昔…思い出してもたのしかったなぁ。今は、毎日歩いています。 森林浴、癒されます。

侍、長次郎

2010-08-23 12:18:38 | 映画・演劇・テレビ
切ない

近藤長次郎の尽力で、やっと長州の為に、軍艦、武器の買い入れにも成功し

あとは、念願の薩長に手を繋がせる事…そろいの衣装まで誂え,祝いの写真まで撮ろうとする
晴れ晴れしい顔の社中の面々…

日本の為、新しい日本を作る為…私利私欲には走らないという、言葉の何と空疎に聞こえる事か

どこか理想と夢を語るばかりの社中の仲間の中にあって、ひとり現実を見つめ、苦しい社中の
台所を支え続けてきた…長次郎。

全ての交渉の全権を与えられていた彼が、交渉相手の長州の代表(井上聞太ラ)の承認を
得て、その櫻島丸を運行できる権利を得て、社中のために益をはかる仕事ができるようにと
いう約束を取り決めるのも…今なら、互いの納得の上での契約なら何の不都合もなかった
であろうに…

今は長州の顔を立て、薩長連合のテーブルに着かせる事が、最優先と…長次郎に折れる事を
即する、龍馬…「笑ってくれ、長次郎!!二人で、綺麗な芸妓を呼んで、
うまい卓袱料理を食べよう!」やっと、笑顔を見せて別れる二人

ただ、その事を知った社中の連中が、長次郎を責めた!!

亀山社中は、私利私欲に走らないはずでは。それをしたら、薩摩からも長州からも
信用されなくなる。武士は喰はねど、高楊枝という事を知らんのか?
しょせん、お前は商人の出の偽侍だから。等など。

ひとり、社中の外に、腰を降ろしている長次郎の何と孤独な様子。

もう、みなと同じ夢を抱く事が出来なくなってしまった…。

このとき、龍馬がそばにいてくれたら

結末が切ない

商人の出の偽侍…と、侮られた長次郎が、侍だけに許された“切腹”という形で
社中へ難が及ぶ事を、避けようと…。

(昨夜は、TVどころでなかったので、今日録画を見て…
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 何思う…?? | トップ | やっと… »