8月3日(土曜)
源氏物語を、三部にわけて、
『若菜上下』より『雲隠』(巻名のみで、本文はなし。)巻名より、光源氏の死が暗示されるまでが、第二部。
冷泉帝(藤壺との秘密の子)より、准太上天皇の位を進められて、六条院も完成し、
春の町には、『紫の上』を、
夏の町には、『花散里』を、
秋の町には、『秋好中宮』(六条御息所の娘)の里帰りの邸宅として、使います。
冬の町には、『明石の上』が、住まっています。
源氏四十の賀を迎えようとしています。
紫の上との、情愛もいよいよ、磐石かと、思われる頃、降ってわいたようなことが!
兄朱雀帝が、出家するに際して、末娘の行く末を、案じ、
光源氏の元に、嫁がせたいと!
たぶん、十幾つの、少女。
しかも、兄の娘!
いくら、異母兄弟とはいえ、叔父と、姪では?!
ここから、不幸の影が。