見てよかった!!
血に弱い私め…何度か手術中のシーンで、目をつぶりましたが。
初めは看護師という仕事が嫌いで、オペに立ち会うのも、患者を苦しめる助けを
しているような気持ちで
『今日も後味の悪い手術だった…』と…日記に愚痴を書いている日常…
それが、最新医術の技をもった当麻医師が片田舎の病院に赴任した事から
一変…何とか、この先生に一歩でも近づきたい、邪魔にならないように、サポートしたい
と、懸命に勉強するようになっていく。
このナース(夏川結衣)の日記を、死後、医者になった息子(成宮君)が読んでいく形で
話は淡々と進んでいく。
最後まで、当麻先生(堤真一)は、追想の形でしか出てこない…
近所の仲良くしている母(余喜美子)と息子の上に起こった悲劇…泣いた
ラストシーンで、感銘を受けた(多分…)息子が、地位も名声も望まず
ただ患者の命を救う事に一生をささげた(多分…)当麻先生の元を訪ね
自分も地域医療に従事したいと(多分…)。結構説明と言うか、言葉少ない
映画なので…。見る側が推理していくと…。
その田舎の病院の院長室で先生を待つのですが…最後まで年取った(であろう…
だって、当時保育園児だった子供が、医者になるくらいの歳月がたったのですから)
当麻先生は現れず、ただ机の上に、脳死肝移植手術をした後、その病院を
去る日に、スタッフと映した写真(看護師のお母さんも写っている)がある!!
隣の隣のおじさんと、同じ所で笑い
同じ所で泣いちゃったよ